こんにちは、アシスタントのメロンです。私、会社の上司に嫌なことをされても、受け入れてしまいます。何か良い方法ないですか?
こんにちは、Greenですね。今回は理不尽なことを言われた時に、やめてくれと、嫌だと言えずに我慢して、自分だけが犠牲になって、受け入れてしまう。そういう人のための簡単なメンタルトレーニングを、これから少しお話ししてみたいと思っています。
全員が全員ではありません。
自己蔑視
私の経験上では、当たり前なんですが、理不尽といえば理不尽なんです。
理不尽な上に、抵抗できない様な状況で、精神的あるいは肉体的虐待を受け続けていたりします。
そういう人は大人になっても、無意識に自分に対しての虐待、発言とか行為を、うっかりというか、自然に受け入れてしまうんです。
同意してしまうんです。
許可を出してしまうんです。
そういう心構えの状態でいたりするんです。
これは非常にかわいそうだとか、不幸に思うことなんです。
例えば理不尽な要求をしてくる人、パワハラ上司とかですね。
セクハラ上司とかですね。
そういう本来許してはいけない人に、薄ら笑いで無抵抗に受け入れてしまうのです。
受け入れてしまう自分を、自分で自分が止められないんです。
どうして自分は受け入れてしまっているのかと、頭の片隅で思いながらも、しかし受け入れてしまうんです。
さらに悩ましいことに、嫌な人ではなくて、自分にとって本来良い人、例えば自分のことを褒めてくれるとか、自分のことを認めてくれるとかです。
自分のことを評価してくれる人ですね。
そういう人に対して、悩ましいと思うのは、そういう人を受け入れれば良いんです。
しかし逆に、そういう人に対しては、違和感とか抵抗感とか、偽善だと感じてるんです。
まさにあべこべなんです。
受け入れてはダメな人を受け入れて、受け入れたら良い人を抵抗するんです。
そういうことが起きたりするんです。
悩ましいなと思うんです。
ひとくくりにして申し訳ないんですが、そういう人はかなり自己蔑視をしてるんです。
すごく自分のことを軽蔑して軽く見てしまうんです。
自分のことを罰するんです。
意識的にというか、ほぼ無意識にやってるんです。
そういうことをしていることが、非常に多いなと思っています。
自分を蔑視する。
自分を侮辱する。
自分で自分のことを侮辱してるんです。
自分で自分に罰を与えるんです。
習慣
そういう癖というか、習慣が身に付いてるんです。
所詮は習慣の話なので、こういうことはトレーニングしていけば、新しい習慣を身につけて、改善することができます。
ただ問題なのは、何が一番悩ましいかといえば、無意識にそれをやっていて、自分に自分のことを軽蔑しているんです。
自分で自分に罰を与えてるんです。
自分がやっているということに気づいていないんです。
ここが一番悩ましいところです。
自覚すれば、自覚さえできれば、自覚したところから、自分にブレーキをかけて改め直すことができるんです。
無自覚にしていると、その習慣がどんどん強化されるんです。
これが非常に怖いというか、悩ましいことなんです。
表現が合うかどうか分かりませんが、自分のことを安売りする。
自ら自分だけが犠牲になるんです。
自分だけが損をするとか、そういう役回りなんですね。
断れずに自分だけが嫌な役回りを押し付けられるんです。
それで悔しい思いをしてるんですね。
後悔
一言で言うと、いわゆる後悔をするんです。
もし人生で後悔することが多いと感じるのであれば、そういう人も無意識で、自分で自分のことを軽蔑していたりするんです。
無意識的に自分のことを罰していたりするんです。
そういう癖を実は持っているんです。
そういう風に思っといた方が、案外良いように思えます。
少し視点が違うと思いますが、本当はノーと言いたいんです。
本当は抵抗したいと思っているんです。
絶対許さないと思ってる人に対して、そういう時に、何と言えばいいのか分からないんです。
どのように抵抗すれば良いのか分からないんです。
そういう人たちも、実は要注意なんですね。
抵抗の表現の仕方がわからないという人は、表現が良いかどうか分かりませんが、何かと餌食になるという確率が高くなるんです。
獲物
私もたくさん見てきているんですが、言葉の表現に語弊がありますが、ご容赦していただくとして、獲物を探している方がいてるんです。
こいつは抵抗しない。
こいつは利用できる。
そういう人を探し続けてる人は、結構いてるんですね。
そういう人は嗅覚が優れてるんです。
こいつは抵抗しない奴だなと、見抜く力が長けているんです。
もう少し別なところが長けていれば良いと思います。
残念ながらそういうところが長けているんです。
そういう狼みたいな人に見つけられてしまうと、やはり抵抗する方法知らない人は、なかなか逃げることができないんです。
そこでどんどん利用されるだけ利用されて、最後はポイ捨てされるんです。
そういうことが結構あるんです。
人によっては肉体的に体を鍛えるとか、格闘技を学ぶとか、法律を学ぶとか、何がしかのコミュニケーションスキルを学ぶんです。
そうすることによって、相手に対抗するんです。
できるかもしれないんですが、人によっては1日2万回とも3万回とも言われてるんです。
9万回とも言われてるかもしれないです。
内部対話
いわゆる内部対話なんです。
つまり無意識の独り言です。
これが自分で自分を罰するようなことをしているんです。
自分で自分を軽蔑するような独り言ばかりしていれば、いくらスキルとして何か身につけたとしても、現実世界ではなかなか対抗できないと思ってるんです。
なので自分のことを蔑視してしまったり、軽んじてしまうんです。
自分に罰を与えてしまっているんです。
シンプルな方法
そういう自覚が自分自身ではなかったにしても、何かと自分の人生を振り返った時に、後悔する場面とか、悔しかったと感じているか方は、自分の中でどんな内部対話をされているのかをチェックされてみるのが良いと思います。
チェックの仕方は本当に簡単なんです。
一回それをやってみても良いと思います。
振り返りやすいので、ノートとかの方が良いと思います。
ノートとペン
ノートとペンを用意したならば、
後悔したことでも良いですし、不愉快な出来事でも良いです。
何かひとつのエピソードでも思い出しながら、10分間ぐらいタイマーで測りながら、ぼーっとして欲しいんですね。
ぼーっとしていると頭の中にいろんなことが思い浮かんできます。
あれやこれやといろんなことが浮かんできます。
それを逃さないように、出来る限り書いていってください。
ああいうこともしたかった。
あの時は悔しかった。
これは楽しかった。
ポジティブなことも当然出てきます。
いろんなことをどんどん書き出して行ってください。
どうして自分はあの時あんなことをしたのか。
どうしてあの時嫌だと言えなかったのか。
いろんなことが思い出されるので、10分間ならば10分間と決めて、書き出して欲しいんです。
長くても20分からやれば十分ではないかと思っています。
20分間もすれば、結構、手は疲れます。
20分間が限界だと思います。
20分間でもすれば、自分が書き出したものを、改めて読み返して行きます。
自分を責めています。
自分に罰を与えてます。
自分の劣等感を強化しています。
自分には価値がないんだと信じるようなことです。
自分は無力なんです。
そういったものがいくつぐらいあるかを、改めてチェックしていくんです。
意味を分かってくれますでしょうか?
頭の中に思い浮かんだことを、とにかく書けば、いくつか出てきます。
私自身も時々するんですが、たまに出てきます。
どうして自分は、だらしないのかと時々出てきます。
チェックした時に、自分を責めたり、自分のことを罰したり、自分のことを恥じたり、自分の存在価値を恥じてしまう。
根拠
というものをチェックしたならば、根拠はということについて考えて欲しいんです。
どうしてこういう風に考えるのかという根拠ですね。
その根拠はいったい何なのかということについて、考えて欲しいんです。
よく思っているんですが、これは根拠がないとかです。
そういうのであれば、全部書いたものを消して欲しいんです。
消す際に、今まではこういうことを信じていましたが、これからはこういうことを信じるのはやめよう。
決意はした上で線を引っ張ってください。
消すということをするのが良いと思います。
これは自責癖というか、自罰癖なんです。
自己蔑視型という人は、そういう人は定期的に、1ヶ月に1回くらいされると良いと思います。
定期的にやっていくと、少しずつなんですが、確実に無意識の嫌な独り言は、減っていきます。
すごく減っていくので、自分で自分のことを貶めるとか、自分で自分のことを罰するという行為自体が減っていくんです。
何か自分の身に降りかかってきた嫌なことに対しても、抵抗する力が強くなってくるんです。
これまでは相手からの圧力、さらに自分も圧力をかけてますから、やはり受け入れるしかないんです。
最後に
受け入れるしかなかったんですが、相手からの圧力に対して、自分は違うんだ。
自分からプッシュする圧力がわいてきます。
抵抗できるようになってきます。
地味な作業ですけども、本当に簡単にできるので、自分の内側でどんなことをしているのかをチェックして下さい。
根拠のないものは消して、そういう作業を地味にしてください。
そういうメンタルトレーニングの初級の初級ぐらいの話ですね。
案外効果あるんですよ。
是非行ってみられると良いのではないかと思っています。
いかがでしたでしょうか、今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。