なぜかって言うと、笑ってる人の方が得なんだよ。
それから人に優しくしてる方が得なんだよ。
愛や笑顔は、先に出した人が得をするよ
「さだめを受け入れる」ってのはね、「今のままで幸せになる」ということなの。
なんて言うかな、麻雀と同じで、手元に来たパイから変えていくんだよね。
「ひどい手だから、今回は諦めよう」って投げないで、一生懸命この中からいい手にして上がって行こうって考える。
それが、定めを受け入れるって事だよ。
「諦める」って言葉の中には、投げやりな調子が漂って、楽しみがないよな。
だけど本来の「諦める」って言葉の意味は、「明らかに眺める」っていうことなの。
私は1箇所にじっとしていられないし、勉強ができなかったら、諦めちゃっていたら、えらいことになったんだよね。
さだめに逆らって、「何でこんな家に生まれたんだ」とか、「こういう顔に生まれてきて嫌だ」とか、ずっと言っていればどうにかなるわけでもないんだよね。
そこでしか学べないことを学んで、「ああ、ここに生まれてきて良かった」って心から思う。
それが。本当にシナリオに書いてきたことなんだよな。
あのね、人って生まれ変わるの。
人を悲しませたり、悲しませられる立場になったり、同じことを追求し続けたり、そうやって何回も何回も生まれ変わるの。
そして同じ人と何回も会うの。
だから大切な人をなくしても、また会えるんだよ。
それを知らないと、ものすごく悲しむことになる。
いや、それは誰だって悲しいんだよ、大切な人がいなくなったら。
だけど、「また会えるんだ」って思ってる人と、「もう永遠にお別れだ」と思ってる人じゃ、悲しさが違うよね。
それから、やった努力っていうのは、来世でもまた報われるんだよ。
それって本当なんですか?・・・・・・って本当なの。
私はそう思って生きてるの。
だから何でも今世の間に片付けようとしなくていいし、土台、それは無理なんだよね。
みんな、今世の間にできる課題をいくつか持ってくるんだけど、問題がうんと起きる人は、ものすごく魂を成長させるために、課題をいくつも持ってきてる人なの。
その問題っていうのは常にベストの時に起きるようになってる。
全ての方角に向かって打つ手がないことを「八方塞がり」って言うけど、上は開いているんだよ。
だから、上に向かって成長しちゃえばいいの。
この状況で、どう明るく、どう人に親切にいようかって考えると、ちゃんと神様が手を差し出してくださるんだよ。
それが乗り越えられる最善の時でベスト。
私は、出会う人に「自分はこういう個性でやってるよ、あなたの個性は?」
そう聞いてみたい。
答えは人それぞれなんだよ。
あなたの幸せ、あなたのお金の使い方、あなたのご縁。
それを自分で研究するのが、今世の仕事なんだ。
私は、仕事でも何でも、いくらか魂が成長したらいいなと思ってるんだ。
もちろん私よりも成長している人は山ほどいるよ。
だけど、私は今の段階から一歩でも進めたらいいなって思う。
仕事でも、日常生活でも。
ただ、できないことも山ほどあるよ。
私を見ていて、「何バカなことを言ってるの、もっとちゃんとしなさいよ」と思っている人もいっぱいいると思うんだよね。
だけど、この段階から一歩でも進めたらいいんだよ。
私は、1年後に同じテーマで話をする時には、もうちょっといい答えを出せていたらいいなって、いつもそう思ってるの。
例えば、同じ質問に対する答えでも、もうちょっと愛のある言い方ができていたらいいなとか、言わなくてもわかるような笑顔があったらいいなとかさ。
愛でもなんでも、出すのは人のためじゃないんだよ。
愛をもらってないから自分は出さないって言うけど、出しゃいいんだよ、減るものじゃないんだから。
笑顔だってね、減るものじゃないんだから、出しゃいいの。
なぜかって言うと、笑ってる人の方が得なんだよ。
それから人に優しくしてる方が得なんだよ。
「自分は親に優しくしてもらってないからそういうことはできないんです」っていう人は、そうじゃないの。
やる気がないからできないだけなの。
どっちが本当に得か、損か、考えてみたらいいんだよ。
神様はね、あなたのことを愛しているから、考えればちゃんと分かるように作ってあるんだよ。
じゃあね、せっかく考えれば分かるように神様が作ってくれているのに、なんで人生に失敗しちゃうの?って言うと、理由はたった1つ。
自分は神様から分け御霊を頂いた小さな内神様で、いずれ外神様のところへ帰ること、つまり「大きな神様に戻る」ってことを忘れちゃっているからなの。
自分も、人も、小さな神様だってことを忘れていると、人と自分を比べて焦るし、やきもちも焼くし、自分をつまらないもの扱いしてどんどん元気が出なくなるし、色々なことが不安になる。
不安になると目先のことしか見えなくなるから、ちょっとでも人より得したいって思って、長いスパンで見ると損する方にばっかり体が動いちゃうの。
心配になったら、空を見上げてごらん。
あなたは、あの雲のもっと上、お日様のさらに先からやってきたんだよ。
お日様の光に当たると、ああ、気持ちがいいな、あったかいな、安心するなって思うでしょ?
天国にいた時の感覚を、あなたの魂が覚えているんだよ。
いいかい、今の自分から一歩でも進めたら、マルだよ。
いつか大きな神様に戻ったら、「よくやったね」って、あなたを大歓迎してくれるんだろう。
それまでのんびりやろうって、まずは安心してよ。
それから、「先手必勝」だってことも覚えておこう。
笑顔や、愛のある言葉や振る舞いは、自分から先に出した人が得をするんだよ。
この世は、「初めに言葉ありき」なんだ、嫌なことが起こったら、「次はいいことが起きそうな気がする」って言うの。
「私はツイてる」「お金はある」って、まず言うんだよ。
そうすると、ちゃんと後から現象がついてくるからね。
先のことを考えると息切れしそうな時は、「今日は1日だけ、機嫌よく過ごそう」って思うんだよ。
そうしているうちに、魂は成長していくの。
魂が成長すると、問題は一つずつ消えていく。
だから安心して、今日1日だけ、また、今日1日だけって、自分を幸せにしていこうね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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