今は男も女も、見た目が100%
現在は男も女も見た目が100%
- なぜ、ヴィトンのお店の人、は白い手袋をするのか
- 一人さん流の押し出しで外見が変わると運勢好転
- 運命を変えた衝撃の一言「自分の外見を変えてごらん」
- セレブ雑誌に載っている「あのバッグ」「あの服」と似ているものを探す
- 追記 織田信長は自分の城を、斎藤道三に守ってもらった!
なぜ、ヴィトンのお店の人、は白い手袋をするのか
外見を整えると言うと、誤解されがちなことがあるんです。
私は何も、外見を整えさえすればいい、と言っているのではないんです。
やっぱり、押し出しだけでは、この世の中は渡れないんです。
実力も当然いるんです。
でも、実力だけで通るほど、この世の中は簡単じゃないんです。
両方ともいるんだよって言いたいんです。
だから、世間に支持されているようなものは、必ず両方を兼ね備えてるんです。
例えば、さっきから出ているルイ・ヴィトンだって、そうなんです。
ヴィトンのお店に行って、バッグを買うとするじゃない?
ヴィトンのバッグは、もちろん品質が良い。
実力があるんだよな。
その上に、お店の人は白い手袋をして、うやうやしくバッグを立派な箱に入れた上に、包装紙で包んだり、わざわざ革の紐で結わえたりしてるよね。
これって外見を整えて、押し出してるんです。
わかるかい?
だから、私がよく女性に、「お化粧をしてもっと綺麗にしているといいですよ」とか、「もっとおしゃれを楽しむといいですよ」というのは、その方が周りの人達が喜ぶし、嬉しいからなんです。
人は、ちゃんとお化粧したり、身なりを綺麗にしたいしている女の人がいるお店で買い物をしたいものなんです。
外見を整えている、いい男がいるお店で買い物がしたいんです。
わかるかい?
ね、だから商人のおしゃれは、人様のためにするものなの。
お客さんのためなんです。
もちろん、お店の内装も、大事だよ。
特に商人は、自分の外見をより素敵にすることに投資した方がいいですよ。
売上に関わってくるからね。
こう言うと、「オレは商売人じゃないから、見た目はどうでもいいや」っていう人がいるんだけど、そうじゃないんです。
いい年をして身なりを整えないのは、非常識なんです。
仕事が何であれ、きちんとしなきゃいけないんです。
そうすれば、仕事だって、人生だってうまくいくんですよ。
いつも笑顔で、身なりもきちんとして、人に話す言葉も、愛のある天国言葉にしていると、会う人、会う人に喜ばれる。
「あなたにまた会いたい」と言って、人がいっぱい集まってくるんです。
「なんだ、結局は、自分が一番幸せじゃないですか」
そうだよ。
私たちは、自分も人も幸せにするために生まれてきているんです。
だから、自分のためにも、自分の外見をきちんと整えるんです。
自分をより魅力的に見せることをやり続けるんです。
わかるかい?
はなゑちゃんだって、これだけみんなから「綺麗ですね。素敵ですね」って言われているのに、「もっと綺麗になりたい」って思ってるんです。
だから普通の人よりも、お化粧の研究をしたり、アクセサリーの勉強したり、色々努力しているんです。
もしも、はなゑちゃんが「この辺で、もういいや」と思ったとしたら、もう途中でやめちゃってるよ。
でも、まだ人一倍熱心におしゃれな研究をしている。
人間国宝ぐらい立派な人でもね、必ず「自分はまだまだ未熟です」って言うんです。
何かを始める時も、みんな必ず未熟から始めるしかないんだよね。
どんな大横綱でも、最初はみんな、ふんどし担ぎから始めるんです。
それで、どこまで行っても、「自分はまだまだです」という気持ちでやるんです。
いいかい。
何が言いたいかって言うと、人間には関西はないんだっていうことです。
そういう考え方が、あなたをより魅力的に輝かせますよっていう話です。
一人さん流の押し出しで外見が変わると運勢好転
「なぜ指が10本あるか、みんな知ってるかい?それはね、指輪を十個するためだよ」
私が「十夢想家(トムソーヤ)」という名前の喫茶店をやっていた頃、とてもかっこよく、とてもかっこよく人を楽しませることが上手な紳士が、突然うちのお店に現れました。
そして、私とお店の常連さんのお友達に、「指輪を10個指」の話をしてくれました。
その紳士とは、もちろん斎藤一人さんです。
当時は、私も友達も二十歳代でした。
まだまだ世間知らずで、もちろん、「人は見た目が100%」ということも知りませんでした。
そんな私たちに、一人さんはジョークで場を和ませつつ押し出しの大切さを教えてくれていたのです。
もちろん、これは、一人さん流のジョークであって、本当に指輪を10個付けなさいと言っているのではないですよ。
当時の私たちは、まだキラキラが目立つアクセサリーをつけたことがありませんでした。
服装も、流行を取り入れてはいましたが、無難にまとまっている感じだったと思います。
ちなみに、私の定番スタイルはジーンズにトレーナー、夏はTシャツでした。
そんな私たちも外見を整えて自分を高く魅力的に見せる愛の押し出しができるよう、私たちにもわかるように、ひとりさんは教えてくれました。
「よく、あの人はセンスがいいねって言うけど、センスがいいとは、素敵に見えるもの、高そうに見える物をセンスがいいと言うんだよ。
わかるかい?
センスがいいとは、素敵で、高そうに見えるもの。
安っぽく見えるものを、あなたはセンスがいいと言っていますか?
言わないよね」
ひとりさんと知り合った頃の私は、喫茶店を経営してはいましたが、たまにしかお客様が来ない、暇で儲からないお店でした。
先ほど常連さんと申し上げた私の仲間たちも、それぞれ、サラリーマンやOL、自動車教習所の教官、お豆腐屋さんの仕事をしていました。
お金に余裕のない私たちにとって、ヴィトンやシャネルなどのブランドものを持っている人は、憧れでした。
仲間たちと一緒に、雑誌などでブランドものの写真を眺めながら、「素敵だね」「いつか持てるといいよね」っと口々に言っていたものです。
そんな私達に奇跡が起きました。
ひとりさんに教わった愛の押し出しを実践しようと、少しずつ少しずつ外見を華やかにしていくにしたがって、私たちはどんどん豊かになっていったのです。
運命を変えた衝撃の一言「自分の外見を変えてごらん」
「十夢想家」にひとりさんが現れてから、何日か過ぎた、ある日のことです。
私は思い切ってひとりさんに尋ねました。
「ひとりさん、想いは叶うって本当ですか?」
「本当だよ」
ひとりさんは即答した後、こう言いました。
「君は、今のままじゃ、嫌なのかい?」
私は頷いて、ひとりさんにこう言いました。
「実は、お店がうまくいっていなくて・・・・・・。
親が援助してくれているんです」
「ご両親を安心させたいんだね」
「はい。自分が食べて行くのに困らないだけのお金を稼げるようになりたいんです。
できることなら、時々親にお小遣いをあげられたらいいな」
「そうか。じゃあ、お金持ちにならなきゃいけないね」
一人さんの、一言に私は驚きました。
自分がお金持ちになる、という選択肢が私の頭の中にはなかったからです。
お金はあったほうがいいとは思いますが、お金持ちになった自分の姿が想像できませんでした。
私の心を見透かしたかのように一人、こう言いました。
「意外と簡単なんだよ。
役者になったつもりで演技をすればいいんだよ。
幸せで豊かな人の振りをすると豊かな波動が出て、生活は豊かになって行くよ」
最初、私はピンと来ませんでした。
具体的でどういう人が幸せで豊かな人なのか、イメージがわかなかったからです。
「幸せで豊かな人とは、簡単に言うと、優しくて人に好かれるお金持ちの人のことだよ」
ひとりさんはそう言うと、こんな話をしてくれました。
「人に好かれるお金持ちの人の仕草や格好、持ち物、どんな態度で人に接しているかをよく見て、はなゑちゃんが素敵だなと思ったことの中から、自分にできることを、一つ一つ、真似するの。
いいかい。
見栄を張って、借金してまで高いものを買っちゃダメなんだよ。
お金持ちの真似をするというのは、例えば、バッグを買うなら自分の予算にあったバックの中から高そうに見えるバッグを買うということ。
洋服も高そうに見えるものを買うようにしようよ、ということだからね。
そうやって、何か一つ真似をして、また一つ真似をしてという風に、次々に素敵なことを取り入れて自分の外見を磨いていくんだよ」
ひとりさんは、見た目だけお金持ちになるという話をしている。
と思った方もいるかもしれません。
でも、そうではありません。
ひとりさんが言いたいことは、
「人生を変えるためには、外見を変えるのが一番の近道なんだよ」ということなのです。
「普段元気な女の子だって振袖を着ると、所作でもなんでも、その人が醸し出す雰囲気までもが違っちゃうじゃない?
服でもなんでも、外見を変えると、まるで人が変わっちゃうんだよ。
街中のおじさんでもなんでも、タキシードを着せると、周りもこの人は紳士だという目で見てくれて、本人もその気になって、いつのまにかちゃんとした親子になっちゃうんだよね」
いつも、沈んだ色の服を着ていると、どうしても気持ちまで沈んでしまうけれど、明るく華やかな格好をすると心も明るく華やかになるの。
本当なんだよ。
周りも、あの人は明るくて華やかな人だと思って見てくれるしね。
すると現実に、そういう人生になっちゃうの。
外見通りの人生になるんだよ。
だから、はなゑちゃんね、人に好かれるお金持ちの外見を真似てごらん」
そう語る一人さんの、幸せで豊かそうで、優しいお金持ち然とした様子を見て、私は「一人さんの言うことを信じて、教わった通り実践しよう」と思ったのです。
セレブ雑誌に載っている「あのバッグ」「あの服」と似ているものを探す
お金持ちの外見を真似ると言っても、同性・同年代で「これぞ」という見本が私の周りには見当たりませんでした。
どうすれば、人に好かれるお金持ちの人を見られるかなと考えて、まず思いついたのが雑誌です。
宝飾品や海外の高級ブランドがグラビアページを飾っているセレブな雑誌のページをめくって、「お金持ちはどういう服を着て、どんなバッグ、どんな装飾品を身につけているのかな」とチェックしました。
次はデパートです。
中でも、特に宝飾品や海外ブランドのお店だけ集めたフロアに注目をしました。
このフロアで、お買い物している人たちのファッションやメイクから、立ち振舞いまで観察し、勉強させてもらいました。
実際のお金持ちの人を見て分かったことは、まず、皆さん、肌ツヤが良く、顔はもちろん、体中から、幸せオーラが溢れて出ていることでした。
また、着ている服も、センスの良さがキラリと光ります。
ひとりさんに教わるまで、センスのいい服=高い服と、私は思っていたのですが、それはとんでもない誤解で、一人さんの言う通りだったということも実感しました。
実際、お金持ちの人の中でも、おしゃれ上手な人たちは、
「素敵ね、そのパンツ。どこで買ったの?」
「地元の商店街で1000円で売っていたから、他の色もまとめて買ったの」みたいな会話をしているのです。
「えっ、それ本当に1000円ですか?」。
驚いて、その方のファッションをもう一度よく見せてもらっても、全然安っぽくは見えないし、それどころかとてもオシャレです。
そんな風に、人に好かれるお金持ちの人の押し出しを研究して、「ああいう素敵な服、私も着たいな」と思うものを探しました。
そして、私は近所のショッピングセンターや、量販店へ行き、似たようなデザインのものを探しました。
不思議なのですが、そういう掘り出し物は、「ある」と思って探してみると、案外あるものなのですね。
洋服や小物選びが宝探しゲームのように、楽しくなってきました。
また、以前の私は、黒や茶色の、モノトーン系のシンプルなデザインの洋服ばっかり選んで買っていました。
自分としては、それがかっこいいと思っていたのです。
ところが、「お金持ちの人が着ていそうな、高そうに見える服」と思って買い物に行くと、自然と、色が明るく、華やかなデザインの洋服を選ぶようになってきました。
そして、そういう服を着ていた方が、「その服、素敵ですね」と褒められる回数が多いのです。
追記 織田信長は自分の城を、斎藤道三に守ってもらった!
「なんか、話すのに夢中になってたら、お昼をだいぶ過ぎちゃったな。
みっちゃんもお腹すいたろう?
何か食べに入ようよ」
ひとりさんはそういうと、近くのレストランに私を連れて行ってくれた。
店に入ると、ウェイトレスさんが「いらっしゃいませ、こちらへどうぞ」と席に案内してくれる。
どうやら彼女は新人さんらしく、「研修中」という名札を胸につけている。
まだちょっとぎこちない接客だけど、一生懸命、働こうとしているのが手に取るようにわかる。
「この席かい? ありがとうね」。
一人さんはウェイトレスさんが指定した席について、にこやかにお礼を言うと、ウェイトレスさんの名札をさりげなく見た。
そして「鈴木さんかい? いい笑顔だね」と彼女は名指しで褒めた。
そして「鈴木さんかい? いい笑顔だね」と彼女は名指しで褒めた。
その瞬間、ウェイトレスさんの瞳がパッと輝いた。
彼女はこぼれるような笑顔を見せると、生き生きとした様子で元気にお皿を運びだした。
ひとりさんはいつも、こうなのだ。
一生懸命、働いている若者を見かけると、必ず、相手が喜ぶような言葉をかける。
このウエイトレスさんだって、まさか自分が、日本一の大実業家彼から褒められていることなど気づいていないだろう。
でも、たとえ斎藤一人さんだと知らなくても、相手はひとりさんの一言で、水を得た魚のように元気になっていく。
ひとりさんの言葉には、そんな魔法がある。
私はひとりさんとウェイトレスさんのやり取りを見ながら、そんなこと思っていた。
ひとりさんは私の方を向いて、話を始めた。
「さっき押し出しの道具は借りてきてもいいんだよって言ったよね。
よく『ここ一番の勝負をするときは、自分のものだけで勝負をしなきゃいけない』とかっていう人がいるよね。
でも、そういうこと言う人に限って、成功してないんだよな。
そういう、くだらないこと言ってるから、勝てないんだよ」
ひとりさんは、お茶を静かに飲むと、こんな話を始めた。
「織田信長だってね、最初、隣の国を攻めていくときに、兵隊を借りていたんだよ。
あの信長だって、最初のうちは、自分の国は少ししか兵隊がいなかった。
だから、自分の舅である、美濃の国斎藤道三から、兵隊を借りていたんだよ。
それで、どうやって借りていたかと言うと・・・・・。
信長って、無茶苦茶な性格で、自分の兵隊を、全員戦場に連れて行っちゃうんだよ。
普通は、戦場に行く兵隊の他に、必ず、自分のお城を守る兵隊を置いていくんだよ。
でも、信長は、そうはしなかった。
全員、戦場に連れて行っちゃったんだよ」
私は運ばれてきたハンバーグを頬張りながら、一人さんの話を夢中で聞いていた。
「それで一人さん、信長のお城は、空っぽになっちゃって、困らなかったんですか?」
そう思わずそう尋ねると、ひとりさんは続けた。
「そうだよね、みっちゃん。
信長の城には女子供しか残っていなかったんだ。
そこで信長は、斎藤道三に頼んで、道三の兵隊に、自分の国を守ってもらったんだよ。
これって、戦国時代では、異常なことなんだよ。
いくら舅とはいえども、武将は自分の国を、絶対に他の国武将になんか預けたりしない。
だって当時はね、自分のお城を人に預けたら、取られちゃうってことの方が多いんだよ。
でも信長は、斎藤道三のことを心から信頼していたから、道三に預けたの。
道三も、信長のことを『とんでもない天才だ』って認めていたから、頼まれたら兵隊だって貸し出したし、自分にできることは何だってしたんだよ。
なぜなら、信長って、斎藤道三に最初に逢った時に、ものすごい押し出しをしたんだ。
それが効いちゃってね、道三は一気にノックアウトされたんだよ」
へえ、信長は一体どんな押し出しをしたんだろう?
私はすっかりひとりさんの話に惹き込まれました。
若い頃の信長も、懸命に押し出しをしたのかと思うと、今の自分と状況が被って、信長のことが、なんだかすごく身近に感じた。
私は、ワクワクしながら、話の続きに耳を向けた。
www.youtube.com https://youtu.be/rkWJawvcEqg
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