人に何を言われようが、
やめられないんだよ。
「楽しい使命」に良い悪いはないんだって
言いたいのね。
世の中が変わっても、変わらないもの
季節は変わる。
人の気持ちも変わる。
世の中も変わる。
この世は無常だという人がいる。
「世の中が変わっても、
変わらないものってありますか？」
と質問してくれた人に
「あるよ」と
私は即答し、続けてこう言った。
「一人さんの女好きと、
Tバック好きは変わらないよ」
俺は人間が好きなんだよ。
特に女性が好きで、
女性にモテたいんだよ。
世界一のお金持ちになっても
女性からモテないんだとしたら、
世界で2番の金持ちでもいいから、
女性にモテたい。
俺って、全く欲がないだろ。
気の置けない仲間と、
こういうくだらないことを
話しているのが楽しいんだよ。
それが「一人さんの使命」なんだよな。
山登りをする人は、
山登りが好きなんだよ。
「なんで、あんな
くたびれたことをするの？」
って言うけど、
その人にとっては「使命」なんだよね。
それと同じだよね。
一人さんは女性にモテるのが好きなの。
それとね、
くだらないことを言っているのが好き。
なんで好きなんですかって、
わからないの。
理由なく好きなんだよね。
だから、これが
「俺の使命」なんだと思うのね。
人に何を言われようが、
やめられないんだよ。
「楽しい使命」に良い悪いはないんだって
言いたいのね。
「なぜか、好き」が本物
男の人で「女性が好き」というのは、
好きになろうと思って
なったわけじゃないんだよ。
なぜか、好きなんだよ。
女性にモテている自分を、
想像しているだけでも、ワクワクする。
「使命」なんだよ。
女性で「男性が好き」
というのも「使命」なの。
男の人でも、同性が好きなら、
それが「使命」だよ。
女性でも、同性が好きなら
それが「使命」なの。
「そういうことを考えちゃいけない」とか。
「他人の使命」に口出しをして
「もっとでかい夢を持て」とかって。
余計なお世話だよな。
「彼女がうんと欲しい」って、
本気でそう思っているんだとしたら、
それは「使命」なの。
「お金を持ちたい」と、
本当に思っているのなら、
それも「使命」なの。
それを、さも「悪いこと」のように
言う人がいるんだよ。
だから、夢も希望も、
「使命」もなくしちゃうんだよな。
それは本気ですか？
子供の頃、
私の家には、出世した人、
仕事で成功した人たちが集まって
世間話をよくしていたのね。
それを、俺は、
じぃーっと
聞いていたんだけれど。
「自分はここまで成功するのに、
こんな苦労した、あんな苦労をした」
ということを、
出世した人たちはよく言うんだよ。
出世した人が言う言葉だから、
たいがいの人は信じちゃうんだよな。
当人達も、勘違いしているの。
苦労したことで成功したって、
勘違いして言っているんだよ。
本当は、苦労することなく
成功しちゃったんだよ。
「自分のやりたいこと」をして
成功しちゃったとかね。
だから、
「こんな、大変だったんだ」
という苦労話はね、
そのまま受け取っちゃだめだよ。
本当の目的があるんだよ。
人っていうのはね。
自分の夢だとか、
「自分はここまで行きたい」とか、
そういう目標を持った時、
試されることがあるんだよ。
あなたが
「ここまで行きたい」
って言っているのは
本気ですか？
神様に試されるんだよ。
その時は転んでも、
すぐ立ち上がって自分を改良し、
また転んでは改良して
夢を叶えていったんだよな。
それが出来たのには理由があるんだよ。
名誉が欲しいとかね。
女性にモテたいだとか。
外社に乗りたかったとか。
単純な何か、
目的みたいなものがあるの。
ところが、ほとんどの成功者は、
苦労話と成功した話を混ぜちゃってるんだよ。
それを聞いた人は、
「成功するのに苦労しなくちゃ」
とかって勘違いしちゃうんだよな。
だけど、楽しいから成功するんだよ。
人って、世のため他人のためだけに
がんばれるものじゃないんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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