コンプレックスがあるんだったら、そのコンプレックスと思っている部分が魅力に見えちゃうくらい、素敵になればいいんだよ。
外見に自信がなければ魅力ある人になればいい
自分の顔にコンプレックスがある人の中には、競争に勝てる自信がないっていう人もいます。
そもそも、人が誰かを魅力的だなと思うのは顔じゃないんだよね。
魅力的な人は、男でも女でも、まずは優しくて親切な人。
親切っていうのは、相手のためを考えられるって事だと思うんです。
例えば、教える必要があるときは、その人に対してきちんと教えてあげる。
その人の成長に役立つことをさりげなくできる人が、優しく親切な人なんです。
コンプレックスがあるんだったら、そのコンプレックスと思っている部分が魅力に見えちゃうくらい、素敵になればいいんだよ。
あのね、上杉謙信(戦国時代の武将)っているじゃない。
私は、彼がいい男だったかどうかは知らないんだけど、もし醜男だったとしても、人を惹きつけちゃうだけの何かがあったんだよね。
永平寺(福井県にある曹洞宗のお寺)を開いた道元は、中国に渡って修業を積みました。
で、中国から帰ってくる時に、当時、中国で一流と言われた大工の棟梁が日本まで一緒についてきたんだそうです。
言っちゃ悪いんだけど、道元の顔って、けっしていい男とは言えないんだよね。
だけど、はるばる日本までついてきたというのは、それを乗り越える魅力が、道元にあったということです。
だって、中国で一流と言われた人が、未開の国までついてきたんだから。
中国から日本に渡ってくるって、今みたいに簡単じゃなかったんだよ。
途中で死んじゃう可能性だってあった時代なのに、それでもついてきた。
お坊さんから見て魅力があるのもいいけど、道元って、一般の人から見ても魅力があったということなんだよね。
わかるかい?
そこまで魅力的になれば、顔がどうとか、そんなことはどうでもよくなっちゃうんだよね。
素敵な人であれば、周りの人には、外見なんて関係ないくらい魅力的に映るものなんです。
外見のことを気にしてばっかりってね、大した奴じゃないってことだよ。
髪の毛が薄くなっちゃって気にしてるとかね、そんなに大した問題じゃないの。
いや、気にしちゃいけないと言ってるんじゃないよ。
あのね、空海(弘法大師の名で知られる、真言宗の開祖)なんて、頭をツルツルに剃ってたんだから。
結局は、あなた自身の魅力なんです。
頭が薄いとかどうとか、そういうことは関係ないの。
そんなに顔が悪いのを嘆くんだったら、お金を貯めて整形しようって言ってる人の方がよっぽど挑戦的かもわからない。
魅力のない人って、魅力のないことを言うんだよね。
だけど、今より魅力のあることを言ったり、魅力のある行動をしたりした時、パッと魅力のある人になる。
外見は関係ないくらい、魅力的な人になれるんだよ。
難しいことに挑戦するとだんだん楽しくなってくる
私が今、盛んにずっとやり続けているのは、自分を笑わせることです。
自分を笑わせる事って本当に難しいけど、だからこそ挑戦のしがいがある。
物事って難しいからやらないのか、難しいから挑戦するのか、そのどっちかです。
で、ゲームでも何でもそうだけど、だんだん難しい方が楽しくなってくるんだよね。
そういう意味では、ありがとうを言うだけなら、ものすごく簡単なゲームなんです。
ただ「ありがとう」って言えばいいんだから。
同じように、人を愛するのも簡単です。
人を愛するだけなら、ストーカーだってできるんだよね。
最近、セクハラの問題が外国か何かで随分あります。
あのね、セクハラって、あんたが嫌いってことなの。
だって好きな人だったら、誘われたら嬉しくてしょうがないでしょ?
アイドルが好きな人だったら、そのアイドルのライブに行って、目が合うだけでも大喜びだよね。
サングラスを外しただけでもキャーだし、それこそ舞台に出てきただけでキャーって。
だから、好かれる人間になることだよね。
人を大笑いさせたかったらまず自分を笑わせてごらん
神様ってね、ユーモアが大好きなんです。
で、面白いことに、人は笑うと、一瞬にして心が開きます。
だから私はいつも、いろんな話を「これをどう表現したら、笑える話になるだろうか」って考えてるんです。
でね、まずは自分が笑える話にするわけです。
自分が笑おうと思うとね、ものすごく面白くないと笑えないんだよね。
ところが、人を笑わせようと思うと、自分を終わらせた時の山半分とか1/3ぐらいの面白さでも笑ってくれるの。
もっと言うとね、相手の人数が多くなればなるほど、わずかな面白さで受けるんだよ。
1000人も集まれば、ちょっとした冗談でもワッと笑うよ。
一番笑わせるのが大変なのは自分なんです。
だから、いつも自分を笑わせてるとね、人に会った時、相手を笑わせるくらいの冗談をいうのはわけないんです。
で、自分を終わらせると言っても、普段5の冗談で笑っているのか、10の冗談で笑ってるのかでも違うんだよ。
いつも5の冗談で過ごしてると、人前に行くと、2とか3くらいの冗談しか出ない。
だけど、自分が10の冗談で過ごしてると、6とか7の冗談で人を笑わせることができるよね。
そう思うと、やっぱり自分が腹を抱えて笑えるようにならないとダメだなって。
で、私は何か面白い話があると、この話をどうやって表現したらもっと笑えるだろうかって考えるんです。
だから、私はいっつも、とても人には言えないような面白いことを考えては、一人でクスクス笑ってるの。
そうすると、周りから、「今、何考えてるんですか?」って聞かれるんだけど、言えないって。
人生はとにかく面白くなきゃいけないよ
幸せって、楽しいのと同じです。
例えば、俺は野球の選手になるんだって決めて、野球選手になって大喝采されているところや家豪邸に住んでいるところを想像すると、それだけで楽しくなるものなんです。
練習してようが、トレーニングしてようか、野球に関することなら何をしても楽しいはずなの。
だから、本物の野球選手になるまでのトレーニングなんか楽しくないっていうのは、本物じゃないんだよね。
本物っていうのは、想像しただけで楽しくなるものを言うんです。
ところが、世の中には楽しんじゃいけないと思ってる人が一定数いる。
そんなこと思う必要はないんだよ。
あのね、一人さんって、とにかく面白くなきゃいけないと思ってるんです。
で、そう思ってるから、私の人生は面白いわけです。
四六時中、面白いことを考えてるんだから、毎日面白くてたまらないんだよね。
面白いことを考えるのは才能がいるんですかって言うと、何でもやってみることです。
もし、1日に3人を笑わせることができたら、あなたの人生は大正解だと思います。
同じ人ばかり、毎日笑わせてもいい。
やってごらん。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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