コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん うまくいったら、さらにその上を目指しちゃいけないんだよ

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夢は小さく、努力はでかく。

それでうまくいったら、その事を惜しみなく下に教えるの。

そうすると、なぜか、上行っちゃうんだよ、もう一個。

 

 

会社に嫌な上司がいたら、「うちの会社に達人がいてさ。いやぁ、一分の隙もないんだよ」って

「達人」の話をします。

「嫌な奴いたら、逃げろよ」って。

で、逃げれる範囲ならいいけど、

「会社の上司なんですよ。逃げられねぇんですよ」って。

で、俺たちね、楽しいゲームやってるの。

そういう人は、このことを覚えとくといいよ。

「嫌な奴」って、言わないの、俺達。

俺たちって、人を褒めるゲーム、やってるの。

そのゲームの中で、「褒めよう」と思うんだけど、褒めようがないのがいるの。

一分の隙もないの。

そういうのをね、「達人」って呼ぶの。

「いや、うちの会社に達人がいてさ。いや、一分の隙もないんだよ」とかって。

そうすっとね、あの、「嫌な奴がいて」って言う、報告してる時ってね、言いながら嫌な顔になってるの。

ところがね、

「達人がいて」

って言うとね、面白い。

「おい、お前のとこの会社の達人、最近、何してる?」

とかってさ。

「いや、達人、最近、こうですよ」

とかって。

もう、その時はね、笑い話で。

今度、その達人が何をやるか、もう楽しくてしょうがない、じぃーっと見て。

「今日はこういうことを、してましたよ」

とかね。


だから、ちょこっと見方変えるかね、言葉変えるとね、笑えるの。

そいつがおかしくて、しょうがなくてね。

「今日は何すんだろう?」

とか。

みんなで、そのうち、達人会議みたいの開いて。

「うちの会社の達人はこうですよ」

とかさ。

そうすると、笑えるじゃない?


逃げるものは逃げる。

怒るときは怒る、ね。

逃げられない時は、ちょっと転化する。

そうやって人生、生きていかないと、うまくいかないよ。

いいかい。

新幹線が真っ直ぐ走ってくるとこにいたら、当たって死ぬよ。

だけど、ちょっとずれて、1Mもずれたら、風しか来ないんだよ。

ね、たったそれだけなんだよ。

まともにぶつかっちゃだめだよ、って。

コロ、コロって、やっつけないと駄目だよ、って。

俺みたく、何か変わったこと言う時は、

「変わってますから」とか。

「少数意見ですから」とか、最初から言ってりゃいいの。

ね、できるだけ、揉め事を起こさない。

それでも、突っかかってくる奴がいたら、ひどい目に合わせる。

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私の夢をお話しします
身内は「この話はやめて」と言うけれど、私は止めません


夢の実現の仕方、教えます。

これから、夢は実現します。

私の夢をお話しします。

この話は一番、評判悪いです。

「この話はやめてくれ」

って話が、散々来ています・・・・・・。

身内からです。

私はね、やめません。

だって、夢がなくなったらね、人って、寂しいじゃない?

だから、私は、みんなに、夢持ってもらいたいんです。

で、一人さんの夢って、どんな夢だ?

私、みんなの夢、聞いてると、嫌なんです。

苦しいんです。夢らしくないんです。

私の夢はね、広い牧場を買います。

そこに裸の女性を、放し飼いにします。

それで、朝、起きると、運動がわりに、私、追っかけてって、誰かを捕まえて、手篭めにします。

それを、妻がベランダで、揺り椅子で編み物をしながら、温かい目で見守っています。

それで、私がいない時は、皆が集まって、私のことを褒めます。

これが、私の夢なんです。

そしたら、この前ね、真面目そうな人がいて、俺の夢がくだらない、どうのこうの、って言ったの。

「じゃ、お前、遊びに来ないのか?」

って言ったら、

「いや、行きます」

って・・・・・・。

大した奴じゃないじゃないか、って。


でね、なんで、そんなことを言うんですか?

なんで、そんなこと、一人さん、言い続けるんですか?って。

だって、夢ってさ、叶わないから夢なんだよ。

「俺、月まで行ってね、月からおしっこして。家の庭の、池に、便器に入れるんだ」

とかって、それってできないだろ、って。

できないことを「夢」って言うんだよ、って。


「僕の夢はね、小さくてもいいから一軒、お店、出したいんです。

今、フランス料理、一生懸命ならってて。
フランス料理の小さいお店、場末でもいいんです。

田舎でもいいから、一軒、店を持ちたいんです。それが僕の夢なんです」

「お前、それ、夢じゃねぇぞ」って。。

それ、目標とか、目的とかって言うんだよ、って。

目標とか、目的なんだから。

月1万円ずつでも貯金してりゃあ、いいんだよ。

そいで、フランス料理、一生懸命やってると、必ず、目標っていうのは早く達成するんだよ。

あの、みんなね、「計画通りに行かない」って言うけど、行かないんだよ。

なぜかと言うと、もっと早くなっちゃうんだよ。

夢として語っているから、いつまでもできないんだよ。

俺の牧場だって、未だに完成しねえんだよ。

ねえ、だけど、目標にすれば、なんとかなる。

ま、それは嘘だけど、ね。

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夢の話は、これからが肝心
これからが、いい話なんだよ・・・・・・・

ちゃんとした、目標にすればいいんだよ。

目標にすれば、行動するんだよ。

計画、練るんだよ。

「夢」って、言ってるだけで、気が済んでるんだよ。

そうじゃないんだよ、って。

夢じゃなくて目標にすると、ね。

「お店、こうやってやるんだ」とか、やったら経理だっているから「少しは覚えよう」とか、ね。

「お金、貯金しよう」とかやってると、大概早くなるんだよ。

人生で一番大変なのはね、竹の節と同じでね、一番下の節が一番硬いんだよ。

これをね、コツコツ、コツコツやってと、スコーンって、穴あいちゃうんだよね。

で、一個目でが穴あくと、途中は楽だから、スーって。

出世って、1回、壁を超えちゃうと、誰でもスーっと行くんだよ。

そうすると、また壁があるんだよ。

ところが、この壁が、薄いんだよ、下より。

ところが、人間界っていうのは、嘘ばっかし、ついてるから、暑いと思っちゃうの。

自然界と違うんだよ。

だって、「小学校より中学校の方が難しい」「中学校より高校の方が難しい」「高校より大学の方が難しい」ってなるから、「段々難しい」と思っているんだよ。

でも、自然界に、だんだん、厚くなるものとか、ないんだよ。

上に行けば行くほど、薄くなるんだよ。

ところが、下から上の壁を見ると、すげー厚く見えるんだよ。

でも、薄いんだよ、本当は。

だから、スコーンって抜いちゃうと、また、すっといけるんだよ。

で、いくらでも抜けちゃうんだよ、本当は。

ところが、一個、出てくるたびに「次は難しくて、難しくて」って。

次は簡単なんだよ。

だから、出世するやつは、ばかばか出世しちゃうんだよ。

なんでかって言うと、簡単だからなんだよ。

わかるかい?

一番最初が、一番難しいんだよ、ね。

これからが、いい話だからな。

これからがいい話だ、いいかい。

みんなが「夢」という言葉を使いたいなら使ってもいい。

じゃ、みんなの顔を立てて夢にしようや。

いいかい、夢を実現させる方法は、夢は小さく、努力を大きくするんだよ。

それを、うまくいかんねやつっていうのは、でかい夢を見るんだよ。

で、努力が小さいんだよ。

だから、うまくいくわけねえんだよ。

いいかい。

ちっちゃい場末でちょっと、ちっちゃい店でも持てていればいい、ね。

会社で、主任が一番下だとしたら、主任になるための努力をいっぱいするんだよ。

たかだか主任になるためにこんなを努力をしたやつ、見たことないっていうぐらい、するんだよ。

そうすると、主任になるんだよ。

で、ここから先なんだよ。

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うまくいったら、さらにその上を目指しちゃいけないんだよ
竹の子も、人間も、下から伸びてくるんだから


そうしたら、普通は、必ず上を目指すんだよ、人って。

でも、上を目指しちゃいけないんだよ。

いいかい。
自分が主任になったら、主任にもなれない人がいるんだよ、下に。

その人にやり方を教えるんだよ。

場末で、ちっちゃい店でも、持ったら、

「お前、店っていうのは、こうやってやったら、モテるんだぞ」とか。

「このちっちゃい店でも、こうやってやると繁盛できるんだぞ」

って、一生懸命、人に教えるんだよ。

そうすると、神の配慮で、どうしようもない、わからず屋が来るんだよ。

分かんねえ奴だから、何回も説明しなきゃなんねんだよ。

そのうち、説明しているうちに、上手くなってくると。

整理できるんだよ、自分の考えが。

人間って、こう。

ま、ピラミッドだと思いな。

自分が三角の頭だとすると、下ができるんだよ。

そうすると、下から一段上がるんだよ、それをやってると。

そうすると、また一段上がって、自分に合った人がまた出てくる。

今日、俺は、これだけの人を神様が出してくれたから。

その人たちに、やり方、一生懸命、教えるんだよ。

で、竹の子でもなんでも、下から伸びてくんだよ。

わかるかい?

自然界のものって、下から伸びてくるんだよ。

それを、上ばっかり見てるんだよ。

だから、転ぶんだよ。

下見て歩け、って言うんだよ。

上見て歩いてるから、ひっくり返るんだよって。


夢は小さく、努力はでかく。

それでうまくいったら、その事を惜しみなく下に教えるの。

そうすると、なぜか、上行っちゃうんだよ、もう一個。

そしたら、またそうなったやり方を教えるの。

そうすっと、また上に入っちゃう。

だから、競争も何もいらないんだよ。

俺、こう言うとおかしいけど、あの、偉い人とか、すごい人とか、ひとっつも知らないの。

会ったことない。

人間っていうのは・・・・・・。

いいかい、自分の知りたいことを、求めて、つい上、見るんだよ。

でも、そうじゃない。

それよりも、自分の知ってることですら求めている人が、下にいるんだよ。

その人に教えればいいんだよ。

たった、それだけなんだよ。

わかるかい?

だから、今日、こんだけ聞いたら、「いいこと聞いた」じゃないんだよ。

来れなかった人のために、教えなきゃいけないんだよ。

教えてみると、いかに自分の説明がまずいかとか、色々分かんだよ。

それでも、下に下に向かって行ってればいいんだよ。

 

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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