そのままの自分を認められただけで、「私はもう成功者なんだ」と確定することが大事なの。
あなたは成功の扉を開けたんだよね。
トップに立つばかりが成功者じゃない
斎藤一人さん
そのままの自分を認めることで、自分をちょっとずつ成長させるんだよ。
という話をすると、たまに勘違いする人がいるんです。
ちょっとずつ成長することを、
「100点満点のうち、1点ずつでいいから100点に近づけばいいんだな」
「1点ずつ増やせば、100回目には100点になる」みたいに受け取っちゃうな。
いいかい、こういうのは自分を苦しめる間違った考え方だからね。
一人さんは、そんなことを言っているわけじゃない。
できない自分も可愛い。
そのままの自分でいい。
そう思えたら、昨日のあなたとはもう別人なんです。
あなたは成功者なの。
もちろん、中には1点ずつ積み重ねるのが得意な人もいるだろうし、やればできる人もいると思うよ。
けど、それができない人もいる。
もし、誰もが1点ずつ積み重ねることで100点になるのなら、学校でも会社でも、100点の人ばかりになるはずでしょ？
そうじゃないってことは、その考え方は一部の人にしか通用しないんです。
積み重ねが苦手な人がそれをやっちゃうと、最初はいいかもわかんないけど、どんどんハードルが上がって、限界が来た時に爆発したり、壊れたりするの。
余計に自信を失うだけだから、やっちゃいけないんです。
みっちゃん先生
だんだん100点に近づけばいいと思うのは、一見、正しい考え方のように感じます。
でも、そこにはまだ、「100点に近づかなきゃ」「100点が取れるようにがんばらないと」という、自分を追い込む気持ちが隠れていますね。
それが結局、「まだ99点足りない」「たった1点しか取れなかった」という自己否定に繋がってしまうかもしれません。
斎藤一人さん
だからこそ、そのままの自分を認められただけで、「私はもう成功者なんだ」と確定することが大事なの。
あなたは成功の扉を開けたんだよね。
で、成功者になったんだから、今日から正々堂々と、成功者として生きたらいい。
100点が取れなくてもいいんです。
自分を認め、許し、可愛がられたら成功者だし、胸を張って成功者として生きるの。
わかるかい？
それを、「まだ足りない」「そんなのは成功者じゃない」とか言うのは、成功することを、天才になることだと勘違いしているんだろうね。
世の中には、確かに天才と呼ばれる人たちがいます。
それほど勉強しなくてもトップの成績を修めたり、ちょっと練習しただけで一流選手になったり。
そういう人たちと同じように、トップに立つことが成功者だと思っていると、これは辛い人生になっちゃうよ。
みっちゃん先生
人それぞれ、得意なことも苦手なことも違いますから。
歌がそれほど得意じゃないのに、美空ひばりさんのような天才歌詞を目指しても苦しくなっちゃうと思います。
たとえ歌が得意でも、その人にはその人だけの成功の道があって、美空ひばりさんと同じ道が歩めるわけではありません。
ひょっとしたら、作曲家として成功するかもしれないし、ボイストレーナーとしての道の方が自分には向いてるかもしれない。
斎藤一人さん
あと一人さん的には、天才と言われる人というのは、実は前世とか過去世でうんと修行して、それで今世の活躍ができているんだと思っているんです。
人の肉体は死を迎えますが、魂はずっと生き続けていて、永遠にあの世とこの世を行き来している。
というのが一人さんの考えで、それを前提に言えば、美空ひばりは、今世、みんなに天才歌姫と呼ばれたけど、過去世ではそれほどでもなかった可能性があるよ。
ただ、美空ひばりの魂は歌が好きで好きで、過去世でもひたすら歌うことを楽しんできたんじゃないかな。
そしてついに実りの時を迎え、今世では超一流の歌手になるという人生を選ぶことができた。
みっちゃん先生
活躍だけを見ると天才ですが、魂の時間軸で見ると、実際はしっかりと修行の時代もあったということですね。
斎藤一人さん
だから、いちいち焦らないことだよ。
魂の経験は、肉体が死んでも消えてなくなったりしないからね。
今週では0から1の成長でも、来世では1から始められる。
1や2に成長すれば、その後は加速がついて、一気にトップを目指せるって事もあるんじゃないかな。
何事も0を1にするのは大変な力がいるけど、上へ行けば行くほど、意外と簡単にレベルアップできるものだからね。
龍の背に乗る生き方とは？
斎藤一人さん
自分を成功者だと思っていると、龍神様が応援してくれて、あなたが幸せになれる状況を運んできてくれます。
龍神様が、あなたを幸せな世界に運んでくれることもある。
いずれにしても、成功者のあなたは、その波動にふさわしい成功の道を進むの。
みっちゃん先生
成功者として堂々と生きていると、ますます成功する。
幸せそうにしていると、人に好かれて自ずとチャンスにも恵まれるから、いっそう幸せになる。
これが、龍的生き方の基本です。
幸せそうだな、楽しそうだな、明るくて元気だな。
そういう人には、龍神様を惜しみなく手を貸してくれますね。
斎藤一人さん
そうだよ。
時々、「今まで私は、あんまり素行のいい人生ではありませんでした。こんな私では、龍神様に応援してもらえませんか？」みたいな心配をする人がいるんだけど、あなたが心を入れ替えたのなら、龍神様はそのことをちゃんと評価してくれるの。
これからは愛のある生き方をしようと決意した人には、龍神様はいつだってその背中に乗せてくれる。
だから心配しなくていいんだ。
みっちゃん先生
人間の場合は、裁判なんかでもさかのぼって罪を問われますが、龍神様はそれをしません。
いつでも、「今の波動」を見てくれるし、今、波動が良ければ龍神様に愛されますね。
愛のない行動をすれば、愛のない現実によって自分が苦しくなる。
でも、起きたことから学びを得て魂を成長させた人は、もう以前の自分とは違います。
別人になって波動も良くなったのですから、龍神様は必ず助けてくれます。
斎藤一人さん
波動って、テレビやなんかのチャンネルと同じだからね。
あるチャンネルではサスペンスドラマで殺人事件が起きていても、別のチャンネルでは愛がテーマのドラマをやってたり、楽しいお笑い番組のチャンネルがあったりする。
どの番組を見るかはあなたの自由だし、リモコンでチャンネルを変えるだけで、簡単に好きな番組を視聴できるよね。
それと同じように、現実の世界も簡単に変わるの。
心のリモコンをピシッと操作して、「自分は成功者だ」「私は幸せだなぁ」という気持ちに切り替えるだけで波動が変わり、たちまち現実も変わります。
龍神様がちゃんと背中に乗せてくれる。
人生って、自分の思い一つなんだよ。
みっちゃん先生
ちなみに一人さんを始め、私も仲間たちも、みんな猫ちゃんやワンちゃんが大好きです。
一人さんのオフィスでも、猫ちゃんを飼っていますしね。
ふと思ったのですが、動物を可愛がる人も、龍神様に愛されやすいのでしょうか？
斎藤一人さん
人間や動物に限らず、何かを可愛がるということ自体が愛だからね。
植物でも昆虫でも、物でも同じように、可愛がるとか、大切にするとかという気持ちは愛なの。
愛があれば、当たり前だけど龍神様に好いてもらえるよね。
みっちゃん先生
その愛が通じるのか、猫ちゃんもワンちゃんも、一人さんには不思議なほどなつきますよ。
しかも、一人さんのそばですごく幸せそうな顔。
愛の波動って、動物にもちゃんと伝わるんですね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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