人と自分を比べるのは、自分が満たされていないのが原因なんです。
自分が満たされたら嫉妬しなくなる
インターネットの普及で、よくも悪くも、人の生活が見えやすい時代になりました。
他の人が旅行している様子だとか、パートナーにもらったプレゼント、結婚や出世の報告、おしゃれなお店でお茶屋食事をしている時の写真や動画・・・・・・みたいな、充実している写真や動画がじゃんじゃん目に入ってくるんです。
で、自分にはなかなか手に入らないものを持っている人を見ると、「あの人は幸せなのに、私の人生だけ全然うまくいかない」とかって落ち込むの。
人と自分を比べて、自分にダメ出しする。
それを埋めるために自分より不幸そうな人を探し、優位になったような気になる。
なんだか、すごく寂しいよね。
人と自分を比べるのは、自分が満たされていないのが原因なんです。
自分が誰よりも幸せになっちゃえば、人の暮らしぶりを見て、自分だけが取り残された感覚になることはないんだよね。
周りに遅れを取らないようにって、焦ることもありません。
嫉妬が苦しい、人を羨ましがってばかりの自分から卒業したい。
そう思ったんだったら、自分を充実させたらいいんだ。
みんなは、「お金があるから充実する」「結婚しているから寂しくない」みたいなことを言うんだけど、そうじゃないの。
例えば、一人さんは子供時代から、重い病気をいっぱいしてきました。
経験のある人はわかると思うけど、病気って本当に辛いものだよ。
いくらお金があっても命（健康）は買えないし、健康でなければ、お金を使って楽しむこともできません。
苦しさや虚しさに、なぜ自分がこんな目に逢うんだって、そこなし沼に沈みそうになるな。
だけどそんな辛い時ですら、ひとりさんは自分や人を恨まなかった。
元気な人は、うまくいってる人を見て嫉妬するとか、孤独の闇に飲み込まれるとか、そんなことはただの一度もありません。
だって私は、いつ何どきも、自分の心が最高に充実しているからね。
自分が満たされていれば、他の人のやってることなんて気にならないの。
誰がどんな贅沢をしていようが、幸せを手に入れようが、そのことで自分の気分が沈むことはない。
むしろ、他の人の幸せを自分のことみたく、「よかったね!」って喜べるんだ。
苦しい時に、どうやって充実するんですかって思うかもしれない。
特に病気の場合は、体が思うように動かないしさ。
でもね、心を満たすのはいつだって自分の思いだよ。
愛を出していれば、体が不自由になろうがどうしようが、いつだって心は満たされるんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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