心の軽い人はいい人をじゃんじゃん人に教えられるし、自分が負けた時も、へんに身構えず気楽に情報をもらいに行けますから。
競い合っても喧嘩にならない驚異の会社
最近つくづく感じるのは、一人さんが考案したマルカンの経営戦略「渡り鳥経営」で、仲間たちと楽しく切磋琢磨させてもらったことへの感謝です。
改めて、仲間の存在は有難いなぁって。
渡り鳥経営は、仲間あっての経営法。
成功するやり方を仲間と共有し、助け合いながら、みんなで成功する方法のことです。
渡り鳥が海を越える時って、体力を節約するために、上昇気流をうまく利用できるV字型で飛ぶんです。
ただ、銭湯の鳥は大きな空気抵抗を受けて疲れるので、みんなで入れ替わりながら長距離飛行をします。
この仕組みを仕事に置き換えると、
「分からないことは、感謝の気持ちで仲間に聞く」
「仲間に質問されたら、もったいつけないで教える」
「いい知恵が出たら仲間に教える」
ということになります。
小さい力でも高く、遠くまで飛べる素晴らしい経営法です。
渡り鳥経営は自分の力で前進しますが、一人の力だけで進むわけじゃない。
仲間と協力することで、励まされたり、自分の実力以上の力が発揮できたりして、効率的にみんなで成功できる。
おかげで私たちの会社はどんどん大きくなり、全員が豊かになりました。
私も、最高の仲間に胸を貸してもらえましたし、もちろんそれは今も続いています。
しかし驚きなのは、ただ成功できるだけじゃないんです。
うちの会社には競争があって「今月はこの人が優勝、二位はあの人で・・・・・・」みたいな順位がきっちり出るのですが、渡り鳥系が前提にあるおかげで本当に雰囲気がいい。
勝ったからって威張る人はいませんし、負けて腐る人もいない。
みんな、すごくいい戦いをするんですね。
競争があると、普通なら殺伐としてもおかしくないと思うのですが、うちの会社ではそういうのは皆無。
全く喧嘩にならない、かなりレアな会社だと思います。
一人さんがいつも、「競い合いながらも、お互いに助け合い、支え合うのが1番強いよ」と言いますが、本当にその通りだと思います。
そして考えてみれば、これも結局「ふわふわ」の精神につながります。
心の軽い人はいい情報をじゃんじゃん人に教えられるし、自分が負けた時も、へんに身構えず気楽に情報をもらいに行けますから。
全員が「ふわふわ」の会社で喧嘩になるわけがないし、そういう会社が大きくならないはずがありませんよね。
あのハリウッドで100%楽しめた理由
思い起こせば、過去に起きた様々な出来事も、実は「ふわふわ」だったのかもしれません。
2019年に、私はアメリカのハリウッドで壮大なミュージックビデオ(MV)を撮影しました。
歌は趣味で、本業は事業家なのに。
でもそんな素人の私がYouTubeでMVを公開したところ、なんと再生回数が400万回以上。
最高の経験をさせてもらっているなぁって、これこそ「ふわふわ」の心境です。
あの時はまだ「ふわふわ」という言葉を意識していませんでしたが、一人さんが撮影前に「気楽にな」「楽しんでくるんだぞ」って送り出してくれたおかげで、今思えば心は完全に「ふわふわ」だったんですよね。
素その自分で歌ったり踊ったりできましたから。
そんな私の雰囲気が撮影スタッフにもすごく印象的だったらしくて、後日、「恵美子さん、すごく自信満々でしたね。さすがです」なんて言われて。
ハリウッドのプロの集団に囲まれたら、一流の歌手や俳優さんでも不安になったり緊張したりするものなのに、私にはそんな表情が微塵もなくて、堂々として見えたのだそうです。
もちろん、私だって自信なんてありません。
外国人に囲まれながらMVの撮影をするなんて初めての経験ですし、あのハリウッドで撮影したわけですから。
ただ、言われてみれば緊張はしていなかったなぁって。
不安も全然ありませんでした。
こんなチャンスはめったにないんだから、100%楽しんじゃえってアクセル全開でした。
猛吹雪がピタリとやみ飛び立った先には・・・・・・
3年前に、私の大好きなドルチェ&ガッパーナというイタリアの高級ブランドからご招待いただき、ミラノコレクションへお邪魔した時の事です。
帰路、イギリスのヒースロー空港で飛行機に乗り換えがあったのですが、ちらついていた雪が猛吹雪に変わり、飛行機が立ち往生してしまったのです。
すでに乗客は来ないで待機しており、みんな不安げな表情。
私も「今更欠航になっても困るなぁ」と思ったのですが、こういう時こそ軽く考えるのが一人さんの教え。
すぐに気持ちを切り替え、飛行機が無事に飛ぶイメージを頭の中で膨らませました。
ふわふわの雲が浮かぶ空に向かって離陸し、飛行機はグングン進みます。
やがて雲を突き抜けると、そこにパッと広がったのは夕日で真っ赤に染まった空。
その美しさは、イメージの中とはいえ、目を奪われるほど。
そうこうするうちに、私の耳に機内アナウンスが飛び込んできました。
なんと奇跡的に吹雪が止み、飛行機が離陸すると言うではありませんか。
さらに驚いたのは、飛行機が飛んで雲の外に出てみると、ついさっき私がイメージしたのと同じ、なんとも綺麗な夕焼けが空が広がっていたのです。
こんな奇跡があるのかと、あの時は私も不思議でなりませんでしたが、今ならばっちりわかります。
間違いなく、あの時の私は「ふわふわ」だったのでしょう。
私の「ふわふわ」な心が龍神様を呼び寄せ、軽やかにその背中に乗って、「飛行機が無事に飛ぶ世界」へ運んでもらったんじゃないかな。
そんな風に思えてなりません。
振り返れば振り返るほど、私の人生、「ふわふわ」の言霊に助けられていますね。
やっぱり、「ふわふわ」ってすごい。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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