うまくいかないのは、自分まで自分を責めちゃうことなの。
自分を粗末に扱うなんて、絶対にしちゃいけないんだよね。
徹底的に自分を褒めて可愛がりな
孤独感の強い人というのは、劣等感があるんです。
自分を大切にして、孤独に悩む人はいないの。
なぜかと言うと、自分を愛せる人は、一人でいる時でも、自分が自分の友達になって楽しめるからね。
一人さんがまさにそうなんだけど、私はいつも頭の中で自分に冗談を言ったり、楽しい会話をしたりして、満たされた時間を過ごしているんだよ。
それに対して、孤独な人はやっぱり自分を卑下している。
どうせ自分なんて、って、粗末に扱ってるの。
だから孤独になる。
愛がないままに、劣等感が抜けないとか、孤独で辛いとかって、それは当たり前なんです。
自分を可愛がれない人がどんなに心を満たそうとがんばっても、これほど難しいことはない。
孤独から抜け出すには、愛を出して自分を許すしかありません。
愛のある人は、たとえ劣等感に繋がりそうなことがあっても、全部明るく受け止められるの。
自分を責めることもない。
自分を許すって、自分一人よりもはるかに勇気や覚悟を要します。
だけどその難しいことが、愛を出すだけで自然にできちゃうんだよね。
その点、一人さんはすごいよ。
みんなが「こんな自分じゃダメだ」と思いそうなことでも、「俺はすごいぞ!」って自分を誇る材料になっちゃうからね。
自分のやることなすこと、全部勇気と自信になる。
例えば私は、小学生の時から、学校のテストではしょっちゅう0点を取っていたの。
勉強嫌いだったからね。
でもその度に、「俺は最高だなぁ」って感心していた。
0点の何が最高なんですかって、まず試験を受けただけでマル。
それから、答案用紙に名前をかけたことも素晴らしい。
しかも0点で落ち込むどころか、次の日も笑って学校に行けるんだよ。
こんなに優秀なのはいないぞって、自分で自分を褒めちぎってたね。
いつも自分を可愛がりまくってて、自分で自分に頭が下がっちゃうぐらいなの。
テストで0点を取ると、先生や親に叱られるかもしれない。
なんで勉強しないんだ、遊んでばかりいるからそんな点しか取れないんだ、みたいな感じでガンガン責められてさ。
そうすると、普通の子は萎縮しちゃうんだよね。
大人の言うことは絶対的に正しいと思い込んでいて、0点の自分は否定すべき存在だっていう勘違いが始まってしまうの。
だけど一人さんを見てもらって分かるように、はっきり言って私は、学校で100点ばかり取ってた人より、はるかに成功しているよ。
誰よりも幸せだし、税金だって人の何倍も納めている。
それも、笑いながらね。
0点だから、ダメなわけじゃない。
うまくいかないのは、自分まで自分を責めちゃうことなの。
自分を粗末に扱うなんて、絶対にしちゃいけないんだよね。
だから人に何を言われようが、自分だけは絶対に自分を責めないぞって貫きな。
先生や親がうるさければ、表向きは「ハイハイ」て従うふりをしながら、右から左に受け流してりゃいい。
自分が、自分の一番の味方になるんだよ。
そうやって自分褒めを徹底してこそ、本当の意味で幸せになるからね。
ちなみに・・・・・・・世間では、「社長は孤独なもの」だとか言われるらしいんです。
けど、それも一人さんに言わせると嘘だね。
だって私は長いこと社長させてもらってるけど、孤独なんて感じたことはないし、うちのお弟子さん達もみんな社長だけど、誰一人孤独な人はいないよ。
孤独な社長ってね、社長だから孤独になるわけじゃない。
みんなに嫌われてる人が、たまたま社長になっただけなんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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