1年のスケジュール管理が上手にできる人は、毎日の過ごし方も上手くなるもの。
手書きの手帳にまず大切な人の誕生日を書こう
最近は、手帳の代わりに、携帯電話のアプリなどでスケジュール管理をされる方が増えました。
確かに、使ってみると様々な機能があって、本当に便利。
ただ、人には、文字を書くことで、思考や意識が高まる特徴があります。
そういう意味では、やっぱり、手帳って魅力的なツールなんですよね。
新しい手帳を買ったら、まず、前年の手帳から必要な情報を書き写すといいでしょう。
私も、真っ先に、この作業を行います。
大切な人の誕生日や、毎年恒例の行事を書いておけば、今年の予定が立てやすくなりますよね。
誕生日には、携帯電話のアラーム設定をされている方もいらっしゃると思います。
でも、誕生日当日にアラームが鳴っても、急にプレゼントを用意するのは難しいですよね。
その点、手帳なら「今月は〇〇さんの誕生日があるな~」って、何日も前から気づけますよね。
これなら、プレゼントを用意しやすいメリットもあるうえ、誕生日までカウントダウンをしながら、ずっと相手のことを考えることになります。
もし、そんな風に、誰かが自分のことを考えてくれたら、嬉しいですよね。
だから、受け取った方も、「この人を、大切にしよう」っていう気持ちになると思うんです。
手帳には、行事だけでなく、買い物リストなども、メモしておくのがおすすめです。
例えば、毎年使う季節の消耗品は、少し早めに入手しておくと安心。
あらかじめ、該当付きのページに書いておけば、買い忘れることがありませんよね。
また、前年に「行ってみたいなぁ」と思いながらも、忙しくてかなわなかった旅行があれば、それも書きます。
桜を見に行きたかったのなら、4月のページに「〇〇へ桜を見に行く」と書いておくわけです。
実際に行けるかどうかわからなくても、メモしておけば、いざスケジュールが空いた時に、さっと行動に移せます。
すごく効率的ですよね。
1年のスケジュール管理が上手にできる人は、毎日の過ごし方もうまくなるもの。
時間に余裕を持って動けたら、心のゆとりにもつながりますよね。
いいことだけ書いて、ネガティブな表現は使わない
臨機応変にペンを使い分けると、手帳をきれいに使うことができます。
確定している予定はボールペン。
予定が変わりそうな場合は、鉛筆やシャープペンシル。
そうすれば、何度でも書き直せますから、書き損じて手帳が真っ黒・・・・・・なんてことも避けられます。
楽しみにしている行事や、重要度の高い予定などは、ペンの色や太さを変えるのもいいですね。
手帳を開いた時、パッと目に飛び込んできて、分かりやすくなります。
その他、可愛いシールやスタンプも使えば、テンションも上がりますよ。
また、手帳には、嬉しい出来事のほか、気づきなど、「いいこと」を書き込むのもポイント。
物事を、プラスの面から捉える癖は身につけることができるんです。
「友達と食事に行く」
そう書いてあるだけでも、楽しい気分になりませんか?
しかも、「何を着て行こうかな〜」「友達と、新しいコスメの情報交換をしよう」なんて、楽しい想像が次々と湧いてきますよね。
仕事が忙しくて、プライベートな予定が少なくても、大丈夫。
考え方次第で、いくらでも、わくわくするような予定は加えられます。
私の場合は、講演会の予定が入ると、「よし、この公園会を成功させよう」っていう気持ちで、数日前に美容院の予約を入れます。
そうすると、「仕事=美容院」になって、すごく楽しくなってくるんです。
その他、給料日やボーナスの時期に、大きな字で「お給料日!」「ボーナス!」と書いておけば、それが励みになって、笑顔で過ごせるでしょう。
反対に、ネガティブな書き込みは避けるのがベター。
「遅刻して注意を受けた」は「5分前行動を心がける」に。
「うっかりミスで人に迷惑かけた」は「一つ一つの仕事を丁寧に」というように、プラスの表現に変えてメモするといいでしょう。
「遅刻しない」「ミスしない」という表現は、後でそれを見た時に、「また失敗したらどうしよう」っていうネガティブな気持ちにさせてしまいますよね。
それよりも、「失敗しないようにするには、どうしたらいいかな」って考えて、それを、自分が楽しく行動できるような書き方をした方が、前向きになれるんです。
失敗から学んだことを、毎月の目標にして、手紙に書いておくのもいいですよね。
手帳を見るたびに目標が目に留まれば、自然と意識も高まって、目標を達成しやすくなるでしょう。
それには、常に手帳を手元に置いて、頻繁に開くことも大切。
特に、私が心がけているのは、就寝前に行う、翌日のスケジュールチェックです。
この時、次の日に少しでも空き時間があれば、「何をしたら楽しいかな?」と考えます。
それだけで、何だかワクワクしてきて、毎日の充実度も底上げされますよ。
手帳は未来の自分へ贈るアイディア集みたいなもの
中には、「手帳に書くことが何もない」という方がいらっしゃるかもしれません。
でもね、手帳って、毎日の料理を記憶するだけでもいいんです。
実際に、ある女性にそれをおすすめしてみたところ、「その日の献立を書き残すようにしたら、家族の健康管理に役立った1」と、大変喜ばれました。
食事のメニューだけでなく、家族が体調崩したことも記録しておけば、翌年からは予防対策として使えます。
風邪をひきやすい人がいれば、冬が近づく11月頃から、「体を温めて健康に過ごす」とメモを書き残しておくんです。
そうすれば、体を温めるメニューに意識を向きやすくなったりして、ますます家族の健康を守ることができますよね。
人は、過去には戻れません。
その代わり、過去から学ぶことは、いくらでもできます。
辛い過去でも、生かしようによっては、大きな幸せに繋がる。
その手助けをしてくれるのが、手帳なんです。
過去の手帳を見返すと、こういうこともあると思うんです。
「去年の〇月に、〇〇さんと食事をしたなぁ。
そういえば、あの時こんな話をしたけど、今の仕事に役立つんじゃないかな?」
まさに、手帳は自分の未来へ贈る「アイディア集」みたいなもの。
良い情報をたくさん書き残しておけば、それが、自分の未来は助けてくれます。
幸せの訪れもうんと早くなりますよ!
斎藤一人さんの話を纏めました。
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