ネガティブな性格を直したいんですが、方法を知りたいんです
気づいたらついついネガティブなことを考えてしまったり、自分は他の人よりも劣っていると思ったり。
そんなネガティブに考える自分がまた許せなくなって、余計に自己嫌悪に陥ってしまうこともありますよね。
知らず知らずのうちに、ネガティブになりがちですが、ネガティブな感情というのはそもそも人間に備わっているものです。無理をせずに、「ポジティブになるメソッド」について紹介します
気分一致効果
人はそのときの気分に一致する記憶に優れており、これを気分一致効果と呼ぶ。情報を記憶するときの気分と、記憶する内容が一致しているときの方がそうでないときより記憶されやすい。また、記憶されているものを思い出すときの気分と、その内容が一致しているとき、その記憶は思い出されやすくなる。
上記のような記憶に関するものは特に記憶の気分一致効果と呼ばれるが、判断や評価あるいは将来予測においても気分一致効果はみられる。つまりポジティブな気分のときにはポジティブな評価や将来予測を行いやすく、ネガティブな気分のときにはネガティブな評価や予測を行いやすい。
ポジティブになりたい人に向けて、無理せずポジティブになるメソッドを紹介します。
普段から前向きになりましょう!というと、これまた難しいです。日本人は神経質が多い人種だと言われています。これは、セロトニンという神経伝達物質の調整が弱いことが影響している可能性が極めて高いのです。
「自分を信じて好きになれ」「前向きなことを考えろ」とか根性論のように言われることって多いと思うんですけど、それができたら苦労しませんよね。
無理せず自分を変えていきましょう!
ポジティブなるメソッド
ネガティブな感情は絶対になくならないことを理解する
ポジティブになる方法のは、「ネガティブな感情がすべて消えることはない」ということを理解することから始めます。
- ネガティブな感情をなくそう
- ずっと明るく振舞わなきゃいけない
- ネガティブな感情は生まれてはいけない
このように考えてませんか!!
ネガティブな感情というのはそもそも人間に備わっているものです。
なぜ備わっているかといえば、身の危険をすばやく察知してすこしでも危険を回避するため。
つまり、ネガティブな感情を消そうとすることも、ネガティブな感情がうまれた自分を責めることも見当違いなんです。
その人間の中でもネガティブに考えがちな人は、危険察知能力が高いのでむしろ長所です。
実はネガティブ思考の成功者は多いんですよ・・・!
少しはネガティブな性格なままで、良いかもと思えます
ネガティブな言葉を口から出さないようにします
「ことだま」って聞いたことありませんか?
ポジティブなことを言えばいい方にいくし、ネガティブなことを言えば嫌な方にいくというものです。
わたしはこれは本当にあると思っていて、「すごいね!」と言われれば嬉しくなりますし、逆に汚い言葉で批判されれば傷つきますよね。
だから他人に対しても、自分に対してもなるべく嫌な言葉は使わないようにしています。
心の中で自分自身にこういうことを言ってませんか?
- 本当に能無しだな
- 人の足をひっぱるだけの駄目な自分
自分で自分をいじめない。他人に言われて嫌な言葉を自分に向けるのはやめましょう。
無理やりポジティブなことばかり言う必要はないです。
でも、だれかが聞いて嫌になるようなこと、自分が言われたら嫌になることは言わないに越したことはありません。
報道番組は見ない
報道番組をみると凄惨な報道が多いです。中には残虐な報道もあります。報道番組を見て、世の中の動向を知ることは大切なのですが、あまりにも気分の沈む報道番組ばかり見るのは精神衛生上に良くないです。
イギリスのデイヴィ・グラハム(Graham Davey)博士によると、暗いニュースを目にすると、より大きな不安や悲しみを感じやすくなり、物事をネガティブなものだと認識する傾向が高まる可能性があると話します。
エクササイズ
運動とメンタルヘルスは密接に関わっていることが周知の事実です。運動習慣がある人ほど、前向きな傾向にあります。
科学的にストレス解消が実証されているものなかでは、運動やエクササイズが一番だと思います。激しい運動をする必要はなく、20分〜30分ぐらいの散歩から始めましょう。
自分よりネガティブな人には近づかない
まわりにネガティブなことばかり言う人っていませんか?
- グチや悪口ばかり
- ため息ばかり
- 口をひらけば「疲れた」
毎日聞かされてたら正直こっちの気が滅入りますよね・・・ ネガティブな気持ちや空気ってエネルギーが強いので、みるみる伝染していきます。
日々接している友人の幸福度が高ければ自分の幸福度も15%ほど高まるというデータがあります。
また、幸福度の高い友人が1人増えると幸せになれる可能性が9%ずつ上がり、不幸だと感じている友人が増えればその可能性は7%低下するのだそうです。
それほどまでに自分以外の環境の影響は大きいんです。
もしネガティブなことばかり言ってくる人が近くにいるならとにかく離れましょう。
そしてポジティブな人が多い人と関わるようにしましょう。
思い切って取り巻く環境を変えるのがいいですね。
熟睡の習慣
もし気分が落ち込んできたというときは、ネガティブ感情に浸するのではく、さっさと寝ることです。気分のイライラや落ち込みは、普段の睡眠不足が影響していることがあります。
十分な睡眠をとるように心がけましょう。それでも不安で眠れないというときは、寝る前に瞑想をするのもありだと思います。暗い部屋で静かに瞑想をすることで心が落ち着いてきます。自然とリラックスしてきたら眠りについてください。
ちなみに睡眠時間は六時間半~七時間半が適切です。
自分のストロング・ポイント
ネガティブになりやすい人は自分に自信がない人が多いように思います。
他人よりも劣っていると自己否定したり、なにも取り柄がないと思っていたりしてませんか?
ひとつでもストロング・ポイントを知っていると、他人と比べることも少なくなりますよ。
強みがない人なんていません。
人と比べがちなあなたは、他人のいいところがよく見えることが強みです。
考えすぎてしまうあなあたは、慎重に考えられるところが強みです。
単純に自分が認めてなかったり気づいていないだけなので、この機にぜひ考えてみてください。
一つで良いですから自分のストロング・ポイントに気がついて下さい。
楽しい情報に触れましょう
普段からポジティブ情報に触れるようにしてください。 楽しい動画や映画を見るとか、家族や恋人との時間を大切にするとか、好きなことに没頭するなど、自分の心が満たされるような情報に触れる機会を日常で増やすようにすろのが良いですね。
まとめ
ポジティブな日もあればネガティブな日もありますから、ポジティブになりたい気持ちにとらわれすぎないでくださいね。
無理押しせずに、すこしづずつ前向きな自分にしていって下さい、気軽にね
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。