コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 男気の話

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そして、そんな男気溢れる一人さんの生き方が私は大好きです。

私はこれからも一人さんについていきます。

 

 


もっと幸せになるための「魔法の言葉」


司会 宇野信行社長です。

よろしくお願いいたします。


こんにちは。

今日は一人さんに初めて行った頃の私のびっくり初体験の話をさせていただきます。

よろしくお願いします。

はなゑ社長がやっていた「十夢想家(トムソーヤ)」という喫茶店に、伝説の喫茶店なんですけど、一人さんが現れるようになりました。

そこで会っていたんですけど、一人さんが来ている時は、はなゑ社長の方から私の宇野豆腐店に電話があるんです。

「今日、一人さん、来てるよ」

その電話をもらうと仕事をさっさと片付けて愛車のラッタッタで、「十夢想家」に向かって会っていたんです。

「のぶちゃん、ちょっと、ちょっと。ちょっと来てよ」

「何ですか?一人さん」

「のぶちゃんさ、今日、いい天気だね。

ところでさ、あそこに雲がさ、1、2、3、三つあるけど、のぶちゃん、どの雲がいい?」

「じゃあ、一人さん、真ん中の雲」

っていったら、

「じゃあ、のぶちゃん、見てごらん。

あの雲、消してあげるから」

「えっ?」

私、見てたんです。

一人さんが指、さして、なんか言葉を言い出した瞬間から、その雲だけシュルシュルシュルシュ・・・・・・。

消えちゃったんです。

もう声も出ません。

「あれ、一人さん、消したんですよね」

「そうだよ」

「やっぱり一人さんって超能力者ですよね」って言ったら、

「のぶちゃん、それ、違うよ。

これ、のぶちゃんにもできるよ。

同じことすると、誰にもできるよ」

「えっ、できるんですか?」

「じゃあ、のぶちゃん、残ってる左側のやつ、消してみようか」

「ええっ」

「じゃあ、今から魔法の言葉、教えるからやってみな」

やったんです。

「ンンンンンー!」

って力を込めてやったら、隣で一人さんがもう笑っちゃってて、

「そんな力んでも駄目だよ。のぶちゃん。もっと力抜きなって」

はじめに言ってくれれば良かったんですけど、1分ぐらい止めていたんですよね。

自然に力抜けたんでしょうね。

「あーあ」

ってやりだしたら、端っこから消えてきたんですよ。

「一人さん、消えました。でも、だいぶ、時間がかかりましたけど」って言ったら、

「当たり前だよ、のぶちゃん、初めて行ったんだから。
なんだってな慣れだから、じゃあ、慣れるまで雲消し、楽しんでやっててみな」

大好きなんです、私。こういうの。

もう豆腐屋の仕事が終わって、もう表に出て、手頃な雲を見つけると、片っ端から、

「クックックッ-」って消したんですよ。

で、一週間ぐらいたって、また、一人さんに会った時に、

「のぶちゃん、雲消し、うまくできるようになった?」

「もう一人ひとりさん、すごいです。もう1分以内に消せます」って。

「のぶちゃん、よかったね。じゃあ、卒業だね」

「卒業って。行っちゃいけないんですか」

「そうだね。のぶちゃん、自然界にある物って絶妙のバランスでできてるから、やたらめったら消したら駄目だね」

「一人さん、この一週間で約200個ぐらい消したんですけど」

「のぶちゃん、随分行ったね。

のぶちゃんに教えたかったのは、思ってやったら現実に雲が消えたよね」

「うん。消えました」

「のぶちゃんに思いの力っていうのを教えたかったんだよ。

俺も持ってる、のぶちゃんも持ってる、みんな持ってるすごい力。

例えばさ、いいことを思って、楽しいこと思って一歩一歩行くと、いいことが起きて、楽しいことが体験できる。

その反対に悪いことを思って、心配事を思って、一歩一歩行くと悪いことが起きて、ちゃんと心配事が体験できるんだよ。

思いの力って本当にすごいんだよ」

「ところでのぶちゃん、もっと幸せになりたい」

「もう、なりたいです!」

「じゃあ、次の魔法の言葉教えるから、覚えて、一歩一歩行ってみな」
って教わった言葉、会社の皆さんもご存知の方は一緒に言ってみてください。

「ツイてる」

「嬉しい」

「楽しい」

「感謝してます」

「幸せ」

「ありがとう」

「許します」


「じゃあ、のぶちゃん、この言葉、言いながら一歩一歩行ってごらん。

すごいよ。楽しいこと、嬉しいこと、体験できるよ」って教わって二十数年。

今日も素晴らしい体験をさせていただきます。

本当にありがとうございました。


都心にビルが建つより誇らしい話


遠藤忠夫です。私も不思議な話がすごく大好きです。

ですけれど、今日は加納会場の皆さんに今日は聞いていただきたい話があります。

それは一人さんの「男気の話」です。

聞いてください。よろしくお願いいたします。

話は今から十数年前にさかのぼります。

一人さんが私たち10人の弟子を集めてこう言ったんです。

「いいから、みんな。

今から『納税日本一ゲーム』を始めるよ。

税金を納めるのは我々、事業家の務めだからね。
そして、その納めた税金で道路が出来てきたり、学校ができたり、公園ができたり、たくさんの人のお役に立つことができるんだよ。

だから、みんなで税金を納めることをゲームにして1年間、楽しく仕事をしよう」

と言って、私たちはその日から納税日本一ゲームを始めることにしました。

そして、ゲームを始めてから一週間ぐらい経ってある日のことです。

一人の男性が一人さんの元にやってきて、こういったんです。

「斉藤さん、聞きましたよ。

納税日本一ゲームやってるんですって?

是非、私もそのゲーム、仲間に加えてくださいよ。

もし、私を仲間に加えていただけるんでしたら、私はよその会社から優秀な人をたくさん、たくさん集めてきて、斉藤さんの会社に入社させますよ。

そしたら斉藤さん、早く日本一になれるんじゃないですか。

だから、是非、私を仲間の一人に加えてください」

って、その人は一人さんに言いました。

ですが、一人さんは、

「お気持ちは本当に嬉しいです。

ですけれど、今回のこの話、遠慮させて頂きます」

と丁寧に断りました。

そして、その人が帰った後、一人さんが私たち弟子を集めて、こういったんです。

「いいかい、みんな、今から大切な話をするからよく聞いてよ。

いいかい。

優秀な人、優秀な人材っていうのは今、働いている、今、その人が働いている会社でも大切なんだよ。

そんな大切な人が会社からいなくなったら、その会社は困っちゃうんだよ。

いいかい、私は人や会社を困らせてまで日本一になろうと思ったことなど、ただの一度もないよ。

そんなことをして日本一になったって、神様だって喜んでじゃ、くれないよ。

それよりも私は私の弟子であるみんなと楽しく仕事をしながら、日本一になりたいと思っているんだよ」

って断った理由をその時、教えてくれました。

この話を聞いて、私たちはますます楽しく仕事をしました。

そして、1年が経ちました。

待ちに待った納税の発表の日を迎えます。

時は1997年5月。

この年、我らが師匠、斎藤一人さんは納税日本一に輝きました。

そして、一人さんが納税日本一に輝くと、また、たくさんの人が一人さんの所に行ってきました。

テレビ局の人、新聞社の人、そして、その中の一人がまた一人さんにこう言ったんです。

「斎藤一人さん、納税日本一、おめでとうございます。

日本一になられたのですから、日本一にふさわしい自社ビルを都心にの中心に建てられたらいかがです」

って一人さんにいったんですけど、一人さんはこの話も断りました。

そして、その断った理由を私にそっと教えてくれたのです。

「いいかい、忠夫ちゃん。

俺はね、東京の中心にビルを建てることできるよ。

だけどね、俺のために本社で働いてくれている5人のパートさんはね、都心の中心に行ったら遠くて働きに出てこれないんだよ。

私は、あの人達を置いて、都心の中心に出て行こうなんて考えはないんだよ」

って本当の理由を教えてくれました。

都心の中心にビルが建つより、私は一人さんが誇らしかったです。
そして、愛と優しさと強さをもった一人さんは私たちの誇りです。

宝です。

そして、そんな男気溢れる一人さんの生き方が私は大好きです。

私はこれからも一人さんについていきます。

今日はどうも話を聞いてくださいましてありがとうございました。

 

追伸 現在に至る特約店業務スタート

 

全国各地のショールームの売り上げも、もちろん上々。

こんなに喜ばれるのならお店をもっと広げようということで、いよいよ現在にまで至る、特約店業務が始まるのです。
そこで私たちは経営コンサルタントとなって、お店の作り方と経営のノウハウを一から教えていく立場となりました。

その時は昼夜の説明会でも間に合わないくらい、まるかんの特約店をやりたい人が殺到。

なぜなら同時期に、一人さんが納税日本一の快挙を達成しとげていたからなのです。

その中には、お医者さん、薬剤師さん、整体師さん、他にも大きな会社の社長といったオーナーが勢揃い。

思えば指圧師だった頃に、自分よりずっと立場が上だと思っていた人たちばかりだったのです。

そのオーナーに向かって私が喋るのは勇気がいるものでした。

けれどそんな時一人さんは「肩書きに惑わされて人と自分を比べるんじゃないよ。

比べるのはいつもちょっと前までの自分。

そこから成長しようと思って行動した時に、いつのまにか群を抜いているんだよ」と。

確かに一人さんに教わってここまで黙々とやってきた自分は、一人さんの納税日本一と同時に、全国86番という快挙を成し遂げていました。

そうだ、ここまで来られて自分がいるんだということを思い出し、自信を持って目の前に人に伝えていったら、みんな真剣に私の話を聞いてくれました。

中にはやれば簡単にお金が儲かると思っていた人もいましたが、そういう人は全員、去っていきました。

一人さんのことが大好きで、その一人さんが作った商品が大好きで、商売の基本からコツコツとやり続けてきた人たちだけが、今も全国で特約店として活躍しています。

 

 

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斉藤一人さんのお話を纏めました。

 

皆様、いつもご精読ありがとう御座います。

 

 

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