褒められた時に乗るか乗らないかで、人生は180度変わる
褒められ上昇気流に乗ろう
一人さんの言葉を、まさに地でおこなっているのが、この私です。
褒められて、その気になって、ここまで来たようなものです。
父の会社を辞めたのだって、一人さんに、
「おまっちゃんは、社員向きじゃないんだよ。
社長向きの人が、社員をやってもうまくいかないよ」と、言われたことがきっかけなのです。
この時、私は目が覚めるような気持ちになりました。
それで、思い切って商売を始め、自分に向いてることを一生懸命、人並み以上に努力した結果、3倍はおろか、100倍くらいの成果が上がったのです。
この時、私は目が覚めるような気持ちになりました。
サラリーマン時代に比べて、収入も2桁多くなったんですよ。
それに気づかせてくれた一人さんには、感謝してもしきれないくらいです。
それと、もう一つ、一人さんに言われたことがあります。
まだ、出会って間もない頃のことです。
「おまっちゃん、その事務服やめな」
突然、一人さんにそう言われて、最初は何のことだかさっぱり分かりませんでした。
確かに、その頃の私は、いつも会社の事務服を着ていたんですよ。
地味なスカートの上に、襟のついた紺色の事務服を着て、子供たちの幼稚園の送り迎えをし、会社に行き、そのままの格好で、一人さんの話が聞きたくて喫茶店に通っていたのです。
「いいかい、ヤクザの娘は、ヤクザの娘だってわかんなきゃいけないし、社長の娘は、社長の娘だってわかる格好してなきゃいけない。
服はその人を表すものなんだ。
おまっちゃんを知らない人は、おまっちゃんがどんな人間なのか、着てる服や見た目で判断するんだよ。
だから、自分がどんな人間か分かって欲しければ、今の立場を隠したり、中途半端な格好をしちゃいけない。
そういう人を、誰も好きになってはくれないよ。
中途半端な格好しちゃいけない
おまっちゃんだって、何者かわからない格好をしている人を、好きにはなれないだろう?
それと同じだよ」
一人さんの言葉を聞いて、思わずハッとしました。
本当にそうだったのです。
それまでの私は、社長の娘というより、サラリーマンという意識の方が高かったんです。
会社から月給をもらっているんだから、事務服を着ていればいいって。
だから、朝、家を出る時から、夜、家に帰るまで、他の服を一切着ていなかったのです。
だから、朝、家を出る時から、夜、家に帰るまで、他の服を一切着ていなかったのです。
1年中服を着て、街中を歩いたり、スーパーで買い物をしたりする私を、他の人はどう見ていたんだろう・・・・・・そう思ったら、恥ずかしくなりました。
それでも、言われて最初の頃は、くすんだ色の地味な服ばかり。
小さい頃から、コーンとグレーと茶色以外の服を着せてもらった記憶がないので、明るい色を着ると浮いた感じがして、なんだか抵抗があったんですね。
その後、独立して、「社長である小俣和美は、どんな服を着たら、より自分らしさを出せるか」というのをテーマに少しずつイメージを変え、ようやく色に変化が現れ始めたのは、今から7~8年前のことです。
たまたま、メールアートをやってみたことがきっかけで、周りから、「可愛い」「素敵」「似合ってる」って褒められた時、そこに乗ったんです。
それから、ネイルの色に合わせて、着る服も一気にカラフルになりました。
「褒められ上昇気流」に乗ることを覚えたら、気持ちもすごく楽になります。
のびのびと自分を出せるようになったんですね。
今では、可愛い服が大好きで、もっと可愛くするにはどうしようかなって、考えながら洋服を選ぶのも楽しくなりました。
毎日、事務服を着ていた頃の私とは、まるで別人のようです。
私が明るい色の服を着ていると、なぜかみんなが笑顔になってくれるんです。
もっと周りの人を楽しませたい、もっと笑顔になってほしいと思うと、研究のしがいもあります。
何より、服を通じて、色々な人と気軽にコミュニケーションを取れるようになったのが大きいですね。
ちょっと褒められた時に、「そっか、そっか」と乗るのって、本当は、大人になればなるほど難しい。
でも、恥ずかしがらないで。
「褒められたら乗る」癖をつけたら、人生が一変しますよ。
褒め言葉が聞こえないのはなぜ?
人が褒めてくれた時、思い切って言葉の上昇気流に乗り、自分の向いてることをやって成果を出せれば、みんな間違いなく幸せになれます。
でも、全員がそうなっていないのはなぜでしょう?
答えは簡単。
褒められたのに乗るのをためらったか、褒められたのを気が付かなかったか、それとも褒められていないかのどれかです。
もっとも大きな理由は、日本人の性質にあります。
私たち日本人というのは、謙遜を美徳とし、自分をわざと卑下してきたようなところがあります。
だから、褒められるのが苦手で、せっかく褒めてもらっているのに、「ありがとう」って言えずに、「いや、そんな、私なんて」とか「気を遣っていただかなくても」となってしまいがちなのです。
でも、自分が誰かを褒めた時のことを思い出してください。
「いや、そんな」って言い返されたら、可愛げがないと思いますよね。
「次からは、褒めるのはやめた」ってなってしまうでしょう?
もしあなたが、誰からも褒められていないとしたら、原因はきっとそれです。
例えば、せっかく、旦那さんが、「綺麗だね」って褒めてくれたのに、「嘘でしょう?」とか、「そんな心にもないこと」をなんて言ってしまったら、もう次からは褒めてくれなくなります。
また、そういう人に限って、「結婚したら、男は女を褒めないものよ」って思ってるんです。
でも、そうじゃありません。
旦那さんだって、ちょっと照れくさいのを押して言ったんです。
それなのに「心にもない」なんて言われて傷ついたから、もう褒めるのをやめてしまったんです。
褒められた時、素直に喜べるに人は、人間として「可愛げ」があります。
おじいちゃん、おばあちゃんになっても可愛げのある人って、やっぱり素直で、笑顔がチャーミングで、「ありがとう」を言える人でしょう?
それにね、褒められて、頑張って何かをするって、とっても素敵なことですよ。
自己主張しないで、みんなと同じように、慎ましくやっている分には、傷つくことは少ないかもしれません。
でも、その他大勢のままでいいんですか?
個性を出したっていいじゃないですか。
自分らしさや個性をはっきり出すと、あなたのことを「すごく好き」という人と、「すごく嫌い」という人に別れるかもしれません。
私も、嫌われるのが怖くて、うまく自分を出せない時期がありました。
でも、一人さんから、こう教えてもらいました。
「全員に好かれると思っちゃいけないよ」
そうなんです。
出会った人すべてに好かれる人なんて、この世にいません。
合わない人は離れて行っていいんです。
だったら、一人でも、二人でも、私という個性を好きになってくれる人がいればいい。
自分の気持ちを迎えて生きるより、自分らしく生きた方が、人生は何倍も楽しく過ごせるものですから。
褒めてくれる人は、あなたの個性を伸ばそうとしてくれる仲間です。
褒め言葉をもらったら、「そらきたっ」と思って、サーフィンみたいに何を捕まえればいいのです。
『謙遜しすぎ』は、自分らしさ&個性の大敵
斎藤一人さんの話を纏めました。
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