お互いのプライドを大切にして下さいね。!!
会社、学校、ご近所に 誰でも苦手な相手はいるでしょう、 その人のことを考えるだけで気分が滅入ることもあると思います 。
「顔を見るだけでいや」「パワハラをしてくる」「以前にとても傷つけられた」 …..etc
そういう相手に対する接するアサーティブ・コミュニケーションという方法です。
アサーティブ・コミュニケーションの意味
アサーティブ・コミュニケーションの「アサーティブ」は、「Assertive」と書き、「断言的な」「言い張る」といった意味の英語です。この「Assertive」は、行動療法に起源をもつ「Assertiveness」という単語からきており、その意味は「自分と相手を同等に尊重しながらも自身の意見や気持ちを適切に表現すること」です。そこから派生して、アサーティブな会話方法を「アサーティブ・コミュニケーション」、アサーティブネスを鍛える方法を「アサーション・トレーニング」と呼ぶようになりました。
三つのパターン
アサーティブネスが発達していくと、アメリカの心理学者のウォルピとラザルスがアサーション・トレーニングの基礎を構築しました。そんなウォルピによると、人間の自己主張の方法は3種類あると言われています。それが、「アグレッシブ」と「ノンアサーティブ」と「アサーティブ」の3つです。
アグレッシブ
アグレッシブとは、攻撃タイプを意味します。自身の気持ちや意見を主張することができる一方で、相手の気持ちや意見を尊重できていないのがアグレッシブです。そんなアグレッシブなコミュニケーションをする人に見られる特徴としては、下記のものが挙げられます。
アグレッシブなコミュニケーションの特徴
どこにでもいますから!!
- 自分のことだけを考える
- 相手の気持ちや意見を無視する
- 攻撃的な表現で自身の意思を全うする
- 自分が一番であることにこだわる
- 勝ち負けへの執着が強い
控えめな方ですね!!
ノンアサーティブ
ノンアサーティブとは、非主張タイプを意味します。相手の気持ちや意見を考えることができる一方で、自分の気持ちや意見を伝えることができない、もしくは苦手と感じるのがノンアサーティブです。そんなノンアサーティブなコミュニケーションをする人の特徴としては下記のものが挙げられます。
ノンアサーティブなコミュニケーションの特徴
- 自己主張が控えめ、もしくは苦手
- 曖昧な表現が多い
- 言い訳が口癖
- 自分よりも相手を優先してしまう。
- 頼まれたら断れない
- 相手に気を遣える反面、相手にも気を遣ってほしい、言わないでもわかってほしいと考える
アサーティブ・コミュニケーション
試してみて下さい!!
アサーティブはアグレッシブとノンアサーティブの中間に位置します。自分の気持ちや意見をはっきりと言うことができ、同時に相手の気持ちや意見を尊重することができます。そんなアサーティブ・コミュニケーションの特徴には下記のものが挙げられます。
アサーティブ・コミュニケーションの特徴
- 場に沿った適切な表現を選択できる
- 相手の気持ちや意見を受け止められる
- 自分の気持ちや意見をはっきりと主張できる
- 相手と意見が対立しても、お互いが納得できる結論を導くことができる
アサーティブの振る舞い
- 言葉だけではなく、振る舞いをアサーティブにしましょう どんな言葉を使うか、どんな順番で言うかというだけに捉われず、態度や表情、声のトーンなど、振る舞いをアサーティブにすることも大切です。
アサーティブに伝えるために意識したい基本的な振る舞いとは?
- 主張したいことはなるべく堂々と、自信をもった態度で伝える
- 居丈高でも卑屈でもなく、対等な姿勢で向かい合う
- 相手の顔を見ながら落ち着いた態度で伝える
- 誠意をもって、気持ちに合った言葉を選ぶ
言葉と態度を一致させることでメッセージが明確に伝わります
言葉と表情、態度が一致していることで、自分の伝えたいことがよりいっそう明確になります。
実は、メッセージが相手に伝わらないのは、言葉と振る舞いが合致していないケースがほとんど。
例えば、「絶対大丈夫だから、安心して私に任せてください」と、不安げに目を伏せて言ったら、相手は不安な態度のほうに注目し、「本当に大丈夫?」と思うはずです。
この場合、大丈夫だということを伝えたければ、自信をもった態度で、相手の目を見ながら、はっきりした口調で伝えます。
また、女性や若い人に多いのですが、相手を注意する時や、相手の申し出を断る時にニコニコ笑ってはいけません。言いづらいことを言う時、「私のことを嫌わないで」という気持ちから、無意識のうちに笑ってしまうことがありますが、そうした態度は相手から軽く見られる原因にもなります。
それに、気を遣って、申し訳なさそうにニコッと笑みを浮かべながら「今度から気を付けてね」などと注意しても、相手にはその事の重大さは伝わりません。
だからといって、注意する時に相手を怒鳴ったり、説教口調になったりするのもNGです。この場合は、真剣な表情で相手をしっかりと見据え、落ち着いた低めのトーンの声ではっきりと伝えましょう。
まとめ
仕事の場面でもプライベートな場面でも、自身の気持ちや意見をしっかりと伝え、同時に相手の気持ちや意見を尊重することは欠かせません。ましてや、従業員それぞれに主体性が求められ、管理の立場にある人は部下の主体性や自立性を高めるようなマネジメントが求められている昨今のビジネストレンドの中では、アサーティブ・コミュニケーションの重要性がより一層増しています。皆さんの職場が実りあるコミュニケーションであふれるように、この記事を通して自分を変えることをねがっています。
自分を変えて下さいね!!
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
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