私の頭の中がウニ状態で、ロジカルな考え方が出来ません!!
こんにちは、Greenです。考えることが多すぎて、頭の中が整理出来ないときは、発売以来ロングセラーになっている「ゼロ秒思考」を紹介します。!!
- 人は生まれながらみな頭がいい、単純にそれを発揮していないだけ
- 頭の良さを発揮するには、「A4メモ書き」をやりまくること
- そうすると、思考の質とスピードの最終地点である「ゼロ秒思考」に到達できる
シンプルに表現すれば、上記のような内容です。
アクティブ瞑想
A4メモ書きとペンはパイロット Vコーンを用意して下さい。
メモ書きというのはA4用紙を横置きにし、左上にタイトル、右上に日付、4~6行、20~30字を1分で書くというもので、毎日10~20ページ書くことです、つまり一日に10分です。
重要なポイントは1分で必死に書くことによって、余計なことを考えずに頭の中のもやもやを外に出していくことができるからです。
頭に浮かぶイメージを、一瞬のうちに描くことが出来るようになります。時間制限をしないと、人の頭はそのようには動きません。だらだらとああでもない、こうでもないと無駄なことを考え始めます。
ポイントは3つ、
「頭に浮かんだことを吟味せず、ともかくはき出すこと」
「ギリギリ読める程度のきたない字で書くこと」
「筆圧ゼロで書ける水性ボールペン」です。
ペンはパイロット Vコーンをお勧めしています。シャープペンシルではこのレベルで早く書くことは不可能に近く、古いボールペンもほとんど無理でしょう。書くスピードが3~5割遅くなります。
1分で80~90字書くためには、筆圧がゼロで、ギリギリ読める程度のきたない字で書かないととても間に合いません。なぜそんなに急ぐかというと、誰でも、急げば書けるからです。また、急ぐと言わなければ大して書きもしないのに3~5分もかけてしまうからです。最高速度で書けば、ダラダラせずに済みます。
このスピードでA4メモ書きをすれば、「早く終われ」「腹減った」といった余計なことを考える時間がなくなります。つまり、無我夢中で書けるようになるということです。
これを私は「アクティブ瞑想」と呼んでいます。ご存じのように、瞑想は大事ですが普段なかなかできません。お寺で座禅しても、いろいろ雑念が入るのでバチンと叩かれたりします。
瞑想というのは、あくまでも目を閉じて呼吸を整えますが、『ゼロ秒思考』のA4メモは目を開け、集中して書きます。やってみればわかりますが、心は結構、無我の境地になります。なので、「アクティブな」瞑想と呼ぶことにしました。
話すと繰り返しになったり冗長だったり、無駄があったりが多いです。書くと、はるかにまともで、整理されます。話し言葉と書き言葉はおそらく脳の違う部分で処理されているようですね。(参考文献:元マッキンゼー赤羽雄二氏と学ぶ10年後の未来と働き方)
1日10〜20ページ書くことが大事です!!
具体例
ブログを書くための基本は?
- ジャンルを決める
- ターゲットを想定
- 自己紹介も大事なポイント!
- ユーザーを意識できているか
- ユーザーの求める情報を提供
- 魅力あるタイトルを付ける
- 冒頭が興味を引く内容になっているか
- 構成は統一する
- 分かりやすい文章を書く
- 魅力的な文章
- 1つの記事では1つの話題
- 文字の過度な装飾はしない
- 文字の改行
- まとめができているか
これは一例ですが、皆さんのテーマで書き出してください。!!
ゼロ秒思考効果
頭が整理される
メモを書くことでもやもやした思い、考えが整理されたり、もやっとし思いを言葉に直し、手書きし、目で確認することで、メモが外部メモリになったり驚くほど頭の働きがよくなる効果があります。
ちなみに、試験の10分前に不安に思っていることを書き出すとワーキングメモリの空きができるため頭の働きが良くなるというのが実際にあって
シカゴの大学の研究によると
- 試験前にプレッシャーをかけたグループは正答率が12%下がった
- 試験前に不安を書き出したグループは5%正答率が向上した
という結果になったそうです。
メモ書きはワーキングメモリの空きができ頭の働きが良くなるだけでなくなんとなく考えていたことなんとなくできていたことすなわち「暗黙知」が理解できる効果もあります!
「A4用紙へのメモ書き」1件1ページで書き出していくとみるみるうちにもやもやがなくなり頭がすっきり整理され回転がよくなっていきます。
皆さんも試して、確認して下さい!!
腹が立たなくなる
メモを書くと腹が立たなくなるのは人目を気にせず遠慮なくはき出せ、はき出したものしっかりと見ることができるからでさらに、自分の状況を客観視できるので今起きたことがどういう原因で起きたのかが見えそれに対して何をすべきなのか何をすべきではないのかが把握できることです。ッ
本書では
これまで、「あいつの言うことなんか絶対聞かない。許せないやつだ」と思っていたものが、ちょっと違う視点で見ることができるようになり、聞く姿勢が出てくる。
メモを書く前より少しだけ冷静になれる。客観的に自分を見ることができるようになる。その途端に、これまでついケンカ腰だった相手への接し方が劇的に変わる。自分でも驚くほど穏やかなものになる
などなど、腹をたてることが減り気分を害されることがなくなっていくとます。
メモ書きを実践すると、どんな状況でも感情的にならず冷静に対処できるようになるし何よりも「相手の視点」になれるので相手の状況を理解でき、腹が立ちにくくなってきます。
自分自身の感情と向き合って下さい!!
まとめ
「ゼロ秒思考の本質とは何か?」ということです。
赤羽さんの提唱する「思考をゼロ秒に近づける」とは、一体どういうことなのか?
ゼロ秒思考とは、「今ある問題を一瞬にして消し去ってしまう魔法の思考法」ではありません。もしかしたら究極の理想はそこにあるのかもしれませんが、これまでの普通の思考をしていた私たちが、急にそこをゴールにするのは非現実的です。
そうではなく、問題解決ステップを高速で進めて「時間短縮」するための思考法です。
そもそも自分にとって、思考するとはどういう行為を指すのか?という本質を自分なりに押さえておくことが重要です。
出来れば1枚1枚切り離せて携帯性も良いメモ帳を使って下さい!!
ジャーナリング、モーニングページ、ゼロ秒思考を紹介してきましたが、ノートに書き出す重要性を理解して下さいね!!
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して下さい。