やる前から「自分には無理」と多くの人が、自分で自分の限界を決めてしまいます。
素直になって思考の幅を広げるとあなたの限界はもっと広がります。
いつも自分は「上気元」でいると決める
良いことがあれば機嫌が良くなるし、悪いことがあれば機嫌が悪くなるのが普通の人。
常に幸せや喜び、感謝の気持ちに溢れた「上気元」の人になるには、どうすれば良いのでしょうか?
「上気元」については、特に、思考との関係性について詳しく説明させていただきます。
まず、「上気元でいる」ために必要なこと、それはまず意識することです。
あなたは今、「上気元の人」ですか?「不機嫌」の人ですか?
今、上気元だとしても、嫌なことがあると不機嫌になるのなら、あなたは「中機嫌の人」です。
このように、常に今の自分の機嫌や状態を意識することはとても大切です。
意識することで気づき、そこから具体的に対処したり、変えたりすることができます。
それと、「自分はどうありたいか」を明確にすることも大事です。
不機嫌でいると、その不機嫌と同じ波動のものと繋がり、引き寄せます。
「イライラ」していると、あなたの思考の周波数が「イライラ」になり、同じような「イライラ」の周波数のものと繋がって、それを引き寄せます。
それが「怒り」なら、またいた「怒り」に繋がるものを、「悲しみ」なら「悲しみ」に繋がるものを引き寄せてしまうのです。
中機嫌でいると、周りに左右されてしまいます。
あなたの周りにいる人がみんな上気元なら、とてもハッピーです。
あなたも一緒に上気元でいられます。
しかし、違う場所に行ってそこに不機嫌な人がいたら、たちまち自分も不機嫌になってしまいます。
たった一度の人生は周りの人に左右されたり、偶然の出来事に振り回されてしまうのは悲しいですよね。
でも上気元でいれば、そんなことはありません。
自分の思い通りに生きられるだけでなく、上の気ともつながれます。
その繋がった先には同じ上の気を持った素晴らしい仲間との出会いがあり、さらに神様の意識とも繋がることができるのです。
さらに上気元でいると、人に対して話しかけやすくなりますし、話しかけられやすくもなります。
だからもし、あなたが周りの人に対して「話しかけにくい」と感じていたり、逆に周りの人からあまり話しかけられないのだとしたら、中機嫌か不機嫌な人の証拠です。
上気元は人間関係のバロメーターにもなるのです。
1秒たりとも不機嫌でいたくない
一人さんはいつ会っても上気元です。
一人さんと出会って40年になりますが、私は未だに一人さんが不機嫌だったところを見たことがありません。
一人さんが創設した銀座日本漢方研究所には、研究所なのに研究している人が一人もいません。
そして一人さん自身も研究していないにも関わらず、出す商品は全て「ヒット」か「大ヒット」で、10からアイデアを頂いている証拠です。
一人さんは言います。
「上気元でいると自分も楽しい、周りも喜んでくれるし、天からいっぱいアイデアももらえるんだよね。
でもこれが不機嫌になると自分も楽しくないし、周りも嫌だし、悪いものとつながっちゃうんだよね。
だから俺は、1秒たりとも不機嫌でいたくないの。
そのためにもまず、自分の気の持ち方を意識することと「自分は上気元でいるんだ」と決めて、実践することが大事なんだよ」
- 「上気元」の人になるには、自分の機嫌や状態を意識し、自分はどうありたいかを常にイメージすること
- 「上気元」でいれば、自ずと上の気を 持っている人とつながる
- 「上気元」でいれば、天ともつながり、いいアイデアがもらえる。
自分で自分の限界を決めない
土地は人の手を入れずに放置しておくと、雑草が生えてあげるばかりです。
その土地から米や麦、野菜や果物を収穫したいのなら、まずはその土地を耕す必要があります。
雑草を抜き、石やゴミのような不必要なものを取り除き、そしてと土を十分に耕してあげたところに種をまくと、根を張りやすく、土から水や養分を吸収しやすくなり、よく育つのです。
人の思考も、それと非常によく似ています。
何も考えていないと、人の心は不安を感じるようになっていきますし、さらにその不安を放っておくと、その不安が心の中にどんどん広がっていきます。
だから、私たちはその不安をまず取り除き、思考の土壌を耕して、成功や幸せの種をまいて、その実を収穫するのです。
思考の土壌を耕すとは、考え方を柔軟にすること、そして素直になることです。
いくら良い種をまいても土壌が硬いとの根を張れないように、頭が固いと良いことを受け入れることができなくなります。
だから素直な気持ちで人の話を聞、良いことを聞いたらすぐに実行に移す。
うまくいかない時は、他のやり方を試したり、改良して、また実行する。
それを繰り返しながら思考をどんどん広げていくと、あなたのできることも次第に増えていくのです。
思考の大きさが、人間としての器を決める
土地が狭いとそれに応じた収穫しかできないのと同じで、思考が狭いとそれに応じたことしか考えつきません。
思考の大きさとは、器の大きさです。
つまり、思考の大きさが、人間としての器量も決めるのです。
人は勝手に、自分で限界を決めてしまいます。
やりもしないで、「これは自分にできない」と決めつける人もいれば、一度の失敗で諦めてしまう人もいます。
実は私も、最近、自分で勝手に自分の限界を決めていることに、気づかされることがありました。
それは5億円のペントハウスを購入した直後のことです。
私は、「これだけ大きな買い物をした後だから、当分は節約したり、欲しいものも我慢しないといけない」と考えていました。
すると、その考えを見透かしたかのように、一人さんが私にこう言ってくれたのです。
「恵美子、お前は何十億というお金を毎年稼いでいるし、独身だから、彼氏もたくさん作っていいんだよ。
お前は豊かなんだから、もっと自分のキャパシティを広げることを考えな。
お前の器は、今の自分が思っているよりもっと大きいんだよ。
それを、観念で器を狭めていると苦しくなるし、そのことがストレスの原因になるんだよ。
もちろん、無駄遣いはいけないし、贅沢しろと言ってるんじゃないの。
そうじゃなくて、お前はもっと豊かになることができるんだよっていうことを言いたいんだよ」
それを聞いた私は、心がすごく軽くなりました。
そこで私は大阪のペントハウスとは別に、東京にペントハウスを借りることにしたのです。
その物件も、私が借りたいと思っていたところが偶然にも一室だけ空いていて、借りることができました。
そして、それが2度目のテレビ出演につながり、さらには自分の夢の実現にも繋がったのです。
観念の縛りを外して自分の思考を広げると、引き寄せる力もこれほど早く、強くなるんだということを実感する出来事でした。
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素直に人の話を聞き、良い事を聞いたらすぐに実行する
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思考の大きさが、人間としての器を決める
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思い通りの人生を送るために、限界を決めずに思考を広げる努力をする
「正しさ」よりも「楽しさ」を優先する
自由に思考をを広げようと思っても「正しいかどうか」を考えると、躊躇してしまうことがありますね。
そんな時は、「正しさ」よりも「楽しさ」という基準で考えてみてはいかがでしょう。
私たちの思考の中には、の考えや価値観などの様々なものが入り混じっています。
それは、親や先生に言われたことや、社会のルール、知識など、様々です。
それが「観念」となって、あなたの思考に影響を与えているのです。
「これは自分の考えなんだ」と思うことでも、知らず知らずのうちに観念から影響を受けたり、支配されていることがあります。
「正しさ」というのも、それは世間が言う正しさなのか、観念から作り出した正しさなのか、あなたにとって正しさなのかは別です。
算数の問題で「1+1=?」と聞かれたら、答えは2になります。
でも、人生の答えは人によって違います。
「周りの人がみんな、そう言っているから」と言うと、その答えは一見正しそうですが、言っている人が多いからといって正しいとは限りません。
正しさは時に、人を傷つけます。
また、正しさばかりを追いかけていると、人は苦しくなるのです。
だから、何かを考えたり判断する時に、「正しさ」という基準に加えて、「楽しさ」という基準を加えてみるようにしてください。
その「楽しさ」も、ただ自分が楽しいというだけではなく、相手も楽しくて、さらに周りや、より多くの人が楽しくなることを考えるのです。
自分だけが楽しいよりも、多くの人が楽しんでくれた方が、喜びをより大きくなります。
人が死んだ時に、神様から聞かれる二つの事は?
私は「正しさ」か「楽しさ」で迷った時は、「正しさ」よりも「楽しさ」を優先するようにしています。
その方が必ず結果的にうまくいくのです(もちろん、公序良俗に反するケースは別ですが)。
それと、常に「楽しいこと」を集めるようにしています。
普段から楽しいことを集めていると気持ちが明るくなり、思考も「上の気」で満たされます。
そうすると、周りに影響されることなく、常に上気元でいることができるのです。
これは一人さんから聞いた話ですが、人が死んだ時に神様からに二つのことを聞かれるのだそうです。
それは「あなたはこの人生を楽しみましたか?」ということと、「周りの人に優しくしましたか?」ということです。
たった一度の人生ですから、一つでも多くの「楽しい」を集めて、魂の故郷に帰った時には、笑顔で「私はこの人生を目一杯、楽しんできました」と答えられる人生を過ごしたいです。
- 何かを考える時は、「正しさ」に加えて、「楽しさ」というものさしを入れて判断する
- 「正しさ」と「楽しさ」で迷った時は、「楽しさ」を優先する
追伸 仕事は6割の力でちょうどいい
ある会社で部長している女性がいて、こんなことをこぼしていたの。
「部下からは、もうこれ以上の仕事は抱えられませんと泣き疲れ、私の仕事は増えるばかり。
人員を増やしてほしいと上に訴えても、なんとか努力してと取り合ってもらえない。
こんな板挟み、もう嫌です・・・・・・」
あのね、これも難しく考えるからいけないんです。
仕事って、6割の力でやるのが丁度いいんだよ。
そうすると、無理な仕事なら残っちゃうけど、それでいい。
で、明日も無理な仕事なら残す、明後日も無理な仕事なら残すって仕事を山積みにしてごらん。
間違いなく、会社は考えてくれます。
仕事が回らなくなったら会社は考えざるを得ないけど、回ってるうちは、上役は何も考えてくれないんだ。
だって考えてごらんよ。
お巡りさんだって、犯罪が起きてから犯人を逮捕するのであって、犯罪が起きる前に逮捕するわけにはいかないでしょ?
社長の仕事は、仕事が回らなくなったところを何とかすることなの。
回っているところを何とかしようとは思わないんです。
多すぎる仕事は、こなさないで残しちゃえばいい。
それが一番簡単なの。
そもそも、限界以上のことは、残っちゃうのが当たり前だしね。
この部長さんってね、責任感が強すぎるの。
いくら仕事が増えても全部こなすし、部下の仕事まで全部やっちゃう。
自分がやらなきゃ部署が回らないと思い込んでいるけど、だったら回さなきゃいいんだよね。
周りをよく見てごらん。
みんな、そんなに仕事していないと思うよ。
人は皆「相手も自分と同じくらいしか働いていないはず」と思う癖があるの。
だから大して働いてない人は、この部長さんにも「まだ余力があるはずだ」なんて思っているだろうね。
残念ながら、部長さんの上司も部下も、彼女の大変さをわかっていない。
でも、心身を壊してからでは遅すぎるよ。
だから俺は、いつも「6割の力で働くんだよ」って言うんです。
すると皆、「たった6割でいいんですか?」って驚くんだけど、6割っていうのが心身共にリラックスして、一番能率よく働ける状態なんだよね。
それ以上の力で仕事をしたら壊れちゃうの。
あるいは、疲れきって会社を辞めてしまうかもしれない。
壊れたり辞めたりしたら、労働力は6割どころか0になるんです。
自分にとっても、会社にとっても大損害だよ。
だから、長く続けることは6割の力でいい。
それ以上は出しちゃいけないんだ。
でね、笑っちゃったのが、部長さんに泣きついている部下の方が、いつも先に帰るんだって。
部長さんには悪いけど、部下の方がこの世の道理を分かっているよね。
部長さんも、その部下と一緒に帰っちゃえばいいのに。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
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