一人さんに言わせると、嫌なことを努力するとますます嫌になることはあっても、一流にはなれないよ。
「好き」を極めた人が一流になる
努力が必要なことって、「神ごと」じゃないんです。
だって神様は完璧な存在だから、努力なんかしなくても成功するはずだから。
神様って失敗することができない。
成功しかしないんだよね。
その神様と同じ存在である俺たちだって、努力なしに成功できるんです。
なのにみんな、すぐ「努力が大事」「何事も忍耐だ」とかって言う。
嫌なことでも努力すれば報われるとか。
あのね、一人さんに言わせると、嫌なことを努力するとますます嫌になることはあっても、一流にはなれないよ。
一流になりたいんだったら、自分の好きなことで顔晴らなきゃ。
嘘だと思ったら、世の中で一流を極めた人を見てごらん。
間違いなく、みんな自分の好きなことで一流になっているから。
「私はゴルフが嫌いですけど、プロになって優勝しました」
なんて言っている人、見たことないよね。
好きなことって、努力がいらないんです。
もちろん、一流になるには繰り返し練習をしたり、研究したり、鍛錬が必要だよ。
でも好きなことは楽しいから、自然とそれをやりたくなっちゃうものなの。
例えば、ファッションが三度の飯より好きな人は、何時間でも洋服屋さんにいられるし、何日かかろうと好きな服を探して買う。
そこまで出来るから一流になれるんだけど、そういう人がものすごい努力をしているかと言うと違います。
ただファッションが好きだから没頭しているだけで、努力しているわけじゃない。
他の人にとってはきついことでも、自分が楽しけりゃ苦痛は感じないものなんだ。
欲を抑えちゃいけないよ
「悪いことをすると、神様が罰を与える」っていう人がいます。
じゃあ悪いことって何ですかって聞くと、「欲深いのがいけない」とかって。
それなら、この家の全員が悪い人間ということになるよ。
だって俺たち人間は、みんな生まれながらに欲を持っているから。
元々欲を持って生まれてきているのに、その欲を抑圧よくえちゃうと、抑圧された波動(周波数)が出るんだよ。
で、そのネガティブな波動が福を呼ぶんだよね。
波動というのは、この世のあらゆる生命体や物質、現象から出ていて、「波動が同じものは引き合う」という法則があります。
明るい波動は明るい出来事を引き寄せるし、不幸な波動は、ますます福を感じるような出来事を引き寄せるの。
この特性から言うと、欲は絶対に抑えちゃいけないんです。
幸せになりたかったら、自分の好きなことをして、どんどん楽しい波動を出さなきゃいけない。
わかるかな?
もちろん法律で禁止されていること、人を傷つけることは駄目だけど、人に迷惑をかけないことだったら、自分が幸せになれる欲をいくらでも深追いしていい。
洋服が好きな人は、いくらでも買えばいいの。
そういう人がお店で洋服を選んでいる時って、欲しいものを買いたいという欲を発散しているから、ものすごく幸せな波動が出るんだよね。
ところが欲をいけないものだと思って、本当は10着欲しいのに1着しか買わないとか、1着も買っちゃいけないとかって思うと、ものすごく苦しくなります。
で、その苦しい波動が不幸を引き寄せる。
欲しい物が買えない上に不幸まで引き寄せるんじゃ、ひとつもいいことないじゃない。
それは、返せないほど借金してまで買うのはまずいけど、買える余裕があるのなら、欲しいものを好きなだけ買えばいいんです。
こんなに買って大丈夫かな、なんて思う必要もないよ。
そういう不安な気持ちを持つと、不安の波動が出ちゃうから、好きなものを買ったとしても不幸を引き寄せちゃうからね。
人間の苦しい波動が戦争や天変地異を起こす
江戸時代には、「奢侈禁止令」という、贅沢を禁止する法令があったんです。
絹は贅沢品だからって、庶民には絹を使った着物を禁止したの。
ところが身分の上の人達だけは絹を着ていたんだよね。
貴族でも大奥でも、絹の美しい着物を着てファッションを楽しんでいた。
ファッションだけじゃないよ。
食べるものから住まい、教育、仕事・・・・・・それこそ、あらゆる場面で庶民は倹約を強いられたんです。
そうやって徹底的に欲を抑えこまれるわけだから、庶民からはものすごくネガティブな波動が出るよね。
苦しい波動のエネルギーが強大だった。
それでどうなったんですかって、むちゃくちゃなことが起きたんです。
歴史が遡るとわかるように、昔はそこら中で戦が起きていました。
今じゃ考えられないけど、普通の人が常に殺し合いをしていたんだよ。
それがだんだん豊かになって庶民にも自由が許されるようになると、戦も減ったの。
人々の波動が良くなかったから、戦が減ったんです。
そもそも好きなことをしたいっていう欲が満たされると、争わなくなるしね。
今もまだ世界のあちこちで紛争は起きているけれど、昔みたく大規模な戦争はなくなったし、確実に平和になってきている。
それはやっぱり、人間の波動がどんどん良くなってきているからだよ。
戦争だけじゃなく、天変地異なんかにも人間の波動が関係しているんです。
分かりやすく言うと、日本の人口は今、約12600万人だけど、その中で我慢している人の方が多いと、地震や自然災害などの天変地異が増えるの。
反対に、欲を発散して楽しく生きている人の方が多いと、天変地異が減ったり、たとえ起きても被害が小さく済んだりするんだ。
波動というのは、それほど大きな影響力を持っている。
だからこそ、1人1人が楽しくて幸せな波動を出せるようにしなきゃいけないの。
一人さんはどんどん彼女の数が増え続けているんだけど、それには「地球を守る」という重要な意味があるんです。
天変地異を減らすために、俺は一人でも多く彼女を作る。
これは人類のために成し遂げなきゃならない、俺の使命なんだ。
自分を可愛がれば仕事はどこまでも面白くなる
「好きな仕事をしているのに、なぜかうまくいかなくて辛い」
「望んでついた仕事なのに、何年も続けているうちにつまらなくなってしまった」
こういう人って結構いると思うんだけど。
なぜ「好きな仕事なのに楽しくない」という矛盾した現象が起きるのかと言うと、自分の可愛がり方が足りないからです。
好きな仕事が出来るって、最高だよね。
だけど、仕事と遊びは違うの。
楽しいからって、仕事だけしていればいいわけじゃない。
人生には、遊びも必要なんです。
一人さんは仕事が大好きですが、もしこの世にTバックを履いた女性がいなかったら、Tバックを履いた女性がいなかったらもうTバックを履いた女性がいなかったらものすごくつまらないだろうね。
いつも美女のTバック姿を想像して楽しんでいるからこそ、仕事だって面白いの。
俺がエッチな本を買ってTバック姿の美女を眺めたりするのは、自分のことをめちゃくちゃ可愛がっているからなんです。
なぜ自分を可愛がるんですかって、いつも自分に楽しいことをさせてあげていると、最高にいい波動が出るからだよ。
その最高の波動が、最高の出来事を引き寄せるの。
例えば営業の仕事をしている人だったら、大きな契約が取れるとか。
ものづくりをしている人なら、自分が作った製品が大ヒットするかもしれない。
そういう嬉しい結果が出ると、仕事ってうんと面白くなるよね。
波動だけじゃないよ。
自分を可愛がっている人は、周りが放っておかないの。
なぜかと言うと、楽しんでいる人は、いかにも幸せそうな満ち足りた顔になるから。
いつも幸せそうな明るい人って、周りの人に好かれるんだよ。
そうすると何か困ったことが起きてもみんなが助けてくれるから、仕事がうまくいかないなんてことがなくなるんだよね。
もし今の仕事に限界を感じていたとしても、あなたが幸せな波動を出していれば、必ず自分にふさわしい仕事がベストな形でもたらされる。
あなたに惚れ込んだ取引先の人からヘッドハンティングされたり、あなたにぴったりの転職先を知人が紹介してくれたりね。
人生を楽しんでいる人って、圧倒的な魅力があるから周りが絶対に放っておかない。
だから心配しなくても、勝手にどんどん良い仕事に恵まれるよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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