家で待っていても、ディズニーランドがあなたの家に来ることはありません。
質問1 魂を成長させる挑戦
配偶者は、いつも自分勝手で、自分の好きなことばかりしています。
些細な話なのですが、私は緑茶が好きなんですが、相手はほうじ茶が好きなんです。
私がいつも我慢しております。
腹が立って仕方がありません、私は緑茶が飲みたいんです。
緑茶の件もそうですが、いろんなことで我慢しております。
意地悪をしたり、悪口を言われたり、数え上げたらキリがありません。
我慢しなくても良い方法はありますでしょうか?
お教えいただければ幸いです。
斎藤一人さん
物騒な話だけど、殺人事件って、家庭内で起きるパターンが結構多いらしいんだよね。
だけど、そうなるのは我慢するからです。
我慢が、恨みを生むんだよね。
そうすると、限界に達した時に、殺人とかって極端なことになっちゃうんです。
じゃあ、家庭内でどうやって我慢しないでいるか。
家庭内の問題って、逃げられないことが多いよね。
もちろん、出て行けるなら、出て行っちゃえばいいんだよ。
まずは、その場から離れることを考えればいい。
だけど、経済的な事情があったりして家から出て行くわけにはいかないんだとしたら、問題があってもそこに居続けるしかない。
そういう場合はどうするかって言うとね、悪口を言わない挑戦をするんですよ。
問題から離れない状態を神がくれた時に、私たちは猛然とその問題に挑戦すればいい。
例えばね、奥さんが毎日のように悪口を言ってくるとするよね。
でも、「私は奥さんの悪口を言わないぞ。これは修行なんだ」って思うんです。
そうすると、だんだん爽やかな気持ちになってきて、さんに悪口を言われても軽く伊那せるようになる。
それって、魂が成長している証拠なんだよね。
で、そうやってると、相手も自然に変わってきちゃうんです。
あんなに意地悪だった奥さんが、この頃なんだかい優しくなったぞって。
我慢するのと、魂を成長させるために挑戦するのとでは、結果が全然違います。
問題に挑戦するのは自分にとってレッスンになるけど、我慢は間違いだよ。
人生に我慢は駄目だけど挑戦はいいよ。
質問2 部下の育成方法とは
私は、すぐに部下を怒鳴りつけてしまいます。
日本一の商人の斎藤一人さんにお聞きしたいことがあるんです。
部下の育成方法を、お教えいただければ幸甚です。
斎藤一人さん
商売をやっている人間は皆証人として対等なんだと思っていれば、威張って部下を怒鳴りつける必要もありません。
斎藤一人さんは社員を怒ったことは一度もありません。
みんなでその話をしていたら、斎藤一人さんのお弟子さんの一人が、
「そういえば、斎藤一人さんは私が足を組んで、頬杖をついて、アメを舐めながら斎藤一人さんの話を聞いても、一度も怒ったことがないですよね」
と感心したように言うのです。
斎藤一人さんも、
「そんなことぐらいで怒るのは、自分の機嫌が悪いからだよ。斎藤一人さんはいつも機嫌がいいから、別に人が飴をなめてようが、弁当食ってようが関係ない。だって機嫌がいい方が、斎藤一人さんは幸せだもん」
と答えたことがあります。
もちろん「こう行った方がいいよ」と教えることはあります。
そういう時も、
「ちょっといい話があるからおいで」
と呼んで、
「こんな風にすると、もっと魅力的になるよ」
という言い方をします。
基本的に褒めてあげて、直してほしいところがあれば、怒るのではなく「こうしたらいいよ」というふうにアドバイスする。
もしあなたが部下に、怒鳴り散らしたり威張り散らしているんだとすれば、それはよほど未熟か、魂が成長してないんです。
斎藤一人さんの会社では特に部下の育成方法はありません。
でも、社員は誰もやめません。
「社長が何時でも旅に行けるように、会社を守るのが自分たちの使命だ」
と、プライドを持って働いてくれています。
こういう仲間と最後まで共に行きたいのです。
質問3 ディズニーランド
友人関係にしろ、会社関係にしろ、全ての人間関係において、指示を受けてから動いています。
自分から動くことはありません。
もう一つ運気が向いてこないのです。
運気を強くするためには、自分の姿勢はいかにすれば良いのかを、教えていただければ幸甚です。
斎藤一人さん
「いい人」は人から言われたことを、きちんとやり遂げるのが得意です。
ところが、いつも人に言われてから、受け身で物事をやっていると、どうなるでしょうか?
何かやる時に、人の指示を待つようになります。
この「受け身」の姿勢でいることが、運気を落とすのです。
幸せになりたければ、自分で自発的に何かをすることです。
自分の気持ちが何となく停滞している時、なんだか「幸せ感」が薄れている時、自分の心を見直してみてください。
「何か、楽しいことがないかなあ」
「誰かが、楽しませてくれないかなあ」
こういう「待ちの姿勢」になっていることが多いもの。
不幸な人は、誰かが幸せにしてくれるのを、待っているのです。
待っているだけで、何かいいことが起こるでしょうか?
いいえ、待っていても、何も起こりません。
不幸な気持ちで待っていても、せいぜい来るのは「病気」とか、「トラブル」とか、税務署の審査とか。
楽しいことは、何も起こりません。
楽しい気分になりたかったら、自分から行かなければいけないのです。
誰かがやってきて、あなたを楽しませてくれることはありません。
例えば、ディズニーランドに行きたければ、家を出て、電車に乗って、ディズニーランドの門の前まで行かなければなりません。
それと同じことなのです。
家で待っていても、ディズニーランドがあなたの家に来ることはありません。
ミッキーマウスが、あなたの家を訪ねてくることもありません。
ミッキーマウスに逢いたかったら、自分の足で、ディズニーランドに行かなければならないのです。
そして、ディズニーランドに行くよりも、さらに幸せを存分に感じる方法があります。
それは、自分がミッキーマウスの着ぐるみでも着て、老人ホームを回ったり、養護施設を回って、人を楽しませることです。
そうやって、自分が自発的に人を喜ばせるようになった時、「自分から行動するって、なんて楽しいんだろう!」と初めて実感するでしょう。
「誰かに、楽しませてもらおう」
「誰かに、幸せにしてもらおう」
そんなことはできないのです。
あなたが自発的に何かをして、そのことで人を喜ばせた時、あなたは深い幸せを感じるでしょう。
そして、あなたの運気も、飛躍的に良くなっていくのです。
待たずに行動すること。
強運をつかむ人は「自主的にやる人」
「待ちの姿勢」でもいいことはひとつも起こらないよ。
質問4 構成要素
何もうまいこといきません。
嫌なことばかり起きてしまいます。
嫌なことをが起きてこないための方法を教えてくださいませんか?
よろしくお願いいたします。
斎藤一人さん
不幸そうな人をよく見るとね、そういう人って、愚痴や泣き言、人の悪口を言ってることが多いんです。
例えば、水に茶葉が入っているよね。
煎れる前に茶葉を抜いたら、ただの水にしかならない。
何が言いたいんですかって言えば、物には必ず構成要素があるということです。
それと同じように、あなたに今起きていることは、そういう構成要素があるからなんだよ。
嫌なことばかり起きるんだとしたら、自分の中に悪口っていう要素があるんじゃないかな、愚痴の要素があるんじゃないかな。
そう考えてみて。
悪口は、人のことを言うこと。
愚痴は、自分の弱音。
うまくいかない人ってね、ほとんどは悪口とか口とかの要素があるからだよ。
愚痴とか悪口とかってね、絶対言わないつもりになっても、つい言っちゃうんです。
でもね、言わないぞって、決めたら必ず減っていきます。
それを繰り返してると、ちょっとずつ自分が変わってくる。
自分の構成要素が変わってくるんだよね。
で、自分が変わると、世の中って見事に変わっちゃうんですよ。
斎藤一人さんてね、ものすごく幸せなんです。
商売だって、バブルも何も関係ない。
バブルの時も景気は良かったけど、バブルがはじけても景気がいいんだよ。
リーマンショック(2008年に、アメリカの投資銀行「リーマン・ブラザーズ」が経営破綻したことで起きた世界的な経済)だって、斎藤一人さんには関係ないの。
何故かって言うと、斎藤一人さんは人の悪口って言わないし、国の悪口も言わない。
アメリカのせいだとも言わないんです。
そういう人には、普通と違う現象が起きてくるんだよね。
構成要素を変えてごらん。
起きる出来事が見事に変わるよ。
質問5 心が軽くなる
柴村恵美子社長に大阪に行きなさいと、指示されたのはなぜですか?
斎藤一人さん
大阪が空いてたからです。
大阪が空いていて、する人がいなかったんです。
その時に柴村恵美子さんが、隣にいたから、お前行けということになったんです。
斎藤一人さんは柴村恵美子さんに「大阪に向いてるから行きなさい」と言ったんですが、それはそう言わないと行かないからです。
人に何かを頼むときは、その人の心が軽くなるようにして送り出すんです。
日常生活でも何でもそうです。
ひとかどの人はどこに行っても成功するんです。
斎藤一人さんも応援するから成功することは間違いないんです。
だけど新しいことするのが心配なんです。
それなのに「大阪は厳しいぞ」とか言えば、誰も行かないです。
質問6 褒めることの重要性
斎藤一人さんはお弟子さん達が人前で喋れなかった時も、なぜ褒めたり、励ましたりしてくれたのですか?
斎藤一人さん
下手な人は褒めないとやらなくなります。
うまいから褒めるのではなくて、下手な人を褒めなければ、下手だからやりません。
そうすると永久に出来なくなります。
上手くなれば、褒めなくてもやれるのはわかっていますから、周りが褒めてくれますから、下手な人を褒めるのが、お師匠さんの仕事です。
これから人を教育する時は、出来ないからするんです。
出来ない人がすれば、下手に決まってるんです。
人前に立てただけで、「一言」、言えただけで褒めてあげないと無理なんです。
それは今まで出来なかったからです。
人前で喋るということは大変なんです。
褒めて褒めてしているうちに、だんだん上手になるんです。
柴村恵美子さんも、今は何千人という人前でしゃべれるようになったんです。
それを斎藤一人さんが一番最初に、「お前下手だな」と言えば、そこで終わりです。
斎藤一人さんの心が重くなれば、柴村恵美子さんの心も重くなります。
心が重くなれば落ち込みます。
慰めるのは斎藤一人さんなんです。
最初から人を慰めなければいけない状態には持って行かないんです。
最初の一歩がボタンの掛け違いで、大変なことになるんです。
最初から褒めるんです。
わかりましたか。
質問7 自由意志
なぜ人間だけが動物の中で、笑顔を浮かべることが出来るのでしょうか?
お考えをお聞かせいただければ幸いです。
斎藤一人さん
これは神様が人間にだけに自由意志を与えてるんです。
だから笑うことも出来るし、泣くことも出来るし、怒ることも出来るんですが、その中で世間も神様も一番好きなのは、笑顔なんですね。
人がつられてニコッとするような笑顔、それが理想だと思います。
質問8 人間好き
斎藤一人先生にお目にかかるといつも素敵な笑顔で、しかも私たちを笑顔にしてくれます。
「銀座まるかん」さんの皆さんも、素敵な笑顔をしていらっしゃいます。
どのようにすれば、私たちも出会う人や、周囲の人や、大切な人を幸せな笑顔に出来ますでしょうか。
斎藤一人さん
きっと人間好きなんだと思います。
人間が好きで、自分が好きで、なんかそんなことをしていると好きなものがいっぱい集まってきて、思わずニコッとしちゃうんです。
だから人間好きになるということは良いことだと思います。
もちろん自分も含めて、みんなが人間大好きになれば最高だと思います。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
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