愛を出すって、そんなに力んだ必要はないんです。
ささやかな親切だからってありが小さいわけじゃないし、サラっと軽やかな親切でも愛は十分に伝わるんだよね。
さりげなく軽やかないでいいんだ
そもそも大げさな新設をしなきゃいけない場面なんて、普段の生活シーンではそうそうあるものじゃない。
むしろ日常のちょっとした親切、さりげない心遣いにこそ、心地よさを感じるって事もあるよね。
例えば、周りから困っているように見えなくても、実は困っていることもあるじゃない。
両手に荷物を持ちながらエレベーターを待っていて、襲うと思えば十分でもボタンを押せるんだけど、荷物を落としそうで嫌だなぁとか。
そんな時、何も言わなくてもサッとボタンを押してくれる人が嬉しいよね。
「よく分かってくれたなぁ」って感動するよね。
それとか、朝会社に行くと元気な声で「おはようございます」って声をかけてくれる人がいると、それだけでも気持ちいいじゃない。
挨拶の言葉に、いつも笑顔がついてくるとか。
自分が疲れていたりすると、そういうのがすごく心にしみる事ってあるよね。
「この人はいつも愛があるなぁ」って思うでしょ?
小さな愛でも人の癒しになるし、笑顔にする力がある。
で、こういう細やかなことでいいんだと思えば、愛を出す方だって、義務感も何もないよね。
笑顔で挨拶すれば自分だって気分いいし、それで開いても笑顔を返してくれたら嬉しいじゃない。
お互い、いい気分になる。
だから「明日もやろう」って思えるし、愛を出すことが楽しくなって、仕事でも「手が空いてるから手伝いますよって次の愛」につながったりもするの。
無理なく、楽しく、自然に本物の愛が出せるようになるよね。
誰が見ても間違いなく愛。それが本物です
言葉というのは、何かを言うかよりも、「誰が言うか」で受け取られ方が違ってきます。
この違いは、言っている人が本物の愛を出しているかどうかの差なんです。
いくら立派なことを言っていても、言葉に乗せられているのが上辺だけの愛だと、やっぱり聞く人の心には刺さりません。
その反対に本物の愛があれば、シンプルな言葉でもなぜか多くの人に響くし、心の中に深く入ってくるんだよ。
だから、もしあなたに「この人の言うことは何故か聞きたくなる」という人がいる場合は、ちょっと観察してみるといいよ。
きっと、ものすごく愛のある人だと思います。
ただ、本物の愛を出していても、相手が歪んで受け止め方をすることもあります。
こういう時は、受け取る側に愛が足りていないんだろうね。
相手の心に、何か問題があるんだと思います。
という意味では、本物の愛だからって全員に良い印象を与えるとは限らないし、愛に対して「あれ?」と感じるような反応が返ってきたとしても、あまり気にしないことだよ。
未熟な人は、本物の愛であってもお節介に感じたり、鬱陶しく感じたりすることがあるの。
それは相手の受取り方の問題だから、しょうがないことなんだ。
昭和の歌姫と言われた、美空ひばりという超一流の歌手がいたんです。
美空ひばりの歌って、最高に素晴らしいの。
だけど人それぞれ好き嫌いはあるから、全員が美空ひばりを好きな訳じゃないんだよね。
それでも、美空ひばり音痴だという人はいません。
「歌の感じが何となく好みじゃない」というのはあっても、歌唱力がないという人はまずいないと思います。
愛もそれと同じで、本物の愛は、誰が見ても間違いなく愛です。
だけど受け止める側に問題があると、その愛を素直に受け取れないんだよね。
本心では愛だとわかっていても、心が尖っているから、今は愛を肯定的に受け入れられないだけなの。
そう思って、優しい目で見てあげられたらいいよね。
本物の愛を見極める力をつけるんだよ
親子関係でありがちなんだけど、例えば、親が「子供のために」って我が子をコントロールしようとすることがあるの。
塾や進路を親が勝手に決めたり、ゲームを禁じたり、子供が興味を持ったことに反対したり・・・・・。
それに対して子供が反発しても、「まだ幼いから分からないだけ」「子供のうちは親が責任をもって導かなきゃいけない」とかって言うんだけど、それは単なる親の思い込みだよね。
厳しい事を言うようで悪いけど、愛という名のもとに、子供を思い通りにしようとしているだけ。
愛を勘違いしているの。
相手が子供だろうが誰だろうが、嫌がっているのに押し付けるって、その時点でただのお節介なんです。
押し付けられる方にとっては、ひたすら迷惑な話だよ。
で、そのことにいつまでも気づかずに圧力をかけ続けちゃうと、大変なことになる。
相手の心を壊しちゃうこともあるの。
だからこそ、魂を磨かなきゃいけないよね。
魂レベルが低いと、どうしても愛の出し方を間違えやすいから。
あなたの大切な人を傷つけないためにも、自分の愛がお節介になっていないか、おためごかしになっていないか確認できる力をつけるんだよ。
魂を磨いて、本物の愛を見極める力をつけな。