私は営業成績が悪くて、無能で能なし人間なんです。
自分のことを能力がないとか、能なし人間だと思うことはないですか。
人と比べるのではなくて、予め自分の能力を決めておけば良いんです。
無能で能なしな自分からの脱却するためには「相対評価」ではなく「絶対評価」をする方が良いということです。
人とは比べない
「私は無能で能なしな人間なんです…」このように、自分のことを無能で能なしだと思うのは、人と比べるのを基準にしているからです。
「営業の成績がもう一つで、無能で能なしだと考えるのは.....」というのは「他の人はもっと営業成績が良くて、それに比べて自分の営業成績は悪いので無能で能なしだ」という心理に基づいています。
人と比べることで自分は無能で能なしだと考えがちです。
「相対評価」と「絶対評価」という言葉をご存じですか。自分自身のことを無能で能なしだと考えがちな人は「相対評価」と「絶対評価」を有効活用して下さい。
相対評価
相対評価は,同じ学校の同学年の生徒全体などの集団を基準にし,その基準集団での得点分布に照らして個々の生徒の得点を解釈・評価する方法である。 ... 相対評価は,どの集団を基準とするかによって評価が大きく異なる可能性があり,基準集団がどのようなレベルの集団であるかという知識なしには,評価結果が意味をもたない。
会社の営業成績にに限らず、自分自身を評価する際にも多くの人が、知らず知らずのうちに相対評価を用いています。人と比べて能力があるかないかを決定しています。
自分の能力を確認する為には有効な部分はあるのですが、人と比べて能力がないと、モチベーションが下がる原因になります。
絶対評価
絶対評価とは、個人の能力について、あらかじめ定められた評価基準に則って評価する手法のことをいいます。 同じ組織や集団に属する他者の能力に左右されず、あくまでも設定した基準や数値化された目標などに照らして評価されます。 学校の成績が絶対評価だった場合、集団内の順番ではなく、個人の点数によって成績が決まります
最近は企業では、この絶対評価を採用する企業が年々、増加傾向にあります。
貴方が自分自身を無能で能なし人間だと思わないために絶対評価を活用して下さい。
絶対評価のメリット
絶対評価のメリットとしては、周囲にどれほど優秀な人材がいたとしても、その人の成績に自分の評価が左右されないことや、事前に決められた基準で評価するため、評価される本人の納得が得やすいことが挙げられます。
人と比較することで成り立つ「相対評価」だと、自分の無能で能なしな部分に見つめてしみます。
あれもこれも無能で能なしでは人と比べて、自分の良い点まで消してしまい、他人にあって自分にないもので評価してしまい、沈みがちになります。これをかなり沢山な人がしてしまっているのです。
ここは絶対評価を有効活用しましょう。
絶対評価の透明感
絶対評価では、個人の評価に他者の影響がありません。そのため、どのような基準に基づき、どういう結果になったのかを、だれにでもわかりやすく伝えられます。評価される側も納得感があり、成績の良し悪しを自己責任と受け止めやすくなります。
そういった評価の「透明感」が人事考課の信頼性を上げ、多くの人が「正当に評価されている」と感じることで、より精度の高い評価システムの確立につなげられます。
絶対評価のモチベーション
絶対評価は社員のモチベーションや生産性の向上に有効だと考える企業が増えています。
人間の動機付け要因のひとつは、達成したことを認められ正当に評価されることです。それがさらなるモチベーションのつながり、生産性の向上に寄与します。
また、絶対評価によって個人的な目標の達成度を客観的に把握できるため、次の具体的な目標が立てやすくなり、個人的な目標の達成がどのように組織に貢献するかイメージしやすくなります。それによって個人のパフォーマンスが向上し、ひいては組織全体の生産性が高まるわけです。
絶対評価のデメリット
逆にデメリットとしては、評価者の能力によって評価が左右されやすい点が挙げられます。評価の基準づくりも難しく、特に評価基準が客観性を欠いていたり曖昧だったりした場合、評価者の主観や価値観によって評価にバイアスが生じる可能性もあります。
絶対評価で褒める習慣
日本人のウイークポイントである、自分に関係のない遠くの人のことは褒めますが、身近な人や自分自身のことは褒める習慣がありませんね。
これほど発展しているのに、この点では無能で能なし人間の集まりです。
自己重要を高めるためにも「自分のことを褒める習慣」を持つのが良いですね。
褒める習慣を持って、「絶対評価」で褒めまくります。つまり、人と比らべて褒めるのではく、誰とも比べずににに自分自身のどんなところでもいいですからを褒めるようにします。
まとめ
知らず知らずのうちに人と比べる「相対評価」になっている人も多いと思われます。
相対評価では、下だけではなく、上を見てもキリがありません。
絶対評価を行うにあたっての評価基準を定めておくことそのものが重要です。
日本人は褒める習慣がありませんので、「自分を褒める習慣」を持てば自己重要感も上がります。
余談ですが、身近な人も褒めて下さい!!
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。