コンクラーベ

斉藤一人さんです

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人が動物的本能に打ち克つ意志の力

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人には何万年前の記憶が残っています!!

 

 

闘争・逃走ストレス反応

 

会社、学校、家庭、友人関係においてどうして、あんな残酷こと言たんだろうと後で落ち込んだりはしませんか?

勢いに任せて口走った後で、自分の馬鹿さ加減に滅入ることはありませんか? 人には他の動物と同様、闘争・逃走ストレス反応という本能が備わっており、恐怖を感じると、これに反応して「戦うか、逃げるか」の二者択一を自分に迫る不要残留本能が残っています。冒頭のような行動も、この本能によって生じるものが少なくないそうです。


闘争・逃走反応(とうそう・とうそうはんのう、英語: fight-or-flight response)は、1929年にウォルター・B・キャノンによって初めて提唱された動物の恐怖への反応である。闘争か逃走か反応、戦うか逃げるか反応ともいい、戦うか逃げるかすくむか反応(fight-or-flight-or-freeze response)、過剰反応(hyperarousal)、急性ストレス反応(acute ... 火事場の馬鹿力(Weblio辞書)

 

 

サーベルタイガーの時代

反すうはストレスの原因の一つ。ストレス反応とは闘争・逃走反応のことです。太古の人類にとってのストレス反応は、戦うか逃げるかを選択しなければならない、サーベルタイガーのような大型の獣などが出たときに現れる程度でした。しかし人類の環境変化に合わせストレスの元も多様になり、現在に至っています。過去の失敗や未来への不安に対して闘争・逃走反応が起きます。心臓がドキドキしたり手に汗をかいたり、一時的に消化器系の機能が落ちたりするのは、闘争・逃走に向けて自律神経系や免疫系や内分泌系が準備をしているわけで、要するに生理的な変化が起きるのです。今は人間関係でも仕事でも、ストレス反応の起因となる多様な環境に囲まれて私たちは生きています。
太古の人類が獣などに出会うのはその場一回限りの経験でしたが、今の私たちは鬱病の原因となる反すうによる心理的ストレスが常にかかっている状態です。戦うべきか逃げるべき相手が目の前にいないのにストレス反応が起きてしまいます。ここが最大の違いです。

 

人間なんだものは通りません!!

本能的なメカニズムからの解放

このような本能的なメカニズムから自分を解放するには、どうすればいいのでしょう?
高ストレスのサインを見逃さず、この反応を自覚することがポイントだと指摘しています。心臓がバクバクしたり、肩や顎、額がこわばってきたら、その兆候かもしれません。また、行動に移そうとする自分の衝動を認識することも大切です。まずは一息ついて、自分がやろうとしている行動を頭の中で検証すること。あらゆる点を確認してOKなら、行動に移してもいいですが、そうでなければ、決して衝動のままに行動しない方が賢明です。
つい、自分が攻撃的な態度に出そうになったときは、このコツを参考に「本能的な反応では?」と疑ってみるのも適切な方法かもしれません。

 

 

休止・計画反応


ケンタッキー大学の心理学者スーザン・C・セガストローム氏は ストレスと同様にストレスと同様に自制心が生まれた場合にも、 生物学上の兆候があられることを発見しました。
自己コントロールが必要になると、脳と体が連携して一連の変化を起こし、誘惑に打ち勝っ て、自己破壊的な衝動を乗り越えようとします、このような変化を「休止・計画反応」と呼んでいますが闘争・逃走反応とは似ても似つかないものです。
闘争・逃走反応は、外的な脅威を認識した時に起こります、休止・計画反応が決定的に異なるのはこの点です 、要するにこちらは外的脅威ではなく内なる葛藤を認識した場合に起こります。
この場合、最も効果的なのは、闘争・逃走反応のようにすぐに行動に出ることではなく、むしろ落ち着くことで休止・計画反応がまさにそれです。
休止・計画反応を測定するために最も良い生理学的な方法は、心拍変動と呼ばれるものです、つまり脈拍数の変化です。
ストレスを感じると交感神経が活発になりますが、これは戦ったり逃げたりするための基本的な生理状態の一部です。心拍数が増加し変動が低下しますつまり心拍数は増加したままになり、闘争・逃走反応につきものの不安や怒りの感情が体に現れるのです。逆に自制心をうまく発揮できた時には、副交感神経が活発になりストレスを和らげ、衝動的な行動を迎えます。心拍数は減少しますが、変動は上昇しますこのような状態になると、気持ちが静まって落ち着くのです。


呼吸を遅らせれば自制心を発揮できます


意思力で、呼吸のペースを1分間に4回から6回までに抑えることです。 普段よりはゆっくりめですが、少し練習すれば大して難しくありません 。
大抵の人にとっては息を吐くのを遅くする方が簡単なので、ゆっくりと完全に息を吐くことに意識を集中してください。息を完全に吐くと今度はたっぷりと息をするのが楽になります。呼吸のペースは1分間あたり4回まで減らせなくても構いません。呼吸数が1分間に12回以下になれば心拍変動は確実に上昇します。


まとめ


たったの1、2分ゆっくりと呼吸するだけで意志力の保有量が増えるのですから、意思力が試される問題に直面しときはいつでも試してみてください。

呼吸をゆっくりするだけですから!!

 

皆様、いつもご精読ありがとう御座います。

 

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