こんにちは、アシスタントのメロンです。私、出勤の時に電車に乗ろうとすると、動悸が激しくなって、乗れなくなるんです。
メロンちゃん、他に何かありますか?
外出するのが怖くて、部屋の中からでられません。
私は、あなたの方が怖いですね。
ちゃんと答えて欲しいです。今もお腹が痛いんです。
こんにちは、Greenです。今回は心の防衛機能についてお話ししたいと思います。
防衛機制
心の防衛機能には、色々なものがあります。
私たちの心が痛くなって、傷ついたりします。
そういうところから、私たちを守ってくれる非常にありがたい機能なんですね。
ただ心の防衛機能が過度に働いてしまうと、逆にものすごい不愉快な現実を体験してしまうんです。
人生が生きづらくなってしまう大きな原因となったりします。
実際に人間関係でトラブルを抱えるとか、人が怖くて家から出られなくなったりします。
外出すると、お腹が痛くなったりするんです。
動悸が激しくなったりして、電車が乗れないとか、タクシーが乗れなくなったりもします。
人生を生きづらくする色々なものがあります。
それらも実は、心の防衛機能みたいなものが、過度に働きすぎているのが、原因だと思います。
いろんな方とお話をさせていただく中で、とても気づかされています。
今回は心の防衛機能をご紹介していくと共に、その防衛機能の働きを、少しでも緩やかに、穏やかにしていく方法をお話ししたいと思っています。
早く説明して下さい。お腹が痛くなってきました。
私は、あなたのお母さんではないんですね。話の途中です。
投影
心の防衛機能の中の投影と呼ばれるものについて、説明させていただきます。
投影というのは、自分自身が無意識に、あるいは意識的に何かを抑圧して、我慢しなければだめなことなんだということです。
いけないことなんだということです。
抑圧してしまっている感情とか考え方とか、言い換えるのであれば、ありのままの自分です。
ありのままの自分の本音です。
お腹が痛くなってきました。これが私の本音です。
お腹が痛くなる原因を、説明しますね。
この本音の気持ちとかを、あたかも他の人が持っているように感じてしまうんです。
目に映ってしまうことが、これを投影と呼ばれています。
例えばあなたは本当はこうしたいとか、本当はこれをしたくないとかです。
何かのこうしたいという本音を持っていたとします。
こうしたいという本音かもしれないですし、これは絶対したくないという本音かもしれません。
抑圧
この本音を持っている時に、それを意識的に、あるいは無意識的に抑圧したとします。
本当はこうしたいのに我慢をするんです。
本当はこんなことしたくないのに、しかしやらざる得ないんです。
そういう風に無理矢理に、本音を我慢して抑圧していくんです。
そういうことしてしまうと、あなたの目の前には、あなたが抑圧しているものを、平気でやっている。
平気でやってしまう。
そういう人が、どんどん現れてくるようになるんです。
あなたは本当はこうしたいと思いながらも、こらえて我慢していたとします。
すると何故かあなたの目の前に、あなたがやりたいと思っていることを、平気でやってしまう人が現れるんです。
これは分かりますでしょうか?
あなたがしたくても我慢していることを、平気でしますから、あなたはびっくりするわけなんです。
あなたは、そんなことしていいの!!
ダメでしょと思うわけです。
そういう風にあなたは驚くわけです。
私は我慢しているのに、あの人は平気でしていて、悔しいと思うんですね。
悔しくなったり、イライラするんです。
そしてどうして自分は、あの人みたいにできないのかと思うわけです。
極端に自分を責めたりするんですね。
かなり疲れますし、ものすごい無力感を感じるんです。
それと同時に、劣等感みたいなものも強くなってしまうんです。
良いことはないんですね。
これは本来あなたの中に抑圧されているものが、何かありますということです。
早く気づいてくださいねということです。
いつまで自分のことを偽ってるんですか。
そういうことを気づかせてくれるサインなんです。
本音を抑圧しすぎていると、そもそも自分の本音に気づく前に、あいつの責任だ。
あいつが私をイライラさせるんだ。
あんなことをしているあの人がおかしいんだ。
という風に一方的に断罪するんです。
バサッと斬るんです。
相手のことをバサッと斬って、以上で終了にしてしまいます。
ですから、いつまでたっても、自分の中にある本音に気付かずに、何を抑圧しているかにも気づかないでいるんです。
チャンス到来
そういうことなので、自分があの人に対して、なぜこんなにも頭にくるのか、何か感情を抱えてしまます。
なぜかあの人に会うたびに、ものすごく不愉快になるんです。
こういう時はものすごいチャンスなんです。
自分が抑圧しているものがあって、それを相手に見てるんです。
引き寄せの法則
なので引き寄せの法則とか、共鳴の法則とか、共振の法則とか、呼び名は何であれ、要するに自分の深い内側で、自分の本当に深いところで、私たちは思っていることを、誰かに投影します。
何かを投影してしまうんです。
それをただ体験しているだけなんです。
本当にそれだけの話だと、私自身は理解しています。
ですから不愉快な引き寄せ、身の回りに起きるんですね。
許可
そういう時は1度本気になって、ご自身の心の内側を探ってみるんです。
何時から何を我慢しているんだろう。
何時から何に対して、自分に対して禁止してしまったのだろう。
あるいは、何時から何に対して、自分に対して絶対にこれはすべきだとしたのだろう。
そういう風に命令を出しているんですね。
そういうところをちゃんと掘り下げて、考えてほしいですね。
それに対して、もうやめましょう。
そこまでやらなくても良いんじゃないかと、自分に許可を出してみるんです。
そういうことするのは、良いと思っています。
投影というのは、ネガティブなものを、抑圧しているから起きるのではなくて、すごく自分の中にある才能とかです。
才能があるから、本当はこういうことをしてみたい。
本当は自分はこういう事ができるんだと思ってたにしても、何かに対して抑圧して、我慢してやらないんです。
そういうのも、どんどん相手に投影します。
ですから例えば不愉快な人だけではなくて、憧れる人、あなたがあの人みたいになりたいな。
あの人のあんなところがが素敵だと思う部分があれば、実はそれは投影なんです。
これも投影なんですよ。
ということは、あなたの中にも、あの人のような素敵な部分が、実はあるんです。
本当はあるのに、何かの理由でそれを出さずにいるんです。
隠しているんです。
ただそれだけの話なので、あなたの身近な方で、あの人って素敵だな。
あの人のあんなところが、すごくいいな。
そういう人がもしいるのであれば、あなたの中にもあります。
安心してくださいね。
ですから、それはもう隠さないでください。勇気をだして出しましょう。
勇気をだして出しましょう。
そういう風に行くと、案外、人生が好転していくきっかけになるのではないかと思っています。
投影については、他に引き寄せの法則とからめて、記事にしているのもあると思います。
確かにあったと思います。
色々な記事で語っていると思います。
不愉快な現実は、全て投影なんですね。
それぐらいの勢いで、思っても良いのではないかと考えています。
あいつが悪い。
この環境が悪い。
ここの学校が悪い。
この会社が悪い。
そういうことをしている場合ではないので、自分が自分の内側にある何を、投影しているんだろうか。
自分は何を抑圧しているんだろうか。
最後に
そこを探ってみるチャンスですから、何か不愉快な現実を体験した時に、すかさずちょっと待て、人の責任にしたり、何かの原因にしたりする前に、少し待って欲しいんですね。
自分は何を我慢しているのか。
もしこれが投影だとするのであれば、自分は何を投影しているのか。
一度考えてみるのが良いと思います。
投影に気づけば、結構笑えます。
え~という感じです。
もしかすると、イライラさせる相手は、実は私なんですね。
そういうことに気づけて、笑えた時に、この投影というのは、手放せるんです。
抑圧しているものを手放せたりするんです。
是非そういうこと、ちょっとやってみられると良いと思うんです。
いかがでしたでしょうか、今回は投影についてお話ししてみました。最後までありがとう御座いました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。