
「金を持っているやつが偉いんだ」と、人のことを見下していました。
お金を手にしたのに友達はいなくなった
高校を卒業すると同時に、私の旅行関係の専門学校に進学しました。
なぜその学校を選んだのかと言うと、その時はまだ事故を起こす前で特に目標がなかったのと、「仕事で旅行ができるなんて楽しそうだな」と思ったからです。
そこで2年間を過ごした後、ある会社に就職しました。
でもその会社は3ヶ月でやめました。
その理由は、「幸せになるためには、お金持ちにならなければならない」。
そして「この会社にいてはお金持ちになれない」と思ったからです。
今思えば、あの頃は何も考えずに、思うがままに進路を決めていました。
そこで私は手っ取り早く稼げる会社はないかと探し、完全歩合制の営業会社に入社しました。
完全歩合制ですから営業成績を上げなければ給料はゼロです。
その代わり、売上さえあげれば会社からは文句も言われず、その額に応じて給料も上がります。
「お金持ちになれば、幸せになれる」と信じていた私は必至で営業しました。
その結果、トップセールスの仲間入りを果たし、収入も1年目で月に100万円、さらに3年後には月に300万円ぐらい稼げるようになりました。
20歳そこそこで月数100万円のお金を手にした私は、もう有頂点です。
まさに「天狗状態」となってしまったのです。
そして私は収入に比例するように、次第に嫌なやつになっていきました。
その頃は「金を持っているやつが偉いんだ」と、人のことを見下していました。
「金のないやつは人間じゃない」とさえ思っていたことです。
当然、そんな私に嫌気がさして、周りからどんどん人がいなくなっていきました。
よってくる人は「私」という人間ではなく、私の持っている「お金」に興味がある人ばかりです。
私は幸せになりたくてお金を一生懸命に稼ぎました。
でも、お金を稼げば稼ぐほど友達はいなくなっていき、周りからどんどん人が離れていったのでした。
そして気がつけば、私は一人ぼっちとなっていました。
その寂しさを紛らわすために、札幌のススキの絵夜のクラブ活動に出かけるようになりました。
お店に入ると店員に「この店のナンバーワンの女の子を連れてこい」と言います。
そして席に着いた女の子に対して「お前程度でナンバーワンか」と言って返します。
自分で言うのも何ですが、本当に嫌なやつですね。
さらにギャンブルにもはまりました。
ギャンブルと言っても麻雀やパチンコではありません。
違法な闇カジノです。
だから一晩に100万円勝つこともありましたが、逆にそれ以上負けたりもします。
そこにいたヤクザ屋さんに「お前のような若いやつが来るところじゃない」と真剣に説教されたこともあります。
結果的にギャンブルで大体、2000万円ぐらいのお金を使いました。
その後に残されたものはたとえようのない虚しさだけでした。

自己啓発しても幸せになれない!?
その次に私がハマったのは自己啓発セミナーです。
7年間でトータル、1000万円くらいのお金をつぎ込みました。
一番すごかったセミナーは、2週間グアムに行って人生を見つめ直すというものでした。
セミナー代は旅費別で120万円です。
グアムと言っても観光や遊びの時間は全くありません。
日本からスーツで出かけ、海には1歩も入れないのです。
ではなぜグアムだったかというと、現地に着いたらパスポートを取り上げられ、逃げられないようにするからです。
そこで何をやったかと言うと、寝ないで走らされたり、疲れて帰ってきたら今度は「実践、実践また実践!! 挑戦、挑戦また挑戦!! 修練!!修練また修練!!
やってやれないことはない!!
やらずにできるわけがない!!
今やらずしていつできる!!
俺がやらずに誰がやる!!
やって、やって、やり通せ!!」と大声で訓示を叫ばれたりするのです。
これは言わばマインドコントロールの手法です。
閉鎖的なところに閉じ込めて、寝れないで疲れさせると人は一種の「トランス状態」になって、洗脳されてしまいます。
セミナーを受けてる最中や、受けた直後は精神的にも高揚していて、
「よし、やるぞ」という気持ちになれるのですが、時間の経過とともにその高揚感は薄れ、やがては受ける前の状態に戻ってしまいます。
その後も様々なセミナーにお金をつぎ込みましたが、私の心が満たされることはありませんでした。
どんなにお金を稼いでも、どんなに豪遊しても、それだけセミナーで学んでも、私は幸せを感じることができなっったのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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