紙にピシッと折り目をつけると、広げても紙は折り目通りに戻ろうとするじゃない?
「折り目通りに戻ろうとする紙」みたいなもの
自分の人生を振り返ってみたんだけど、一人さんって、人に相談をしたことがないんです。
ひょっとしたら1回ぐらいはあるかもしれないけれど、そういう記憶が見当たらない。
そもそもの話、私は悩むことがないからね。
と言っても、一人さんの人生が全くの無風だったわけじゃないんです。
子供の頃から体が弱かった私は、嫌になるぐらい大病を繰り返してきましたし、従業員の5人の小さな会社で納税日本一になってからは、言われのない批判を浴びたことだってあります。
私だって、聖人君子じゃない。
何かあれば、辛い、悲しい、悔しい・・・・・・そんな感情だって出てくるよ。
人間的な感情は、みんなと同じようになる。
いや、もしかしたら私は、みんな以上に喜怒哀楽の激しいタイプかもしれない。
ただ一人さんの場合、たとえ暗い感情が出てきても一瞬で終わっちゃうの。
普通の人ならずるずる苦悩を引きずるところ、私は瞬時に気持ちを切り替えられる。
悩みに発展する前に、「まぁ、いいか」「こんな時もある」って片付くんだよ。
何かあっても、それこそ1分もしないうちにからっと笑うものだから、周りの方が「今、この状況で笑えるってどういうこと!?」なんてあっけにとられちゃう。
一人さんは毎日、自分を楽しませることだけに意識を集めているから、「楽しい自分」でいることが当たり前の状態なんです。
紙にピシッと折り目をつけると、広げても紙は折り目通りに戻ろうとするじゃない?
それと似ていて、一人さんにとっての折り目は「明るい」「楽しい」だから、困ったことが起きて道がそれかけても、すぐにまた「明るい」「楽しい」に戻っちゃうの。
悪い出来事に引きずられることがないんです。
信じられないと思うかもしれないけど、斎藤一人って本当にそういう人間なの。
それぐらい明るい人間だから、私は、自分の気持ちをストレートに出すだけで、いつも自分の「思い以上」のものが相手に伝わるんです。
ありがとうって感謝の気持ちを伝えると、相手の顔がほっこり、愛に満ちた幸せそうな表情になるし、悪かったねと謝罪すれば、笑って許してもらえる。
あなたは優しい人だね、いつも笑顔で素敵だよ、みたいな褒め言葉なんかも、私の想像をはるかに超えて喜ばれます。
この一言に、換気を待って泣きじゃしちゃう人までいるぐらいなの。
きっと相手は、言葉の表面的なものじゃなく、その奥深くに込められた「愛」を受け取っているんだろうね。
だから、言葉が心にしみるのだと思います。
愛があれば、ただストレートに言うだけで相手の胸に響く。
その意味では、「どう言葉にすれば思いが伝わりやすいかな」なんて考えることもないわけだから、こんなに楽なことはないよね。
楽しい会話は「楽しんでいる人」から生まれる
楽しい会話ってね、楽しい人がするから楽しくなるんです。
ブスっとした人が「この話、すごく面白いでしょ?」なんて言ったって、悪いけど全然楽しくない。
ふてくされた波動を出しながら、話術だけ鍛えても人の反応はついてこないんだよ。
その反対に、普通の人が言うと寒い冗談にしかならないことでも、魅力的な女優さんが言えば、「こんなことを言うなんて最高に可愛い!!」となる。
同じことを言っても、周りの反応は雲泥の差なんです。
そのことに気づけないでいるから、
「自分の頭が悪いせいで、どうやってもうまくいかない」
「周りが聞き上手で嫌になる」
みたいな思考になっちゃうんだよな。
テクニックの勉強すればするほど、その成果が出ないことに苛立ち、ドツボにはまっちゃうの。
こういう落とし穴から抜け出すには、自分に人生を楽しませてあげることだよ。
愛を思い出さなきゃいけない。
人生を楽しもうとすらしないまま、不足感とか不満をテクニックでごまかそうとしても無意味なの。
聞き手もバカじゃないからね、小手先のテクニックに騙される人はいません。
波動は絶対にごまかせないんだ。
一人さんは、自分の口からつまらない話が飛び出すことがすごく嫌なんです。
自分の話を一番聞いているのは自分だから、面白くもない話をするのは、自分いじめをしているような気がするの。
だから私は、毎日楽しく生きる。
そして、そのために大事にしているのが趣味なんです。
趣味を持つと、人生の厚みがグンと増します。
人間関係もそうだし、世界も広がる。
私の場合はそれがドライブ旅行なんだけど、自分の好きなことだったら何でも構いません。
将棋でも麻雀でも、お酒は飲みに行くのだって立派な趣味だからね。
また、環境が許す場合は、ペットを飼うのもおすすめです。
動物はちょっとお世話をするだけで懐いてくれるし、尻尾を振って喜んだり、甘えてすり寄ってきたり、本当に可愛いよ。
辛い時は癒してくれるし、一般的なペットは人間より寿命が短いから、生死を通していろんなことを教えてくれる。
単なる動物じゃない。
愛も魅力もいっぱい兼ね備えた、人生の相棒にだってなりえる存在なの。
そばにいてくれるだけで、私たちの愛も大きくなるんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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