コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斎藤一人さん 空回り

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空回りばかりしていた私の人生

 


悪いことは続かないものです


ある日の休日、私は自宅でカレーを食べながらテレビを見ていました。

特に見たい番組があったわけではなく、たまたまリモコンのスイッチを入れ、流れてきた番組を眺めていました。

それは地元の報道番組で、その日は悪徳業者の特集をやっていました。

カレーを食べつつぼんやりテレビを見ていると、画面に見たことのある風景、見たことのある人物が映っています。

そのうちの1人は顔にモザイクがかかっていますが、紛れもなく私です。

自分のことですから見間違えるはずがありません。

そこで私はようやく気づきました。

自分がセールスしているところを隠し撮りされていたことを。

実はその頃、会社ではかなり強引なセールス手法で仕事をしていました。

違法ぎりぎりのことを平気でやっていましたし、脅かしや脅迫とも取れるセールス・トークを使っていたのです。
だから私は悪徳業者のリーダーとして、その番組に取り上げられていました。

そして、やはり悪いことはできないものです。

たまたま私の両親もちょうどその番組を見ていたのです。

一目見て私だと分かった母は、その場で電話をかけてきました。

そして「幸弘、頼むからそんな仕事、やめてちょうだい」と涙声で私に訴えます。

それほど言われてやめないわけには行きません。

それと私自身も「こんなことは長く続かない」と思っていましたし、限界も感じていたのです。

テレビ放映のあった数ヶ月後に私は会社に辞表を提出し、きっぱりとその仕事を辞めました。

元中卒引きこもりニートが100億円の会社をつくる話|ろー
パチプロから引きこもり人生


フルコミッション・セールスの会社を辞めた私は、別の仕事を求めて再就職活動を始めました。

しかし、なかなか納得のいく仕事は見つかりません。

それもそのはずです。

「今まで月に数百万円を稼いでいたのに・・・・・・」という感覚が身についてしまっ、どの仕事も採用の条件を見ただけで、「バカバカしい・・・・・・」と思えてしまうのです。

そして挙句の果てに私が選んだのは「パチプロ」でした。

とは言っても結果的に「負けプロ」で、それまであった貯金も使い果たし、半年後には1文なしとなりました。

そうなると、今まで周りに「金がないやつはクソだ」と言っていた手前、誰にも会いたくありません。

そしてとうとう、私は家に引きこもるようになりました。

親にも会いたくないので、部屋を出ることができません。

だからお風呂にも入りませんし、おしっこもペットボトルにします。

食事だけは母親が心配して、毎食作ってくれたものを部屋に運んでくれます。

それを食べてなんとか命だけはつなぐことができていましたが、何もしないでいるとやがて心も病んできます。

「俺という人間はもう、世間から必要とされてないんじゃないか」

「だからもう死んでもいいかな」という気持ちにさえなります。

気がついたら私はインターネットで「楽に死ねる方法」を検索していました。

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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