『上の気』をいただくことも私は大切にしていますが、人に『上の気』を分けてあげることは、もっと大切です。
『上の気』
一人さんと知り合ってからずっとやり続けてきた『たった一つのこと』。
それは『上の気』(明るくて軽い『気』)を与えるということなんですね。
もちろん私は、楽しい映画を見たり、音楽を聴いたりとか、『上の気』をいただくことも大切にしているのですが、『上の気』を「もっともらおう、どんどん、もらおう」という意識よりも、「周りにいる人たちに『上の気』をお裾分けできる人間になろう」という意識を持つことがより大切なのではないかと思っています。
周りの人に『上の気』を与えるには、ものすごくパワーがいるから大変そうに思うかもしれませんが、意外とそうではないんですよ。
むしろ、その逆に、会う人、会う人に『上の気』を与えようと心がけていた方がパワーがみなぎってきます。
そして、周りの人に『上の気』をおすそ分けすることによって私は、心の幸せと経済的な豊かさを引き寄せることができました。
昔の私は「100万円の貯金ができたらいいな」と思っていたのですが、想像した以上に、私の人生はいい風に変わってしまったんです。
私は、自分がいる環境を変えようと必死の努力をしたわけではありません。
また、自分の思った通りに、人を変えようともしなかった、いいえ、できなかったんです。
ただ、『上の気』を、自分の周りのいる人たちに分けてあげようと心掛けたことによって、なぜかご円(=お金)とご縁(=お金を生み出す仕事)が、準々と巡り回ってくるようになったのです。
どうですか?
わくわくしてきたでしょう。
そのワクワクが『上の気』ですよ。
その『上の気』を心に持ったまま、話を聞いてくださいね。
人やもの、お金が集まる場所には明るく軽い『上の気』がたまっています。
倍返し
この『上の気』は人に与えると、倍返しでくるんです。
人や物、お金が集まる場所には、活気と呼ばれる『気』があります。
それは、明るくて軽い『上の気』です。
流行っているお店やライブハウスなどの活気のある場所に行くと『上の気』が充満しているのを感じ取ることができます。
『上の気』が充満しているような場所には、さらに多くの人間が集まってきます。
なぜなら、『上の気』が充満しているような場所にいると、人間は充電され明るく楽しい気持ちになるからです。
そういう場所に「いたい」と人は思うのです。
そして、人がたくさん集まってくるところには、ものやお金、情報もたくさん集まってくる傾向があるようです。
また、ちょっと面白いのですが、閑古鳥が鳴いているようなお店でも、「あの人がやってくると、お客さんが入ってくる」ということがあるんです。
なぜ、お客さんが入ってくるのかと言うと、あの人から『上の気』が溢れ出ているからです。
花の香りに虫たちが誘い出されるが如く、あの人から出る『上の気』に誘われて、人が集まってくるのです。
それくらい、人というのは『上の気』を求めている、いいえ「渇望」していると言っても、言い過ぎではないでしょう。
ただ問題は、『上の気』を与えてくれる人が、自分の周りにいるかどうか。
人に『上の気』を与えられる人というのは、常日頃から『上の気』満たされているのですが、そういう人と出会うことは、おそらく、滅多にないのではないでしょうか。
たとえ、そういう人と知り合ったとしても、人に与えてもらった『上の気』というのは、すぐに消えてなくなってしまう性質を持っています。
そのことを師匠の一人さんから教わった私は『上の気』は自ら作り出すものだと考えるようになりました。
それと同時に、『上の気』を作り出すために自分で自分の機嫌をとって自分の中に『上の気』をためておき、『上の気』が必要な人が現れた時に、惜しみなく与えるということは始めました。
なぜなら、『上の気』を与えると、倍返しか、それ以上のものが戻ってくることがわかってきたからです。
もちろん、好きな音楽を聞いたり、大好きな役者さんが出ている映画を見たりとか、そういうことをして『上の気』をいただくこともあるんですよ。
だけど、目の前の人に『上の気』をおすそ分けすることの方が、より自分の中に『上の気』を取り込めるし、自分が想像だにしなかった『ご褒美』がもらえるのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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