面白くない話は、大人だって聞きたくない。
ましてや、それを子供に聞かせようなんて、はっきり言って無理がある。
子供が聞くような工夫をするしかない
ある親御さんから、「子供が親の話を全く聞かないのですが、どんな言葉を伝えたら聞いてくれますか?」って質問されたことがあるんです。
これね、難しく考えすぎなの。
親は、親の都合で言いたいことを言えばいい。
子供は、子供の都合で喋る。
親子なんだから、お互いに自分の思いをストレートに口に出せばいいんです。
他人では許されなくても、親子なら笑って許せるでしょ?
もちろん、暴言みたいな地獄言葉は、いくら親子間でもだめだよ。
親子だからって、相手が傷つくことを言っていいわけじゃない。
そんなのは当たり前だけど、日常会話の「親の言うことを聞きなさい」ぐらいは、いちいち遠慮したり、難しく考えたりする必要はないんです。
それでも子供が話を聞かないのなら、多分、親の話がつまらないんだね。
面白くない話は、大人だって聞きたくない。
ましてや、それを子供に聞かせようなんて、はっきり言って無理がある。
と思って、もし自分が同じことを言われたらどう思うか、考えてみたらいいですよ。
そしてあなた自身が「これは確かにつまんないな」と思うなら、
親の方が、子供が聞いてくれるような工夫をするしかない。
ちなみに、もし一人さんが親の立場なら、「子供が聞きたくなる話し方は何だろう?」って、ゲームの攻略をするみたく研究するね。
そして楽しむ。
私はこういうのが大得意だから、たとえ話の内容がお説教だとしても、子供が聞きたがる話し方を見つける自信があるよ。
その上で、もう一つ。
前にも言ったけど、子供が嫌がることだけは押し付けちゃいけません。
親御さんの中には、「勉強しな」「宿題やったの?」って口うるさく言う人もいるだろう。
でも、言うだけって楽なの。
言いっぱなしでいいんだから簡単だよね。
それに対して、言われる側の子供は大変だよ。
ことに勉強嫌いの子は、机に向かう時間が地獄なの。
大げさでも何でもない、本当のことです。
それを何時間も勉強しろって、子供へのいじめでしかない。
暴力と同じで、子供を追い詰めるだけだからね。
時代の流れと共に常識だって変わる
あとね、「うちの子にも、一人さんのように本をたくさん読んで欲しい」という人もたくさんいるんだけど、当の子供は全く本に興味がないとか、本を開いても集中できないとか。
そうすると、また親御さんは頭を悩ませるわけだけど、視野が狭くなってるから悩むの。
既存の常識に縛られすぎなんです。
学びを得るって、学校の勉強や読書だけじゃないよ。
教科書や本の代わりに、YouTubeを見て学ぶこともできるの。
そもそも、子供に本好きになってもらいたいのなら、読みたくなるような本を勧めないと、取り上げられたら大騒ぎするぐらい、その子が好きな本を渡すんだよ。
ところが、親の呼んで欲しい本というのが、何とも面白くない。
それでは、子供が本嫌いになるのも当たり前です。
面白くもない本を強制されて、読みたいと思うわけがないよね。
例えばゲーム好きの子なら、攻略本だったら食いつくんじゃないかな?
攻略本だってその道のプロが心血注いで作ったものだし、いろんな感じや表現もある。
読めば、すごい勉強になるんです。
それで、ゲームもとことんさせてやればいい。
ゲームから学ぶことだってあるんだから、ゲームを禁じる必要はないの。
この頃の出版不況を見てもわかるように、今は、「本」という存在そのものが脅かされてる時代です。
同じ本でも、タブレット端末で読む人が増えたりさ。
生活にコンピューター、スマホの閉める割合が増えたのなら、むしろゲームをすることで、コンピューターやスマホに慣れ親しむこともできるじゃない。
時代の流れと共に、常識だって変わる。
親の頭も柔軟に、時代にあった考え方ができるようになればいいよね。
嫌々やらされることは、いくら時間や労力を費やしても、それに見合った結果がなかなかついてきません。
がんばれば平均的なレベルには達するかもしれないけど、それが得意になることはないんだよ。
頭角を表す人というのは、得てして「好きなこと」に熱中しているもの。
好きだから、成功するんです。
好きなことは、いくらやっても飽きない。
疲れない。
好きじゃなきゃ没頭できないし、何年も研究し続けられるわけがないんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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