人を蹴落とすのは悪魔との契約。
競争ではなく、共創しよう!!
目標に到達するためのエスカレーターはない!!
「一人さん、目標というのは『出世したい』とか『社長になりたい』とか、どんなことでもいいの?」
「うん。はなゑちゃんが目標にしたいことなら、何でもいいんだよ。
それが神様からの『ひらめき』なんだ。
大きい目標もしたい人は大きい目標を持てばいい。
だって大きい目標があるんだから。
だけどね、この世に目標にたどり着くためのエスカレーターはないんだよ。
だから、目標が高ければ高いほど、何段も自分で階段を作る必要があるんだ。
目標に到達することが成功ではなくて、目標に向かっている旅人が成功者だからね」
「そうか。
エスカレーターだと成功を実感することなく、ただ目標にたどり着いちゃうもんね」
「そう。それじゃあ、つまらない人生だよな。
社長になりたかったら、まず自分の1つ上の主任になることを考えればいいんだよ。
それも楽しく、明るく、人に親切にしながら主任になる方法は何だろう?って考える。
人を蹴落として上に上がろうと考えることは悪魔との契約なんだ」
「でも、上に上がるほ席席が少ないから蹴落とさなきゃ自分が座れないと思って、悪魔と契約している人もいるよね?」
「うん。気を蹴落とさないと上がれないと思っている人は、それでやればいい」
「そんなの、嫌だなぁ・・・・・・」
「いいえ、はなゑちゃん、それは違うよ。
世の中に間違いはないの。
だから蹴落として上がりたい人はそれでいい。
でも、俺は蹴落とさなくても愛される主人や社長になればいいと、信じているから、俺の信じた道を行くの。
なぜかって言うと、その方が神様が喜ぶから。
そして、その方法は一番早いと信じているんだよ。
だから、蹴落とす人が早く目標に到達できるか、俺の方が早いからちょっと試してみようって言いたい」
「結果が出れば、一目瞭然だもんね」
「もし俺が一番になって、その後何回試してみても俺が一番になれば、俺の考えが正しいんだよな。
そうしたら人を蹴落としてきた人には、その考えを改めなって言いたい。
でも、俺が負けたなら、俺の考え方は間違いなんだよ。
俺の理論が正しければ、『世の中、理屈どおりに行かない』って言う人がいるけど、理屈どおりに行かないのは、理屈が間違っているからなんだよ。
計算通りに行かないのは、その人の計算式が間違っているからなの。
俺には自信がある。
人の心は変えられないから、人のことを蹴落としてでも上に行きたい人が勝つのか、俺が勝つのか実験しようって言いたい。
これまでの時代は、人のことを蹴落とす人ばかりが勝っていたんだよ。
でも、これからの時代はそうじゃない。
明るく楽しく人のことを手伝ってあげたりしている人がいたら、誰を主任にしたいですか?となった時、上から見たって、下から見たって、同僚から見たって、その人に決まっているんだよ。
陰で足を引っ張っている人のことは、全員がそういうやつだと知っているんだよ。
だって、同じ会社の中にいるんだから」
「そうだよね。みんな気づかないふりをしていても、見てるよね」
「そう。
いつも笑顔で明るくて、人の手伝いまでして、会社がどんどん良くなることを考えている人間を、会社は放っておくことはないの。
もし、そんなこともわからない会社なら、いる必要ない。
そういう人柄が良くて優秀な人は、よそから引き抜かれることだってあるんだよ」
ひとりさんの教えに、『共創』があります。
ともに助け合って創るから、共創です。
これまで世の中は競争によって成長してきました。
しかし「まるかん」に競争はありません。
「まるかん」の社長は全国に10人いますが、一番になった社長は「こんな風にやったらうまくいったよ」と、仲間の社長にやって良かった方法をすぐに教えるんです。
すると、みんなはそのやり方をすぐに真似します。
そして、教えてくれた社長に「教えてくれてありがとう」と心から感謝します。
「『そんなことしてたら、会社が潰れちゃう』って言ってた会社は潰れても、俺の会社は潰れないんだよ。
『理想的ですね』と言われるけど、理想は近づけるものなんだよ。
理想と言うとすぐにみんな諦めるけど、うちの本社なんてたった5人しかいなくて納税日本一なんだから。
俺は変な理屈が嫌いなの。
あなたの理屈が正しいか、俺の理屈が正しいか試しましょうって思うんだ。
相手をやっつける気なんてないよ、ただ、みんな幸せになって成功して欲しいだけなんだよ」と一人さんはいつもの優しい笑顔でにっこり笑いました。
あなたは『共創』で助け合いながら上がっていくひとりさん流で行きますか?
それとも人を受けようとしていく悪魔との契約を選びますか?
私はもちろん、一人さん流で行きます!!
斎藤一人さんの話を纏めました。
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