テクニックを習得するより、まず愛を思い出せばいい。
そしてその愛を大きく育てるうちに、勝手に聞き上手になっちゃうからね。
テクニックより大事なものがあるんです
人に興味を持つと、「この人のことを知りたい」「話を聞きたい」と思うのが普通だし、愛だって当たり前に出ます。
愛があれば、テクニックなんて駆使しなくても相手は気持ちよく話せるの。
だから例えば、相槌を打つ時なんかも、いちいち難しいことを考える必要はありません。
自分なりに「今だ」と思う絶妙なタイミングで頷いたりすればいいだけです。
愛があれば、全部愛のあるリアクションになる。
だから、どこでどう合いの手を入れても、間違うことがないんだよね。
もう少し具体的に言うと、愛のある人って、同じ相槌でも「上がる言葉」「明るい言葉」を無意識に選ぶんだよね。
「いい考えだなぁ」
「素敵~」
「楽しそう!!」
「勉強になります」
「それ最高だね」
みたいな感じで、相手が嬉しくなったり、話しやすくなったりする言葉でリアクションができる。
だから、自然に話も盛り上がります。
言霊と言って、言葉には、その言葉が持つ意味と同じエネルギーがあるんです。
つまり、いい言葉には「いい波動」、嫌な言葉には「嫌な波動」が宿っている。
いい波動の明るい言葉を使えば、その言霊パワーによって、言った人も、言われた人も明るい気持ちになります。
その場の空気まで、ガラッと明るいムードに変わる。
そうやって、いい波動のやり取りをしていると、話の中でポンポンいいアイディアが生まれたり、楽しい発送、ワクワクする情報が出てきたりするんです。
お互いに、得する会話になるの。
人の代わりは、愛のやり取りが基本。
それなのに、一番大事な愛を無視してテクニックに走るから、うまく気持が伝わらなかったり、誤解を生じたりして、「人付き合いは難しいな」ってなるんです。
こじれた人間関係を、さらにテクニックで解決しようとすればどうなるか、言うまでもないでしょう。
それで言えば、愛があればテクニックなんて考えなくても最高の人間関係が築けるわけだから、これほど簡単なことはありません。
テクニックを習得するより、まず愛を思い出せばいい。
そしてその愛を大きく育てるうちに、勝手に聞き上手になっちゃうからね。
魂は1本の長い長い道を歩んでいる
男性と女性では根本的に思考回路が違うとか、若い人と高齢者はなかなか理解し合えないとか。
昔から、そんなことが言われます。
もしかしたら、ある一部分だけを見たらそういうことが言えるかもしれないけど、基本的には同じ人間なんだよ。
男性も女性も、それから年齢や国籍、生まれ育った場所なんかに関係なく、誰もが神の子。
魂という根っこではみんな愛が好きだし、愛を求めている。
誰だって、愛のある場所にいたんだよね。
世の中は広い。
中には、愛に反発する人や、愛を出してもあだで返すような人もいるだろう。
でもそれは、その人の魂がそうさせているわけじゃない。
本当は、その人だって自分の中心に愛を持っています。
ただこの世で生きるうちに、辛いことや苦しいことがいっぱいあったんだよ。
それが心の傷となり、愛が見えなくなってしまった。
愛の周りにドロドロした汚れがこびりつき、そのせいで愛が隠れているだけなんです。
汚れはね、本人が学びを得ることで少しずつ剥がれ落ちます。
生きている間に綺麗に落とせたら、それに越したことはないけれど、もし今世でうまくいかなかったとしても、来世があるから心配ない。
それでもダメなら、再来世がある。
人の魂は永遠で、何度だって生まれ変わることができるからね。
肉体には耐用年数みたいなものがあって、いつか限界が来たら死を迎えます。
それに対し、魂はずっと生き続けます。
この世での死は、あの世での誕生。
前世までの学びをそのまま今世に持ってきたし、今世までに学び終えたことは、また来世以降に引き継がれるんだよ。
魂は、途切れることなく一本の長い長い道を歩み続けています。
だから心配ない。
愛を忘れしてしまっている人も、いつか必ず愛を思い出して幸せになれるんだ。
このことを知っていると、愛のない人が出てきても、
「この人は、今、学びの途中にいるんだね」
「愛で見守ってあげよう」
そんな気持ちになれるんじゃないかな。
愛のない人からはそっと離れて、深く付き合わない。
これが、お互いのためになるベストな選択だと私は思っています。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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