一歩ずつでもいい、前に進んでみることです。
「歩」 という字は「止まるが少ない」と書きます。 だから••••••
鳥が卵を産んでも、すぐにひなはかえりません。
今日、苗を植えても、その場で花を咲かせることもなければ、実をつけることもありません。
卵を温めて、ひなはかえります。
苗に水をやって、お陽様の光に当てて、大きく育ちます。
あなたは、自然の摂理を知っていると言いながら、どうして頭の中で、それとは全く逆のことを描いてしまうのですか?
「誰でも、やりたいことはやれるんだよ」
と、言った時に、最初の壁にぶち当たって、
「できると言ったのに、できないじゃない」
と、言って、諦めてしまう人は大勢います。
でも、「できない」のは、 今だけ。
「今」を大切に生きることは大切だけど、
人生が「今しかない」と早合点しないでください。
今、ここからスタートを決意して、
何十年もの人生があります。
今世を終えた後も、生まれ変わって、
新しい世で人生を送ります。
でも、だからと言って、
「どうせできるんだったら、手を抜こう」
と考えないでください。
土台作りで手抜きがあれば、どんなに長い時間をかけて建物を作ろうとしても、柱は傾き、建物は倒れてしまいます。
また、最短距離で目標に到達ができる道が目の前にあるのに、その道を歩くチャンスを逸してしまいます。
だから、
「気合を入れて、努力する」
努力にもいろいろ、答えの出し方にも色々あります。
それは人それぞれ、他人にとっての正解が、あなたにとっての正解とは限りません。
自分にピタッとくるものに出会うまで、行ったり来たりすることは当たり前。
でも、その歩みを止めない
努力をしていれば絶対に見つかります。
一人さんに教わりました。
「歩くという字は、止まることが少ないと、書くんだよ」
一歩ずつでもいい、前に進んでみることです。
口で言うほど簡単なことじゃない、って、あなたはおっしゃる かもしれない。
そりゃあ、そうだ。
私だって、最初はなかなかできなかった。
だから、「訓練」 が必要になるんです。
こんな時は「私は間違っていた宣言」 をしちゃいましょう
昔、自分の子育てが間違っていたことに気づいた私は、それを改めます、という決意表明を詩に書いて、その紙を冷蔵庫に貼り、子供たちが見ている前で、
「私は間違っていた 宣言」をしたことがあります。
今、その当時のことを思い出すと、子供達と大笑いしてしまうのですが、本当に大真面目だったのです。
否定的な考え方しかできず、できないことを人のせいにして、周囲に苛立ってばかりいた嫌な自分を変えたかったから。
でも、
「お腹が空いた時は怒りません」
「悪い自分を改めます」
などと、宣言してみたのですが、しばらくはなかなかできません。
それでまた子供たちにガミガミ言って、
「間違っていた宣言が貼ってあるよ」
なんて言われて••••••。
人間って、忘れぽいものだけど、
私は特にそう。
でも、「自分を変えたい」と思い続けていると、
「私は、こういう自分でいいのかな。
私、どんな女になりたいんだろう」
っていうのが、突然、むずむずと出てきます。
すると、「おっかない」って言われれば、
「私って、人からおっかないって言われるために生まれていないよな。
そばにいると、あったかいねって言われるような人間になりたいと思っているでしょう」
って、自分が自分に問いかけてきた。
そうしたら、
「そりゃあ、そうだろうな」って。
だから、私は今でも続けています。
「こんな自分になりたい」
というのを書いた紙を枕元に置いて、
毎朝それを見る。
実行できるまで、毎朝見ます。
もう一つ 中村天風さんという人の言葉で、
私が好きな言葉があります。
「この道は一度しか通らない道。
だから役に立つこと、人のためになることは、今すぐ やろう」
この言葉を見ると、本当に自分ができる、
人の役に立つことを精一杯やろうと思います。
それでも、頭の中では分かっているのに、
「まあ、いいや、めんどくさいじゃん••••••」
って、つい逃げ出したくなる時もある。
だから、気合を入れるために、明確に自分の心に、
「今日を楽しく、今日全力投球する」
と宣言していくのです。
この積み重ねが、自分の夢を叶える時の考え方。
楽しく全力投球できるにはどうしたらいいかは、あなた次第。
それができるまで、「今日を楽しく全力投球」と、しばらく 言い続けてみませんか。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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