天気は誰にとっても身近で関心度が高いし、この話が通じない相手はいません。
流行り廃りもないから、時代に関係なく便利に使えるんだよね。
会話の糸口は流行り廃りのない王道が一番
明治の時代に、松下幸之助(パナソニックの創業者)が丁稚奉公を始めた時、そのお店で最初に教わったのが会話のコツだったそうです。
人に会った時、単に挨拶をして終わるのではなく、ちょこっと天気の話を入れるといいよって。
相手が誰であっても、天気について話せば間違いない。
「いい天気ですね」「涼しくなりましたね」「(雨が)よく降りますね」と、その日の天気を言いそえるわけです。
天気の話なんて、ありきたりすぎるって思うかい?
だけどね、天気は誰にとっても身近で関心度が高いし、この話が通じない相手はいません。
流行り廃りもないから、時代に関係なく便利に使えるんだよね。
それに、天気は日ごとに変わります。
「今日は寒いですね」「昨日はあんなに晴れていたのに」
「明日はどう思う、雪が降るらしいですよ」とかって、
過去や未来の天気も持ち出せる。
移りゆく季節だって、話の種になります。
天気の話をすると都合が悪いとか、不快になる人、傷つく人なんかもいません。
万人に通じる楽しい話題でありながら、色々応用も聞くというのは、天気ぐらいなものなんだよね。
会話の糸口としては、まさに王道で、基本だと思います。
天気の話をすると、自然と場がなごみます。
ムードが良くなれば、次に持ち出す話だってのに上がるだろうし、楽しいひとときになるよね。
一人さんはよく、「人を褒めるといいですよ」って言うの。
ただ、出会い頭にいきなり褒めるのも不自然だし、あってすぐに褒めポイントが見つかるとも限りません。
そんな時、先にちょっと天気の話でもすれば、その間に相手のことも観察できるじゃない?
で、場が和んだところで、「それはそうと、素敵なバッグをお持ちですね」「今日は一段と華やかですね」なんて切り出せば自然です。
感じもいいでしょ?
それと、これはちょっと話が変わるんだけど。
会話に詰まった時、何を話せばいいかわからないっていう人がいるんです。
でもね、別に無理に話題を探す必要はない。
お互いに愛があれば、沈黙の時間だってあったかいムードになるんじゃないかな、と一人さんは思うよ。
愛し合う恋人同士は、黙っていても幸せいっぱいでしょ?
会話に詰まると、焦るあまり、誰かの良くない噂話を持ち出す人もいるのですが、私は、そういうのはやめた方がいいと思います。
悪い話をすれば、あなた自身が地獄波動になるだけだからね。
芸能人や有名人のスキャンダルなんかも、そういうのが好きな人は話したくてしょうがないかもしれないけど、少なくとも1人さんの周りでは話題に上がらないよ。
テレビの中の人だって、自分と同じ人間なの。
「あの人、素敵だね」とかならどんどん言えばいいけど、悪口みたいなのはやっぱり言うべきじゃない。
というか、私たちはみんな遊びに忙しくて、そもそも芸能ニュースやなんか見る暇がないんです。
毎日楽しく生きているし、有名人のスキャンダルに頼らなくても、他に面白い話題がいっぱいあるからね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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