もしかすると、嫌なやつは、あなたのために嫌な役を引き受けてくれた魂かもしれない。
そしてその魂は、ソウルメイトの中でも、特に愛が深いのかもしれない。
出なきゃ、みんなが嫌がることを引き受けてくれるわけがないでしょ?
嫌な相手ほど愛が深い魂の時もある
人生とは、神様が監督のドラマみたいなものです。
そのドラマには様々な登場人物がいるわけだけど、実は、それらは魂同士の話し合いで決まります。
今世を終えてあの世に戻った魂は、ソウルメイトが待つグループに合流します。
そして、来世はどんなことで学びを深めたいか、それぞれに考えるんだよね。
前回が親子だったから、次は○○が学べる夫婦関係になりたい。
来世は親友として、○○の気づきをもらいたい。
そんな希望を言い合うわけだけど、ソウルメイトが大勢いると、希望がバッティングしたり、誰も希望しない役が残ったりするんです。
これを、話し合いでうまく調整していくの。
でね、ドラマって、大抵、悪役がいるでしょ?
主人公が悪いやつに嫌がらせばかりされて苦しむんだけど、人に助けられて愛を知ったり、ふとしたことで気づきを得たりしながら、一つ一つ乗り越えていく。
その度に強くなり、成長する姿が感動的で、見る人を引き付けるじゃない。
最後はハッピーエンドで、何とも清々しい気持ちになる。
これと同じで、私たちの人生ドラマにも悪役って必要なんだよね。
悪役がいなきゃ、魂を成長させることができない人もいるから。
ところが、悪役ってみんな嫌がるんです。
魂は愛と光の魂だから、人を傷つけたり、悪事に手を染めたりしたくない。
それはそうだよな、一人さんだってそんな役は嫌だもの。
それでも、人生をより豊かに、そして深みをもたせるために悪役が欠かせない場合もある。
そんな時は、ソウルメイト同士でお願いし合うわけです。
「今世、どうしてもいじめられることで学びたいからお願い」
「私の人生には、パートナーのモラハラが必要なの」
で、あなたの必死のお願いに、「分かったよ」と言ってくれる魂もいてね。
もしかすると、嫌なやつは、あなたのために嫌な役を引き受けてくれた魂かもしれません。
そしてその魂は、ソウルメイトの中でも、特に愛が深いのかもしれない。
でなきゃ、みんなが嫌がることを引き受けてくれるわけがないでしょ?
毒親、パワハラ上司なんかが出てくると、人間の目にはひどいやつに映ります。
でも、肉体という着ぐるみがなくなると、その魂はとんでもなくレベルが高い場合もあるんだよね。
第1、その役を演じて欲しいと頼み込んだのは、他の誰でもない、あなた自身かもしれない。
だとしたら、いつまでも悪役に振り回されてないで、早く学ばなきゃいけないんだよね。
あなたが学ばない限り、その魂は悪役を演じ続けなきゃいけないから。
嫌なことを我慢せず、「やめて」とはっきり伝える。
どうにもならない相手からは逃げる。
自分の幸せを最優先に考える。
そんな学びをあなたがいたら、もう悪役は存在する必要がないから、あなたの前からいなくなったり、急にいい人に変わったりします。
つまり、ソウルメイトも悪役から解放され、後は自由に生きられる。
自分のためにも、そして協力してくれているソウルメイトのためにも、に人は今ここで幸せにならなきゃいけないんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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