お説教、昔話、自慢話そのものが悪いわけじゃない。
嫌われるって事は、要するに愛がないんだよ。
「お説教」「自慢話」「武勇伝」が嫌われない!?
前にね、はなゑちゃんがテレビを見ていたら、タレントの高田純次さんがこんな話をしてたんだって。
「年を取ってやっちゃいけないことは、説教と昔話と自慢話。
だから俺はこの3つをなくして、エロ話しかできない」
一人さんは下ネタは言いませんが、高田さんの言うことはすごく興味深いね。
お酒の席やなんかでもさ、酔っ払ったおじさんが若い人にお説教したり、昔の武勇伝を自慢したりするのを見かけることがあるけど、確かにそればっかりやってると相手に嫌われる。
ところが、年を取るほど、ついやっちゃう人がいるんだよね。
じゃあ、そういうのは一切ダメなんですかって言うと、一人さん的には「いい方」の問題だと思うんです。
お説教、昔話、自慢話そのものが悪いわけじゃない。
嫌われるっていう事は、要するに愛がないんだよ。
例えば、もし1人さんがこういう類の話をしたとしても、多分嫌われることはないと思います。
むしろ、「参考になるから、もっと聞かせてください」とかって言われちゃうだろうね。
ひとりさんの子供の時の話なんて、武勇伝でめいたこともいっぱいあるけど、みんな大喜びで聞きたがるんだよ。
私のお弟さんにしてもさ、例えばたつやなんて、その昔、温泉宿で間違えて女風呂に入っちゃったことがあるんだって。
それで大騒動になったとか、面白い武勇伝がいっぱいある。
この話を聞いて嫌な気分になってる人は見たことがないし、達矢の講演会でも、武勇伝が一番人気なんだよ。
それからうちのお弟子さん達って、ちょっと自慢したいなぁって時は、あえて「これ、思いっきり自慢なんだけど」って切り出す。
自慢話なのに、自慢してない風を予想から嫌われちゃうのであって、堂々と「自慢です」といえば、その潔さで好感度が上がるんだろうね。
嫌われるどころか、相手が自分ごとのように喜んでくれるの。
一人さんも、好きな相手だったらバンバン自慢話を聞きたい。
遠慮なく話して欲しいし、もし相手の自慢が止まらなくなっちゃっても、「もういい?」とかってストップかけるだけ。
一人さんは何を話すにしても愛を出します。
これを話したらみんなが楽しくなるだろうとか、相手が得する話だから教えてあげようとか。
いつも人の気持ちや立場に配慮しながら話すから、たとえ自慢話であっても、相手には自慢されたように聞こえない。
お説教だって嫌がられないし、昔の武勇伝もめっちゃくちゃ面白くなる。
結局、嫌われるのって話す人に魅力がないからだよな。
後、お説教については特に、昔からよく「一人さんは、どんな風に人を叱りますか?」って聞かれるの。
一言でお伝えすれば、私は基本的にお説教はしません。
ただ、見ていて「これは一言、教えてあげた方がいいな」と思った時は、ごく短い言葉で「それ、やめとけな〜」ぐらいの声はかけます。
それも、優しくね。
だから相手は、ちっとも叱られた感じがしない。
なのに、その効果は抜群なんです。
たった一言、やんわり伝えるだけで、言われた人は「分かりました」すぐ改善してくれるの。
不思議でしょ?
嫌な上司ってさ、だからネチネチ、いつまでも部下を追い詰めるような言い方をするよな。
あれ、本人は本当に効果があると思ってやってるのかね?
そんなことしたって、部下から嫌われるだけなのに。
感情的に叱ると、部下のやる気を削いじゃうの。
肝心の改善点がほとんど伝わらなかったり、反発心を生んだりする。
そのことに気づかなきゃいけないし、上司の方が、まず自分に魅力をつけることを考えた方がいいよな。
魅力たっぷりの上司なら、短い言葉だけで部下は全てを悟り、すぐに行動を改めてくれるはずだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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