変わってほしいように褒めると、人は変わる!!
自分の人生も変わる!!
周りの人をどんどん褒めよう!!
「はなゑちゃん、今日はすごい魔法を教えるよ。
他人を変えることはできないけど、唯一、相手が勝手に自分の思い通りに変わる魔法だよ」
「えーっ、すごい!!
そんなすごい魔法があるの?
早く教えて、ひとりさん!!」
「分かった、それじゃあ教えるよ。
それはね、変わってもらいたい人のことを褒めるんだよ」
「褒めるだけで変わっちゃうの!?」
「うん。変わってもらいたいように褒めると、効果てきめんだよ。
俺がたまに行く小料理屋の女将さんがね、もう鬼瓦も降参するような、すごいおっかない顔をしてたの。
だけど俺は、『女将さん、感じがいいね』って褒めたの。
そしたら、『私はよく人から褒められるんだけど、うちの旦那が感じ悪くて困っちゃうのよ』って言うんだ。
その女将さんは、自分のことがわかってないんだよ。
でも、感じの悪い人って、自分が感じが悪いと思っていないもんなんだよ」
「わかるかい?
感じが悪くても、『感じ悪いですね』って言っちゃだめなんだよ。
人間というのは怒られて直る生き物じゃないの、褒められて変わる生き物なの。
だから俺はそこに行くたびに、『女将さん、感じがいいね』
『女将さんの笑顔を見てるだけで幸せな気持ちになっちゃうよ』
って褒め続けたの。
そうしたら、女将さん、本当に笑顔が素敵になって感じが良くなって、今じゃあそのお店、予約がなかなか取れない人気店になっちゃったんだよ」
「へぇーっ!! 一人さん、さすが!!
人を褒めるってすごいね」
「だいたい世間は間違っているの。
いいことを見つけて褒めるんじゃないの。
そんな甘い考えで世間に出ちゃダメなの。
誰にも褒められないなら俺が褒めるぐらいのつもりで行かないと。
1つもいいところがなくてもいいの。
最高にブスっとしていても、『いい笑顔だよね』『女将さんの人柄に引かれてまた来たよ』とか、その人を変えてあげようと思ったら、いいところを見つけて褒めるじゃ、絶対に無理。遅すぎる」
「一人さんは、何でそういう人を褒めてあげるの?」
「その人のくらい心に火をともしてあげたいの」
「優しいな、一人さん」
「だって、笑顔の方が絶対にいいんだよ。
商売をやっていて、愛嬌がないのはお店が潰れちゃうってことなんだよ。
そんなことも知らないで商売を始めちゃったんだと思ったら、同じあきんどとして、見ていてかわいそうなの。
苦しくなるんだよ。
良くなって欲しいんだよ。
そうすればお客さんにとってもいいし、その人にとってもいい。
笑顔にすれば友達もできるよね。
だけど、それを知らずに生きてきちゃったんだよ。
教えるんじゃあダメなんだ。
人を変えるのに一番いい方法っていうのは、常にそういう人だと思って扱っちゃえばいいんだよ。
『旦那さんの作る料理もおいしいけど、女将さんの笑顔もいいね』
と行くたびに褒めていれば、私は笑顔がいいと思われているんだと思って、次に俺が行った時も笑顔を意識して出すようになるんだよ」
「褒めるところがなかったら、嘘でもいいの?」
「はなゑちゃん、それはね、嘘ではないんだよ。
なぜかと言うと、人の心には神様の分け御霊というのがあるんだよ。
わかるかい?
観音様を彫る人、それから観音様になる木や石がある。
その木や石をじっと見ていると、中に観音様がいるんだよ。
その観音様を傷つけないように彫り出すんだ。
OK?
だから、女将さんの中にも観音様という笑顔の人が本当はいるんだよ。
だから俺は彫り出しただけなんだよ。
嘘を言ってるんじゃないんだ」
「嘘は、言われた相手も、必ず見抜くもんね」
「一人一人の中に神様がいると俺は思っているの。
ただ、その人は褒められたことがないだけなんだよ。
種はあるのに、愛情という水を撒かれていないんだよ。
その人が笑おうが怒ろうが、本当は、俺には一線の被害もなければ得もない。
だけど、そこに水を撒いてあげるのは、俺の愛なんだよ。
無償でまかれた愛の水によって、やがて芽が出る、笑顔が出てくる。
分かるかい?
その人が『一人さんにまた会いたい』と言ってくれるのが、俺にとっての最高の幸せなんだよ」
人は褒められると、またその人に会いたいと思います。
また会いたいと思われるということは、その人に魅力があるということです。
魅力のある人は、人から声をかけてもらえます。
異性からお誘いの声がかかれば、モテモテの人生になります。
仕事のお声がかかれば、お金持ちになります。
まずは自分から、どんどん周りにいる人を褒めてあげましょう!!
斎藤一人さんの話を纏めました。
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