楽しいこと、明るいことを考えていると魂が磨かれる
病気になるのは「健康に感謝しなさい」というサイン
命を輝かせたいなら、まず自分の体を大切にすること
病気は神様がくれたメッセージだよ
ひとりさんはね、子供の頃から病気ばかりしていたんだよ。
身体の具合が良かったことなどないくらいにね。
生死に関わるような大病を何回もしていて、医者には「オタクの息子さんはもう長くはないでしょう」と余命全国されたこともあるんだ。
親は、周りの人に「お宅の息子さん、20歳まで生きられないね」と言われたそうだよ。
ただ、一人さんは病気を苦だとは思っていなかったんだ。
どんなに身体は苦しくても、気持ちは自由だと知っていたからね。
どんなに具合が悪くったって、明るくて楽しいことを考えていたの。
「元気になったら、何して遊ぼうか」とか「仲間と一緒に、いろんなところに行きたい」とか、布団の中で明るい妄想していたんだよね。
いいかい、楽しいことを考えていると、魂って磨かれるんだよ。
「病気」っていう言葉をよく見てごらん。
「病」と「気」から来ているよね。
病気になると、悪くなっているのは「病」なのに、それによって
「気」まで悪くなっちゃうんだ。
要は「病」だけ治せばいいの。
苦しいのは身体であって、心まで辛くなることはないんだ。
気持ちまで落ち込んでしまっては、良くなるはずの病も治らなくなるよ。
神様って、病気のような辛い状況の時、明るくしている人を見ると、すごく喜ぶんだ。
そういう人に、素敵なプレゼントをくれるの。
一人さんもその一人だと思うよ。
一人さんは幼少期の病気のおかげで、健康に興味を持つことができたんだ。
大人になって健康維持のために、自分で青汁を作って飲むようになった。
自分のために作った青汁だけど、一人さんの作った青汁を「飲んでみたい」という人が集まってきたんだよね。
やがてその数が増えていって、商売につながったんだ。
こうして、健康商品で成功したのも、自分が病気がちだったから。
そう考えると、病気に感謝しかないよね。
誰もが多少なりとも病気になると思うけど、病気になるって「健康に感謝しなさい」という神様からのメッセージなんだと思うよ。
肺病になったら「タバコを控えなさい」というお知らせかもしれないし、肝臓病になったら「お酒を飲みすぎないように」というサインだったりするんだよ。
健康でないと好きなことを思いっきりできない。
やりたいこともすぐに行動に移せないよね。
命を輝かせたいなら、このメッセージに気づいて、自分を大切にすることだよ。
病が教えてくれることはたくさんあるんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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