あなたは子供の手本
自分の愛情、自分の言う言葉が、笑顔・天国言葉になっていてこそ、子供も幸せになる
子供を幸せにしたかったら、まず自分が幸せになる
私の両親は、本当に私を可愛がって育ててくれました。
特に父親は私を溺愛しています。
父親は私のことを「マーム君」と呼ぶんですけど。
「マーム君は俺に似て、頭が良くて、運動神経が良くて、本当に可愛いね」と言われて、ずっと育ちました。
「俺に似て頭がいい」とか言うところがすごいでしょう。
本当は母親の方に似てるとよく言われるんですけど、そんなことは、私の父親にとってはどうでもいいんです。
あと、「勉強しろ」と一言も言われたことがありませんでした。
それに、いつも「お嫁になんか行かなくていいよ。
いつまでもここにいればいいよ。
一生、一緒にいればいいんだよ」と言われ、「結婚しろ」なんて一言も言われたことがありません。
そんな親に育てられて、本当にありがたいなと思います。
おかげでプレッシャーも何もなく、のびのび育つことができました。
「勉強しなさい」とか、「こうしなさい」「ああしなさい」と言われて育ったら、どんなんだったかなと思います。
多分私は、「私」をそのまま受け入れてもらったような気がします。
「こんな子に育って欲しい」と思わなかったんじゃないかな。
「元気ならそれでいい」と思って育ててくれたと感じています。
一人さんもこんな話をしてくれました。
「親は子供を信じるだけでいいの。
『お前を信じてるからね』と言って育てれば、
絶対にいい子になるんだよ。
『心配だ、心配だ』って。
信じてないってことだよね。
親は、絶対に自分の子供の味方でなくちゃいけないんだよ。
だから、いつどんな時でも『信じてるよ』って。
育てるんだよ。
よく『こんな子に育ってほしい』と言うけど、それよりも、
『優しいね』『いい子だね』『信じてるよ』と愛のある言葉をかけてあげることが、大切なんだよ」
「それって、すごいわかるよ。
親が自分のことを信じてくれてたら、その愛情に応えたいって思うもんね。
信じてくれるパワーってすごいよね」
「それとね、ともこちゃん、『こんな子供に育ってほしい』って思うなら、まず親の自分がそれをやるんだよ。
『愛情深い子に育ってほしい』と思ったら、自分が愛情いっぱい注ぐ。
『愛情』を出す。
『優しい子に育ってほしい』と思ったら、自分が優しくしてあげる。
『優しさ』を出す。
『明るい子に育ってほしい』と思ったら、自分がニコニコとこぼれる笑顔で明るくする。
『笑顔』を出す。
わかるかい?
誰だって習っていない方程式を解くことができないんだよ。
教えてもらっていないことはできるようにならないよ。
同じように、愛情も優しさも知らないとしたら、その子は愛情深い子や、優しい子に育つことはできないよ。
だから、自分の子供に本当に幸せになってほしいと思ったら、まず自分が幸せにならなくちゃいけないんだよ。
あなたが暗い不幸な顔をして、『あなただけには幸せになってほしいの』と言っても無理だよ。
どういうことが幸せなのかわからなければ、子供は幸せになれないんだよ」
「そうか、幸せのお手本だね」
「そう。
だから、ニコニコとこぼれるような笑顔で、『あなたたちがいてくれて幸せ、ありがとう』『お母さんも宝物はあなたたち、本当に生まれてきてくれてありがとう』とか、優しい言葉をかけていれば、子供にも、幸せがどんなものか必ず伝わるよ。
それが、『お父さんの給料が少なくて』とか、『もっといい旦那さんを見つけていれば』なんて、眉間にしわを寄せて文句ばかり言うのを聞かされたら、子供は幸せになんてなれないよ。
下手したら、『そんなダメなお父さんの子供なんだ。僕もダメなのかな』なんて思って、子供は自分を愛することもできなくなってしまうよ。
どうせ言うなら、『お父さん、いつも私達のために働いてくれて、感謝してます』とか、『本当にいい子だね、いつもありがとう』って笑顔で言うんだよ。
子供を幸せにしたかったら、まず自分が幸せになることが大切なんだよ」
と言ってひとりさんはニコッと笑いました。
私は、両親に相性いっぱい育ててもらったけれど、大人になって一人さんに出会ってからは、一人さんに育ててもらったようなものです。
一人さんはいつどんな時でも、優しくて温かくて強くて素敵です。
その背中をずっと見ているから、今、私は幸せなんだなと思います。
一人さんは、最高の幸せのお手本です。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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