大将は強くなくちゃいけないんだ。
そのためにも、まずは自分一人で初めて、自信をつけることだよね。
ただし、威張っていいってことではないよ。
起業するなら、ひとりから始める
一人さんはね、サラリーマンの経験がないの。
だから、起業している人や自営の人のことしか、わからないんだ。
なので、ここでは、起業したい人、独立したい人に向けて話をするね。
まず、起業するなら、「自分一人で起業して、売り上げが上がっても少人数で、確実に利益を上げること」を考えてほしいと思っています。
一人さんが「1人から」はじめてはじめて、うまく行ったからね。
まずは自分だけで、やってみた方がいい。
俺は、もともと人をたくさん使うのが好きじゃないの。
昔、よく映画で、社長が来たらずらっと社員が並んで出迎えるシーンがあったんだよ。
自分がそういうのをやられたら恥ずかしいだろ?
威張ってる感じで嫌なんだ。
だから、従業員も少ない方がいいと思ったの。
でかいビルとかもいらないの。
だって、死んだらビルも会社も持っていけないからね。
一人さんの事務所には、社長室はおろか専用の椅子だってない。
会社へ行くことはほとんどないから必要ないんだけどね。
お弟子さんの中には、「会社に行かない一人さんってかっこいい」って言ってくれる人もいるけど、これが俺の考え方なんだよね。
お弟子さんたちが「まるかんの仕事を始める時「まずは、誰も雇わず一人でやりな」って言ったんだ。
一人でやると、自分で何でもやらなきゃならない。
やりたいと思って始めたことだって、色々雑務はあるんだよ。
経理だって宣伝だって掃除だって、全て自分でやらなきゃ仕事にならないんだ。
だから、色々学べるし、全てやることで自信もつくんだよ。
それに加えて、一人でやってきた「貫禄」ってものが出てくるんだよ。
それから、仕事が軌道に乗って人を雇った時も、その人に「俺がいなきゃ社長は何もできない」なんて思わせちゃだめなの。
大将は強くなくちゃいけないんだ。
そのためにも、まずは自分一人で初めて、自信をつけることだよね。
ただし、威張っていいってことではないよ。
また、少人数で利益を上げるコツは、喜ばれるものを作って、喜ばれる会社になることだよね。
利益を上げるって、それしかないんだよ。
必要とされれば、会社も商品もなくなることはないんだ。
うちの会社の場合、5人しか従業員はいないけど、社員を選んだことはないの。
いつの間にか集まってきちゃった。
俺は「ウチには優秀で、いい人しか来ない」と思い込んでいる。
この思い込みだけで、働き者で性格のいい人が集まってきちゃうんだよね。
昔々、創業当時はね、社員が箱詰めをしたり、パッケージのフィルムを貼ったりしていたんだ。
そんな中、箱詰めする機会を売る人が来たんだよ。
その人の目の前で、社員がフィルムを貼っていて、それを見てフィルムを貼る速さに驚いて、「機械より早いですね」って目を丸くして、機械を売らずに帰って行ったことがあったんだ。
もう昔の笑い話だけど、それくらい社員さんたちは有能だったの。
段ボールだってカッターを使わず、手で開けちゃうくらいにね。
社員が優秀なのはもちろんだけど、会社は、やはり大将で決まるものだよね。
社長の個性が大事なの。
以前、ある人から「優秀な人間を他の会社から引き抜いたらどうか」とアドバイスをもらったことがある。
でもね、優秀な人間って、その会社でも必要なんだよ。
必要な人材を引き抜くなんてできないよ。
それに、俺は常に「ウチにいる人が世界で一番優秀だ」と考えてるの。
優秀な人を集めるのではなく、人って誰もが優秀なの。
個で優秀な人を集めたら素晴らしい会社になるというわけじゃない。
集まってきた人が強いの。
小さい会社でも、5人の社員でも、日本一になることを考えればいい。
実際に俺はなれたからね。
うちの社員は「会社は私達が守りますから、一人さんは安心して旅をしてください」といつも言ってくれる。
本当に愛に溢れる優秀な人たちなんだ。
どんな人こんな人ではなくて、集まってきた人が優秀だと思っている。
これは俺の熱烈なる個性と言えるね。
あの人が欲しい、この人が欲しいと言っていたら、試合にならないんだよ。
そんな理想通りの環境は誰も与えてくれないんだ。
俺は少数精鋭が好きなんだよ。
ただね、「少数精鋭」という言葉は間違っているな。
「少数にすれば、誰でも精鋭になっちゃう」って言いたい。
大将が変わると、みんなの意識が変わってくる。
誰が指揮をとるか、誰がリーダーになるかまで全く変わってくる。
上杉謙信も、上杉謙信がいる時は無敵だったんだよ。
そっくりそのままの軍隊を受け継いでも、隊長が変わっただけで華々しい活躍をしなくなっちゃうんだよ。
事業っていうのは、1代の夢だよね。
俺は、人が1000人かかってやるところを、5人でやりたいの。
5人で始めて、売り上げが10倍、100倍となった。
だけど、普通なら人も10倍、100倍に増やしちゃう。
それをそのまま5人でやりたい。
それが俺の夢であり、レジャーなんだ。
人ができないことを汗水垂らさず、涼やかにさらっとやるのが、
一人さんの仕事の流儀なんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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