「本当は嫌だったよね」「嫌なものは嫌だよね」という。
自分を粗末にしない。
これが「自分を愛する」ためには必要なことなのです。
そうすれば、感覚は少しずつ戻ってきます。
嫌なことは「嫌だ」と思わないと鈍感になる
幼い頃の傷が大きいと、簡単には自分を好きになれない、自分を大切にできない。
それは、みんなが幸せに生きるために、私にとって解決すべき問題の1つでした。
ずっと親に虐待され続けていた、ある青年の話をしましょう。
22歳の彼と会ったのはもう20年以上前のこと、彼にはお兄ちゃんがいるのですが、押さない頃から親に自分だけ怒られて、木に縛られたり、お風呂で逆さ吊りにされたりしたそう。
私が彼と話した印象は、面白くて、穏やかで、気持ちの強い青年でしたが、話していて、いくつか気になったことがありました。
「他人のことでは涙が出るけど、自分のことでは涙は出たことはない」と言ったこと。
さらに、「あなたが大人になって子供が生まれたら、自分の子に虐待してしまうかな?」って聞いたら、「するかもしれない」という答えが返ってきたことです。
その時私は、「えっ、殴られて嫌じゃなかったの?」って聞いたんです。
すると「しつけだから仕方ない」って。
彼は自分を守るために、感情が麻痺しちゃったんだと感じました。
だから、自分のことでは涙は出ないのではないかと。
「怒ったことないんじゃない?」って聞いたら、
「怒った時の自分が怖い。
一度、頭に来て、切れてしまい、自分をコントロールできなくなった。
その時は、自分は傷つけたけど、痛さも感じなかったんだ。
それが出てくるのが怖い。
だから、怒りたくないんだ」って。
この時、彼は本当に気持ちを抑え込んでいるんだとわかりました。
ただ、まだその当時、私は彼を癒す方法がわからなかったんです。
彼と出会ったことをきっかけに、私は多くの書物を読み、ワークショップにも参加し、インナーチャイルドについて学ぶようになりました。
多くの人と出会う中で、自己流だった癒しの方法も確立し、「癒しのワーク」ができるようになりました。
ひとりさんと話をしたり、多くの人と出会う中で、子供は感受性が強いということが分かりました。
さらに、子供って、体が小さい分、視覚。聴覚だけではなく、経験した物事の大きく感じてしまうということも分かりました。
例えば100人ほど入るボールが、子供にとって東京ドームくらい広く感じちゃう。
見る景色だけではなく、親からの罵声や暴力や小言は、実際に大人が感じるより敏感に、大きく受け止めてしまう。
でも、子供はお母さんが大好きで生まれてきているから、お母さんの言うことを聞いてあげたいと思う。
何度も言われると従ってしまうんです。
叱られないために、子供だって防衛本能が働くんです。
つまり、親の形に合わせて行動し、言いなりになってしまう傾向にあるんです。
その方が、叱られずに楽に生きられるし、気に入ってもらえる。
好きなものも与えてもらえる。
親に従うということが、習慣になってしまう。
全てにおいて言えることですが、「習慣になると、感覚って鈍くなる」んです。
特に子供は、強い痛みを何度も感じてしまうと、弱い痛みを感じにくくなる。
つまり鈍感になるんです。
そうしないと、辛すぎて生きていけないから。
麻酔とか、鎮痛剤とかと同じで、何度も繰り返すとだんだん効果がなくなっていく。
心の痛みも、身体の痛みも同じです。
痛いのに、痛く感じなくなる。
辛いというサインが出ているのに、だんだん鈍くなってそれに気づかなくなるんです。
本来なら、子供のうちから「嫌なものは嫌だ」ということが大事なのです。
そうすれば、そのままの自分でいられたのだから。
ただ、強い親にはなかなかそれができないものです。
でもね、今からでも間に合います。
「本当は嫌だったよね」
「嫌なものは嫌だよねと言う。
自分を粗末にしない。
これが「自分を愛する」ために必要なことなのです。
そうすれば、感覚は少しずつ戻ってきます。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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