お金の悪口を言わない
お金の使いどころをちゃんと考えて大切に使う
お金に好かれるとお金持ちになる
「どうしたらお金が貯まりますか?」と聞かれることがあります。
答えは簡単。
お金が好きなら貯まります。
「お金は大好きなんだけど、全然たまりません」という人、お金が入ったら、バッグを買ったり、服を買ったりしていませんか。
そういう人は「お金が好き」なのではなく、「モノが好き」なのです。
お金が好きな人は、お金を大切にします。
物を買う時は、本当に必要かどうかちゃんと考えて買います。
必要があって高いものを買った時は大切にします。
無駄にお金は使いません。
一人さんからこんな面白い話を聞きました。
「智子ちゃん、道に1円が落ちていたら、『なんだ1円か』じゃあなくて、その1円を拾って助けてあげるんだ。
だって、踏まれたり、道路に野ざらしじゃかわいそうだろ?
1円を助けてあげると、1円のお兄さんの5円が喜ぶんだ。
で、そのまたお姉さんの10円も喜ぶんだ。
そのまた上の兄弟の100円も喜ぶ。
その上のお兄ちゃんの500円も1000円も喜ぶ。
そうすると、1円のお母さんの5000円が喜んで、お父さんの1万円が『うちの子を助けてくれてありがとうございます』って、家族揃ってお礼に来てくれるんだよ。
だから、1円を大切にすると、お金から好かれるんだよ。
俺たちだって、自分を粗末に扱う人よりも、大切にしてくれる人の方が好きだろ?それと同じだよ」
「お金に好かれないと、お金が寄ってきてくれないんだね。
一人さん、その助けた1円はどうしたらいいの?」
「助けたお金は『ツキ金』だから、お財布に入れておいてもいいし、人に『ツキ』のおすそ分けあげてもいいよ」
「素敵だね。幸せのおすそわけだね」
「それと、お札は、ちゃんと向きを揃えてあげると、お金が喜ぶよ」
「すごいわかりやすいいい話だね。
人から好かれると人気者になるように、お金に好かれるとお金持ちになるんだね。
小さい子にも教えてあげたいね」
「そうだね。
小さい時から、お金に好かれることをしていたら、間違いなくお金に困らないよね」
「本当だね。それって、すごい大切だね」
「それとね、大切なことが1つ。
絶対にお金の悪口を言っちゃいけないんだ。
お金の悪口を言うと、お金に好かれない『貧乏波動』になっちゃうんだ」
「『貧乏波動』!? 名前だけでも、お金が逃げていきそうだね」
「『貧乏波動』の人の特徴は、『世の中、金じゃない』って、お金に対して一番の悪口を言ってるんだ。
お金の気持ちになったら、すごい傷つくし、嫌われるに決まってるよ。
確かに、世の中に、お金以外にも大切な物ってあるけれど、お金って本当に大切だよ。ありがたいものだよ」
私が京都で事務所を開くことになった時、一人さんにこう言われました。
「ともこちゃんがいいと思うところなら、どこでもいいよ。
だけど、お金かけすぎたらダメだよ」
私が「銀座まるかん」の仕事を始めた頃、「銀座まるかん」は通信販売でしたから、お客さんが直接お店に来られるわけではありませんでした。
だから、町の一等地のような便利なところに事務所を開く必要もないし、内装にお金をかける必要もありませんでした。
「商人にとってはお金は血液なんだよ。
それを必要もないのに、すごい事務所を借りたり、すごい内装にしたり、お金が無駄死にさせられているのと一緒なんです。
大切な血液をだらだらと垂れ流すように使ったらいけないんだ」と教えてくれます。
あと、お金のことで忘れられない話といえば、こんな話があります。
京都に行く前に、車の免許を取っておこうと思い、教習所に通うことにしました。
すると、一人さんはこう言いました。
「ともこちゃん、上手になるまでいっぱい乗りなよ」
「???」。
普通は、できるだけ短期間で免許を取ろうとしたり、お金をかけずに取れるのが自慢ですよね。
「でも一人さん、たくさん乗ったら、お金もたくさんかかっちゃうよ」
そう言うと、一人さんは、「ともこちゃん、違うんだよ。
万が一、外に出て事故を起こしたら、ものすごいお金がかかるよね。
みんな短期間で免許が取れたとか、お金がかからなかったと自慢するけど、慌てて卒業して事故を起こすよりも、上手になるまで、何回でも乗って練習したらいいんだよ。
外に出て事故を起こすことを考えたら、教習所で上手になるまで乗る方がずっといいんだよ」。
本当にその通りです。
私は、一人さんの言う通りに、上手になるまでたくさん乗りました。
おかげさまで今に至るまで1回も事故を起こしていません。
普通の人よりも教習代はかかったかもしれませんが、結局、すごい得になっています。
一人さんに、お金の大切な使い方を教えてもらいました。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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