人生には、軽い話で笑ったり、常識に縛られない妄想を楽しんだりする時間も大事だよ。
ひと時だけでも真面目の鎧を脱いでもらいたい
嘘も方便、という言葉があります。
嘘をつくのは良くないことだけど、場合によっては、嘘をついた方がいいこともあるんだよね。
この世界は、何でもかんでも本当のことを言えばいいってわけじゃない。
真実を知ることで傷つく人がいる場合は、嘘ついた方が相手のためになることもある。
愛のある、人を傷つけないための嘘は、決して悪いものじゃないんです。
例えば自分が浮気した時に、奥さんに「浮気なんてしてない」って言うとか。
浮気しても「まぁ、そういうこともあるよね」なんて理解ある奥さんならいざ知らず、浮気は絶対ダメっていう奥さんがいるのに浮気しちゃったんだとしたら、これは傷つく方がお互いのためかもわかんない。
ごまかしても大抵はばれるけど、最初から真実を明かすのも、自ら修羅場を作るだけだからね。
いや、こんな話ばかりでごめんね。
嘘と言えば、ひとりさんは浮気のことしか頭に浮かばなくて。
私は、女性関係については99%が隠し事だけど、それ以外に嘘をつかなきゃいけない場面がないんです。
でね、こういう話をすると、真面目一辺倒な人って「アイスが奥さんを泣かすんですか?」とか、「嘘ついてまで浮気するなんてどうなの?」とかって目くじらを立てるんだけど・・・・・・。
一人さんは、浮気を推奨しているわけじゃないの。
みんなの心を明るくするために、それこそ冗談で言ってるだけなんです。
真面目もいいけど、あんまり真面目すぎると苦しくなっちゃうの。
人生には、軽い話で笑ったり、常識に縛られない妄想を楽しんだりする時間も大事だよ。
それがなきゃ、堅苦しいだけの人生になっちゃうじゃない。
そんなんで、魅力が出るわけがないよね。
私は、みんなにもっと軽やかに生きてもらいたくて、あえてこういう話をしているの。
真面目すぎて苦しんでいる、誰かの風穴になればいいなっていう、ひとりさんなりの愛なんです。
私の話を聞くひと時だけでも、真面目の鎧を脱いでもらいたい。
そして、ちょっとでも心を軽くしてほしい。
そんな私の愛を、楽しく受け取ってもらえたら嬉しいです。
ウケも狙ってないのに、なぜかみんな大爆笑
一人さんの座右の銘は「不届き不埒」で、真面目や立派は禁止。
私の頭の中は、いつも自分に都合のいい妄想でいっぱいだし、自由気ままに、ふわっと軽い人生を楽しんでいます。
時々、自分では頭で考えているだけのつもりが、何かの拍子に口から出ちゃうことがあるんです。
そうすると、周りの人たちは「一人さんはジョークの切れ味がすごい」って大爆笑するの。
私はウケ狙いで行ったわけじゃないのに、お弟子さんたちから「冗談の作り方を教えて欲しい」「どういうタイミングで言えば受けますか?」とかってお願いされちゃうわけ。
ジョークを楽しんでもらったり、みんなが笑顔になったりするのは、もちろん嬉しい。
だから私に言えることがあれば、何でも教えたいよ。
でも一人さんの場合、ウケを狙って考えた冗談でもなければ、努力でひねり出したわけでもない。
ジョークの作り方はおろか、言うべきタイミングを計算したこともないんです。
頭の中に浮かんだことが、不意にポロっとこぼれ出た。
それだけなの。
それはみんなが笑ってくれるということは、きっと、そもそも私の頭の中が楽しいんだろうね。
一人さんがいつも楽しく生きていて、やることなすこと面白い。
頭の中まで笑いでいっぱいだから、口をついて出る言葉も面白い。
だから、わざわざ自分で意図しなくても、勝手に楽しい会話になっちゃうんだと思います。
私自身は、冗談を言ってる感覚すらないんだ。
一般的に、冗談というのは、口に出していい場所とダメな時があると思います。
料理で言うところの調味料みたいなもので、うまく使いこなせばプロ級に美味しくなるけれど、「ここでこれを入れるのはおかしい」「これ以上入れたら失敗する」っていう難しさもある。
ウケ狙いでジョークを言おうとすると、こういう微妙なさじ加減にすごく神経を使わなきゃいけないんです。
話す内容やタイミングを間違うと、せっかく考えたネタが滑っちゃうし、悪くすると相手を不快にさせることもあるよね。
その点、愛があればこういうミスはしません。
どんな話も、それをするのにベストタイミングで口から出るし、面白みもます。
何の苦労もなく、人を笑わせることができるんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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