世の中はだんだん良くなるということが腹落ちしている人は、それが不安につながらないんです。
何度でも言うよ。未来はめちゃくちゃ明るいの
一人さんの思う人生の一番の醍醐味は、明るく生きることです。
自分の好きなように生きることが、最高の醍醐味だと思っているんだよね。
というか、このような世の中明るく生きるのが大前提になっている。
先は明るいというのが宇宙の正しい流れだから、明るく生きることで幸せになれるんです。
そう思うと、不幸な人というのは、わざわざ自分から自然な流れに逆らっているようなものかもしれないね。
自分が不幸なのを周りのせいにしたり、環境のせいにしたりする人もいるけど、実は自ら不幸の道を選んじゃってる。
目の前に広くて歩きやすい道があるのに、わざわざ断崖絶壁をよじ登りながら進もうとしている、みたいな。
例えば子供のいる人だと、親は「子供のことを思うと心配が尽きない」とか、子供のためを思っているように言うでしょ?
それも、自分から心配の崖をよじ登ろうとしているだけだと思うよ。
もちろん、子供が大切だからこそ、子供の将来が気になるんだよね。
それは当たり前のことだし、一人さんも親御さんの愛情はよくわかります。
だけど、世の中はだんだん良くなるということが腹落ちしている人は、それが不安には繋がらないんです。
子供が心配になるのは、親自身が先を暗いと思っちゃってるの。
だから子供にも、「この不安定な世の中を生き抜く力を身につけてやりたい」ってなるんだね。
始まりが違うんです。
未来は暗いわけじゃない。
めちゃくちゃ明るいの。
そうやって思いのスタートが変われば、子供に対しても変わるよ。
どうせ未来は明るいんだから、心配なんかしなくてもちゃんと子供は育つし、幸せに生きていく。
そういう考えに至るんだよね。
それにさ、あなただって神の子だけど、子供も神の子です。
本来、どちらも奇跡の人なんだ。
子供の魂は、自分にとって正しい道をちゃんと知っているよ。
それを信じてあげたら、万事うまくいくからね。
どんな仕事でも繰り返せばうまくいくんだ
一人さんには、たくさんのお弟子さんがいます。
ここで言うお弟子さんというのは、世間では部下や従業員とされる人も含むんだけど、私は仲間たちのことを部下や従業員だと思ったことはなくて、みんなお弟子さんとして大切にしているんです。
でね、うちはよく「一人さんの会社の人は、皆さん幸せそうですね」と言われるの。
どうやったら、そんなに幸せに働いてもらえるんですかって。
私はね、誰に対しても「だんだん良くなる」と思っているだけで、特別なことは何もしていません。
だんだん良くなるという大前提で仕事をしてもらっているから、どんな人に対しても、「この人はダメだ」「これはひどい」みたいなことは思わないんです。
そりゃあね、新しい仕事を始めたら、誰だって「何でこんな簡単なことができないの!?」ってショックを受けちゃうようなことはあると思います。
要領がわかるまでは、みんなミスをするし、仕事のスピードだって遅いのは当たり前なの。
でもね、今うまくできなくても、絶対良くなるんです。
仕事でも何でも、物事は続けているうちに必ずなれるものだし、慣れたら要領得て、スピード感もついてくる。
難しい仕事も、さらっとこなせるようになります。
だから一人さんは、どの嬉しさんに対してもイライラしたことはないし、怒ったこともありません。
会社を作って、お弟子さんたちが一人、また一人と増えた時には、
「俺がやるのを見てな」って、初めは1から10まで全部やってあげたんだよね。
「ああしろ」「こうしろ」みたいな指示の出し方はしたことがない。
1回で覚えられないことは、2回、3回って何度もやってあげてさ。
見てるうちにできるようになるから、心配ないよって。
そうするとね、こちらがはっぱなんかかけなくったって、お弟子さんたちは自分から「早く覚えて、ひとりさんの負担を減らしたい!!」ってがんばってくれたんです。
嫌な顔せず何度でも笑って教える一人さんの姿に、「よし、やるぞ」ってすごい投資を燃やしてくれた。
人は、「がんばれ」「もっと努力しろ」みたいなことを言われるよりも、自分のために誰かが一生懸命になってくれる姿を見た方が、よっぽどやる気に繋がるものなんだよね。
だから、もしあなたの職場に仕事がうまくできない人がいる時は、あなたが代わりにしてあげたらいい。
相手はだんだん良くなると決まっているから、それを信じて、ずっと待ってあげたらいいんだよね。
叱ったり文句を言ったりするより、そっちの方がはるかに効果的なの。
遠回りに見えて、それが一番早い方法なんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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