お世話になった人の恩に対して、今、自分ができることをする
義理と人情が一番
累積納税額日本一、斎藤一人さんの会社なのですから、さぞかしすごい会社だと思っている人もいることでしょう。
「銀座まるかん」という名前から、銀座あたりに建つ、豪華なビルを想像している人もいるかもしれません。
ところが、「銀座まるかん」の本社は、創業当時から今でも、東京の下町・新小岩にあります(もちろん銀座にもお店がありますよ)。
そして本当に可愛らしい事務所です。
どのくらいかわいらしいかと言うと、大抵の人は初めて来ると気づかずに素通りしてしまいます。
なぜ、ずっとその新小岩にあるのかと言うと、そこには一人さんのかっこいい生き方が貫かれているからです。
「銀座に移っちゃうと、始めた頃からずっと俺を支えて働いてきてくれたパートの人が通えなくなっちゃうんだよ。
だから、俺は絶対この新小岩から移らない。
世の中には成功するために絶対必要な『バランスの法則』というのがあるの。
例えば、知り合いの酒屋さんの旦那さんにお世話になったとするよね。
自分は学生でお酒は飲まないけれど、せめておじいちゃんには、
『お世話になったから、あそこのお酒飲んでよ』って言うとか、
自分ができることをするんだよ。
お金がないから、近所の定食屋でそこのおばちゃんが内緒で1個コロッケをおまけでつけていてくれていたら、たとえ自分が総理大臣になっても、近くに行った時は、そこに定食屋にご飯食べに行くんだよ。
こういうのが、本当の『筋を通す』ってことなんだよ。
あなたは筋の通ったところがありますか?
1つでも持っていますか?
人生って『バランス』なんだよ。
キリンビールの社長にすごいお世話になったのに、違うビール飲んで乾杯してたら、かっこ悪いだろう。
自分がお世話になった人に、自分のできることをする。
そんな自分ができることもしなくて、成功しようなんて、とんでもないよ。
俺の知り合いの社長がね、若い時に東京に出て、泊まるところがなくて、何日か野宿したんだって。
冬の寒い日でね、その時1人のホームレスの人が、暖かい缶コーヒーをくれたんだって。
すごく嬉しかったんだって。
それでね、未だに東京に来ると、その人がいるんじゃないかと思って、温かい缶コーヒーを買ってはホームレスの人たちに配ってるんだよ。
すごいかっこいいだろう。
それが、『あっちの定食屋の方がちょっと安い』とか、義理人情を忘れたことをしていませんか。
自分がお世話になったことを忘れたらダメ。
1本筋が通ったものがないと、人生コロコロ流されちゃうんだよ」
「一人さんは大切にしているお店や人がたくさんいるよね。
どこに行ってもみんな、『わざわざ来てくれてありがとう』って、
すごく感激してくれるもの」
「わかるかい?
その人は、俺のこと世話したとも思ってないんだ。
そんなすごい人なんだよ。
だからこそ、『ここの定食を食べたいから、また、来たよ』って言って、会いに行くんだ。
世話になるのは恥ずかしくない。
世話になったことを忘れることが恥ずかしいんだ。
困っていることが恥ずかしいんじゃない。
困った時助けてくれた人が、必ずいるはずなの。
その助けてくれた人のことを忘れることが恥ずかしいんだ」
義理と人情。
これは「まるかん」創業当時から一人さんが大切にしていることです。
「まるかん」商品を使っている人がいたら、商品の裏を見てください。
「日本漢方研究所GN1」と書いてあります。
「GN1」というのは、「義理と人情が一番」ということなのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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