世話になるのは恥ずかしくないんだよ。
それより、世話になったことを忘れることが恥ずかしいんだよ。
筋を通すということ
これまで数多くのことを一人さんから聞いて学んできましたが、その中でも一番深く心に残り、自分の胸に刻んだ教えがあります。
それは「筋を通す」ということです。
「いいかい、おがちゃん。
この世の中というのは道理なんだよ。
だから成功するためには道理通りにやればいいの。
それで、その通りの中でも特に大切にしなきゃいけないのが『筋を通す』ということなんだよ。
例えば、おがちゃんが商売を始める前はお金がなかったよな。
そんなとき、近所の定食屋で、そこのおばちゃんが内緒で『お兄さん、がんばんなよ』って言って、1個コロッケをおまけにつけてくれたら、たとえ自分が社長になって偉くなっても、近くに行った時には、そこの定食屋にご飯を食べに行くんだよ。
こういうのが『筋を通す』ってことなんだよ。
わかるかい?
自分が世話になったら、それを返す。
それがこの世の道理なんだよ。
おがちゃんはどこのビール会社に世話になってるんだい?
そうか、札幌ビールなんだ。
それなら、札幌ビールの社長にすごくね世話になってんだよな。
なのに違うビールを飲んで乾杯してたら、かっこ悪いだろう。
自分がお世話になった人に、自分のできることをする。
そんな自分ができることもしなくて、成功しようなんて、とんでもないよ。
わかるかい?
俺の知り合いの社長の話なんだけど、その人が若い時に東京に出てきたのはいいんだけど、お金がないから泊まるところもなくて、何日か野宿したんだって。
それも冬の寒い日だったらしいの。
その時1人のホームレスの人が、温かい缶コーヒーをくれて、その社長、すごく嬉しかったんだって。
だから、未だに東京に来ると、その人がいるんじゃないかと思って、温かい缶コーヒーを買っては、ホームレスの人たちに配っているんだよ。
すごくかっこいいだろう。
それを、昔世話になったことを忘れて『あっちの定食屋の方がちょっと安いからあっち行こう』とか、義理人情忘れたことをしてちゃいけないんだよ。
自分がお世話になったことを忘れたり、一本筋が通ったものがなかったりすると、人生コロコロ流されちゃうんだよね。
いいかい、おがちゃん。
お世話になるのは恥ずかしくないんだよ。
それより、世話になったことを忘れることが恥ずかしいんだよ。
これをよく覚えておくんだよ」
今でもこの一人さんの「お世話になるのは恥ずかしくないんだよ。それより、世話になったことを忘れることが恥ずかしいんだよ」という言葉は私の心に深く刻まれています。

「人の役に立ちたい」気持ちで仕事をするとうまくいく
ある時期、何をやっても空回りして、仕事がうまくいかない時がありました。
そのことを相談すると、一人さんはこう言ってくれました。
「そういう時ってな、『売り上げをあげたい』『利益をもっと出したい』っていう気持ちが強すぎるんだよ。
こういう気持ちが強い時は、なかなか成果が上がらないものなんだよ」
その通りです。
ドンピシャの答えでした。
私の後ろにカメラでもついているんじゃないかと思うくらい、一人さんには全てがお見通しなんです。
ではどうすればいいのかと、改めて一人さんに質問をすると、こう教えてくれました。
「人の役に立ちたいという気持ちで仕事をするんだよ」
確かにうまくいっていない時は「お客様の役に立ちたい」「喜ばれたい」という気持ちよりも「売上や利益をもっと上げたい」という気持ちの方がすごく強かったです。
そういえば、出会った頃に一人さんは、自分の仕事観についてこんな話をしてくれました。
「信じられないようなことを言うかもしれないけどな、俺はお金持ちになりたいわけじゃないんだよ。
たくさん税金を納めて、学校や病院を作ったり、道路を作ったりして人の役に立ちたいだけなの。
だから、税金をたくさん納めるために、お金を稼いでるようなものなんだよ。
そう思って仕事をしていると、いつのまにか成功していくものなんだよ」
まだまだ、一人さんほどの志ではありませんが、私も少しでも近づけるように顔晴ります。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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