お互いが『粋を感じる関係』を作ろう
筋の通った生き方は男も女もみんな惚れる
でも、「義理と人情」?
『ちょっと古臭い気がする』、そんな風に思っている人に、
一人さんはこう言います。
「古かろうが、新しかろうが、そんなことはどうでもいいんだよ。
そんな人は減ってきた?
減ってきたから、やり続ける価値があるんだよ。
例えば、智子ちゃんはもし学校の先生だったら、こたつを買う時は自分の教え子の電気屋さんから買うんだよ。
向こうの電気屋の方が安いとか言うけど、そんなのはたかが知れてるんだ。
野菜は八百屋さんの教え子のところ、肉は肉屋さんの教え子のところで買う。
自分の教え子のところで買うんだよ。
もちろん、店が行ける場所ならってことだよ。
それってすごく大切なことだよ。
授業なんか少しぐらい下手くそでもいいの。
それよりも、そうやって一本筋を通していると、
『あの先生は生徒のことを思っている素晴らしい先生だよ』ってなるよ。
結局、一番大切なのは、その人の数字を通したかっこいい生き方なんだよ」
ある人が一人さんに、「一人さんはすごいお金持ちですけど、株や土地を買ったことがないんですよね。
それって、一人さんは、バブルが崩壊するのを知っていたからなんですか?」と聞きました。
すると一人さんは、「それだけじゃないよ。
『まるかん』の商品を買ってくれるのは、サラリーマンや普通の人がお客さんなんだよ。
お客さんから集めたお金で土地を買ったら、土地の値段が上がるよね。
土地の値段が上がったら、マイホームの夢が遠のいて困るんです。
お客さんに助けてもらって、お客さんに迷惑をかけるようなことはしてはいけないんです。
いけないことは、やっちゃいけない。
それが筋道。
だから、俺はやらないんだよ。
日本一になるために何をしてもいいんじゃないんだよ。
出世するため何をしてもいいんじゃない。
筋の通らない行き方をしちゃだめだよ」と話してくれました。
『義理と人情を重んじ、筋道の通った生き方をする』。
なんだかちょっと『泥臭い』と思う人がいるかもしれません。
でも、これが成功法則だと一人さんは言います。
「本当の成功法則って、泥臭いんだよ。
田んぼの向こう側に行こうとする時、近道をしようとして暖房を横切ると泥に足を取られて、なかなか進めないよね。
遠回りのようだけど、あぜ道を通った方が早いんだよ。
筋の通った道も、一見、遠回りのように見えるけど、本当は早いし、絶対に楽なんだよ。
それとね、筋を通して義理と人情大切にしていると、必ず深い信頼関係が生まれるよ。
お互いが『粋を感じる関係』だな。
『粋(意気)に感じる』ってどういうことかと言うと、その人の行き方や行動や考え方に心底惚れ込んで、『この人のためなら、何でもやろう』って思える気持ちだよ。
粋(意気)に感じる仲間が周りにたくさんいる人生って、絶対に幸せだよ」
一人さんが納税日本一になる少し前にこんなことがありました。
ある人が一人さんに、「斉藤さんの会社、すごい伸びていてすごい会社ですから、よそから優秀な人材を引き抜いて、入社させたらどうですか? お手伝いしますよ」と言いました。
その時一人さんは、その人に、笑顔で丁寧にお断りしました。
その後、私たちにこう話してくれました。
「よその会社から優秀な人材を引き抜いてきたりしちゃだめなんだよ。
優秀な人材はどこの会社でも大切なんだから、引き抜いちゃいけないんだよ。
そんなことしたら、そこの会社が困るよね。
自分がやられて嫌なことは、しちゃいけないんだよ。
俺は人を困るようなことはしたくはないし、神様だって喜ばないよ。
それよりも俺はさ、俺についてきてくれたお弟子さんのみんなと、日本一になりたいと思ってるよ」
私たちはこんな、一人さんの筋の通った生き方が大好きです。
本当にその心意気に惚れ込んでいます。
ひとりさんの、1本筋の通った『義理と人情』の元に、私たちは集まってきています。
だから、とんでもなく深い信頼関係で結ばれています。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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