満点は100点だけじゃない
60点で満点
何かをする時に、何でも完璧にしようという人がいます。
勉強だったり、家事だったり、それとかデートだったり、何でも完璧にやろうとします。
おしゃれもそうです。
完璧を目指すのは良いかもしれませんが、あまりそこにとらわれると、かえって疲れてしまいます。
それと、あまりにも完璧を目指しすぎると、完璧にできない自分を責めたり、悔やんだり、その上、人まで責めてしまうこともあります。
学校の勉強じゃないんですから、100点じゃなくてもいいじゃないですか？
もうちょっと緩くしてくれませんか？
60点でOKの『ゆるゆる』でもいいと思います。
一人さんはこう言います。
「体も心も60点が満点でいいんだよ。
60点が満点だと思ったら、たくさん自分のことを褒めてあげられるよ。
100点を満点にしていたら、自分を勝手にだめだと思って、何も挑戦できなくなっちゃうよね。
それじゃあ、人生がダメになっちゃうから、60点が満点でいいんだよ」
本当に一人さんって、人の心をうんと軽くしてくれる天才です。
ちなみに、メガネは私にとって『ゆるゆる60点の日』の秘密のおしゃれアイテムです。
誰とも会う予定のない休日は、メイクの手も抜いて、おしゃれメガネでうまくカバーします。
おしゃれも好きだけど、ちょっと手を抜いて、楽な感じの日も大好きです。
そんな、ちょっとゆるゆるする60点の日があってもいいと思うんです。
車でも遊びがあるように、あなたの心にも遊びを持っておきましょう。
人生は『ジャバラ』
もし、自分が生きてきた人生を上から見ることができたら、スタートから今までの歩いてきた道のりがよく見渡せます。
その時に「あ～、何で、こんなところで横道にそれたんだろう。
そんなことしなかったら、もっと早くここまでたどり着いたのに」とか、「やだ～、もう、そこで余計なことをしなければ、ここまで道をまっすぐ来れたのに」と思うかもしれません。
よく、『一人さんの幸せな考え方』に出会って、今がとってもハッピーになった人が、私にこう言ってくれることがあります。
「もっと早く一人さんの考え方に出会っていたら、私はもっと早くから幸せになれてたのにと思います」
確かにそうかもしれません。
でも、一人さんのお考えはこうなんです。
「あのね、人生に無駄なことって、何一つないんだよ。
全てが絶妙で最高のタイミングで、偶然はないんだよ。
だから、今があなたにとっての最高のタイミングなの。
それにね、失敗したり、横道にそれて間違ったりって、必要なことなんだよ。
あのね、屏風ってあるだろ。
屏風は横に一直線だと、そこに立っていられないんだよ。
ジャバラになって、、あっちに曲がって、こっちに曲がってって、そうなってるから、ちゃんと立っていられるんだよ。
人もそれと同じで、あっちに曲がりこっちに曲がり、そうすることでいろんなことを学ぶことができて、それでいいの。
『1回も曲がらないで、まっすぐここまで来ました』って、そんな人の方が危なっかしいよね。
神様が必ず、あなたに必要なことを与えてくださっているんだよ。
だから、あなたの人生は、本当にうまくいっているんだよ」
辛いことや苦しいことがあって「もう、ここから一歩も進めない」って思ってしまう瞬間もあるかもしれません。
でも、そういった経験1つ1つが『ジャバラ』になって、あなたをより強く、より素敵にするのだと思います。
どんな時もうまくいっていると信じる
斎藤一人さんの話を纏めました。
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