コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斎藤一人さん オーバーなリアクションでちょうどいい

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ひと言で言えば、リアクションが足りないんだと思います。

 


オーバーなリアクションでちょうどいい


真剣に聞いているつもりなのに、なぜか「話、聞いてる?」なんて注意される人がいるでしょ。

話を聞いてなかった自覚がある場合は、単なる「上の空」だったんだろうけど、ちゃんと聞いていたのに注意されたのなら、相手が「聞いているように見えない」と感じる何かがある。

一言で言えば、リアクションが足りないんだと思います。


話を聞いていたのなら、少なくとも、相手はあなたが興味を持てる話をしていたのだと思います。

つまらない話なら、そもそも聞いてないだろうから。

という前提で言えば、「聞いているよ」というのが相手にうまく伝わっていないだけで、それができれば、お互い気持ちよく会話のキャッチボールができるはずです。

それなら、ややオーバー気味に「うんうん」と相槌を入れるなど、

リアクションを大きくすることを意識したらいいんじゃないかな。


控えめな気質を持つ日本人には、リアクションが苦手な人も結構いるんだけど。
外国人を見てごらんよ。

聞く人のリアクションも相当ダイナミックでしょ?

もともと目鼻立ちがはっきりしている人の顔立ちの人は、それだけで存在感がある。

その上、さらに表情を大きく動かしたり、身振り手振りも大きいから、「聞いてますか?」なんて感じる余地がない。


それに比べると、日本人はリアクションが薄いの。

生活様式の欧米化に従って、昔の人よりは表情なんかも豊かになってきたとは思うけど、外国人の比較ではまだまだ大人しいぐらいです。

そんな背景を踏まえると、日本人の場合、ちょっと大げさなぐらいのリアクションでいいと思いますよ。

オーバーなくらいでちょうどいい。


それと一人さんの場合は、人の話を聞くときにだいたい眉間を見ます。

特に意味はないし、なんとなく落ち着くからそうしているだけなんだけど、相手の目をじっと見るのはちょっと照れるし、話し手の方も、あんまり凝視されると戸惑います。

何だか気まずい。

その点、眉間に視線を置くとちょうどいいの。
目に近いところを見ていれば、相手は「話を聞いてくれている」と感じやすいし、眉間には「第3の目(魂の目)」が存在するという説もあるので、そこに目線を合わせることで、愛がより伝わりそうだよね。

じっと目を見るわけじゃないから、お互いに緊張もしにくく、安心感がある。

そう考えると、目線を眉間に合わせるのは、想像以上にいい効果があるかもしれないね。



相手が間違ったことを言った時は・・・・・・


会話をしている時、相手が明らかに間違ったことを言うことがあります。

で、間髪入れず「それ、違うよ」とかって否定する人がいるんだけど。

何でもかんでも訂正すればいいわけじゃないんです。

いくら相手が間違っていても、あえてスルーした方がいい時もあるの。

むやみに指摘しちゃうと、相手のプライドを傷つけてしまうことがあるし、特に周りに他の人がいる場合なんかは、恥をかかせちゃうことになりかねないでしょ?

だから、指摘する場合は状況よく見なきゃいけない。

数学みたいに、全員に共通する答えがあるものはまだいいんです。

問題は、それぞれの立場や考え方によって、正解が生き通りもあるようなテーマの時なの。

あなたには相手の考えが間違っているように思えても、相手にとっては、あなたの意見の方が受け入れがたいこともよくある話。

それなのに相手を否定すれば、お互いに「そっちがおかしい」と言い合うことになって、ムードを害しちゃうんです。

親切で訂正してあげたつもりが、相手を不快にさせるだけでなく、

自分の気分も悪くなる。

いいことなんて一つもないんだよ。

だから、相手の意見に違和感があっても、闇雲に指摘しない方がいい。

あえて何も言わないのも、優しさであり、愛なんだ。


もちろん、教えないことで相手が不利益を被りそうな場合は、さりげなく伝えてあげたらいいよね。

例えば、一人さんがそういう状況になった時は、こう言うかな。

「俺はよく知らないんだけど、実はこんな話を聞いたことがあってさ」

いきなりバサッと行くと、相手にしてみれば、知識をひけらかされたとか、頭ごなしに否定された印象を受けてしまいます。

その点、「自分もあまり詳しくないけど」という枕詞を置くことで、単なる否定にはならないよね。

ずいぶん柔らかい印象になると思うし、正しい情報を、相手を傷つけることなく伝えられます。


じゃあ、伝えた方がいい時と、そうじゃない時の判断はどうやってつけたらいいんですかって言うと、これも「愛」で解決できる。

あなたが愛を持って相手の話を聞いていたら、「注意してあげた方がいいかな」「指摘しない方が良さそうだ」というのが自然にわかるんです。

最初はうまくいかなくても、愛を出し続けているうちに、だんだん的確な判断ができるようになる。

こういうのは、理屈じゃない。

愛の直感みたいなものが指し示してくれるんだ。

 

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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