コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん お金の使い方の知らない人

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溺れている人を救おうと思ったら、相手に愛のある嘘をつかないといけない。

相手が喜びそうなことを言う。

 

 


救いが必要な人には「方便」しかない


かなり昔のことです。知人から、

「お金をテーマにした斉藤さんの本を読んでみたい」

と言われたことがありました。

褒めていただいて、本当にありがたかったんですが、私はそういう本を書きたいとは思いませんでした。

その理由は二つあります。

一つは、今まで自分のお弟子さん達にさえ、お金の事について語ったことがなかったから。

信じてもらえないでしょうが、そうなのです。

売上のことについても、云々したことがありません。

もう一つの理由は、商人家が書くお金の本は、当たり前のことだらけで、面白くないからです。

面白くなければ、買う人も少ない。

そんな本を出して売れなかったら、困るのは出版社の方です。

だから、書きたいとは思えなかったんです。

ただし、そういう本が本当に必要な人もいるんですよね。

要するに、お金の使い方を知らない人のことです。

でも、悲しいかな、そういう人は読まない。

無料進呈しても、絶対に読みません。

では、どうしたらそういう人たちに、お金のことを勉強させることができるか。

話が少し飛んでしまうのですが、ある時、お釈迦様が、

「方便しかないんだ」

ということを、言ったらしいのです。

つまり、本気で誰かを手助けしようと思ったら、嘘をつくしかない、と。

嘘と言っても、愛のある嘘ですよ。

例えば、賭け事に溺れてしまった人を、何とかしたいと思った時、私はこういうんです。

「賭け事というのは、勝つこと自体、運が悪いんだよ。

運の強い人は、賭け事に弱いんだよ」

どうしてかと言うと、賭け事に溺れてしまうというのは、勝ってしまうからなんです。
負けていれば運がいいということになれば、

「どうしよう、勝っちゃった。悪運拾った」

となります。

賭け事が楽しくなくなって、やる気が失せてしまう。

ただし、こういう話をまともにしていても、相手は聞いてくれない、どうするか。

一番いい方法は、これです。

「日本一の大金持ちの人が書いた、賭け事の必勝本を見つけたよ。この本を読んだら、ツキが回ってきたよ」

というんです。

そうすると、相手は、

「どれどれ、俺にも貸して」

と言います。

それで、つい、うっかり、上述したことを読むんです。

読んだら最後、脳に入ってしまう。

ただし、最初に、その本の内容を明かしてしまったら、絶対に読みません。

賭け事に溺れている人を救おうと思ったら、相手に愛のある嘘をつかないといけない。

相手が喜びそうなことを言う。

「いやぁ、びっくりだね。この本を読んだら、バンバン得するようになっちゃってさ」とか。

これで、相手がうっかり読むんです。

「なんで、あの本で、賭け事で得するようになるんだ?」

と、相手が言ってきても、うろたえてはいけません。

「だって、俺、賭け事やめちゃったんだもん」

と言って、堂々としていればいいんです。

賭け事をやめれば、そのぶんお金は残ります。

それから、世間では賭け事が好きだと言っただけで、信用をなくすんです。

結局、得するんです。

方便とは、こういうことなんです。

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できるまで教えれば人はできる


井戸掘りをする時には、地面を5、6回掘った程度で水が出ると思ったら大間違いです。

そういうのは、まだまだ覚悟が足りない。

水が出るまで井戸を掘る。

そして、深い井戸ほど、出た水は綺麗なんです。

何を言いたいのかと言うと、人は出来るまで教えればできる。

それを言いたいんです。

私のお弟子さん達は、今は大勢の社員を抱える経営者で、事業家です。

でも、この人たちは、もともと授業家ではありませんでした。

喫茶店を経営していたり、サラリーマンをしていたり、指圧師だったり、新聞社の契約社員だったりと、事業化とは縁のない人生を送っていた人達だったんです。

そういう人たちに、私は商売のイロハを教えてきたんですが、そう言うと、世間の人は、

「斉藤さん、さぞかし、大変だったでしょう」

と、言うんです。

確かに、バイオリンを持ったことも、見たことさえもない人たちに、バイオリンの弾き方を教えることは、簡単ではありません。

でも、バイオリンの弾き方を知っている人間が、

「この人が弾けないなら、私が代わりに弾いてやる」

ぐらいの心構えで向かっていけば、相手の魂が根負けして弾けるようになるものなんです。

それで、私には、私なりに指導者たる者かくあるべし、という持論があるんです。

それは、何かと言うと、

「人に教えるということは、同じ人に、同じことを400回言えるかどうかにかかっている」

という考え方です。

でも、人にはそれぞれ個性がありますから、400回言っても、なかなか出来ない人もいるんです。

でも、私もわりとがんばる方だから、400回でダメなら、900回言うのです。

それで、「四九なる」と。

ただし、900回言っても、まだ、出来ない人もいます。

そういう時はどうするかと言うと、私は1500回言います。

ただし、私のお弟子さん達は、師匠の私より優秀な人たちですから、仕事のことで、お弟子さん達に何百回も言い続けたということがないんですけど。

でも、お弟子さんの一人で、本を全く読まない人がいたんです。その人には、

「この本、すごく面白いんだよ。ご飯を食べたり、眠ったりすることも忘れるぐらい、面白い本と出会えるなんて、めったにない。ついてるよ」

ということを、何年も言い続けました。

少なく見積もっても、1000回ぐらいは言ったと思います。

すると、いつのまにか自ら進んで本を読むようになり、やがて本を書く側の人間になってしまったんです。

ついてる人間を自認する私も、これにはびっくりしましたね。

だから、私は思うんです。

人に何かを教えるという時は、相手に素質があるかどうかが問題じゃない。

相手にやる気があるかどうかということも、さほど関係ない。

教える側に、相手ができるまで教える覚悟があるかどうかが、問題なんだ、と。

一度や二度教えたぐらいで、人が何とかなるかと思っている方もいますが、その程度で覚えられる人は、天才なんです。

でも、世の中には天才ではない人の方が多いんです。

「自分は天才を教えている」と思うのは各自の自由ですが、その前にご自分が天才にものを教えられるほど大天才かどうか、一度考えてみたほうが、自分のためですよ。

「それが大変なんです」

と、言いたい方がいるかもしれませんが、

「一度教えたのに、まだできないのか!」

と言って、怒っている人よりも、400回がだめなら900回、900回でダメなら1500回・・・・・・、3万回でもダメなら、

「来世があるさ」

と思っていた方が楽だと思います。

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相手を信じて才能を開花させる

 

井戸を掘る場合、そこに水脈がなければ水は出ませんが、人間に水脈がない人はいません。

要するに、才能が出ない人はいない、ということです。

人は誰でも、必ず何かしら良いものを持っています。

私は、そう信じています。

だからこそ、私は相手ができるまで、言い続けられるんでしょ。

ここで、人が持っている良いものをどうやって見つけるかが問題になると思うんですが、私の場合、少し他の人と変わっています。

普通の人は、大抵こう聞くんです。

「あなたの得意なことは何ですか?」

私もそうやって聞くんですが、そのことについては、10のうち、3ぐらいしか参考にしません。

なぜかと言うと、得意な分野は当の本人も気づいているんです。

だけど、その程度の得意さで、社会で評価されることは滅多にない。

歌が上手だと言っても、カラオケスナックで歌っている時の上手さと、美空ひばりの上手さとは違うということです。

では、私の場合はどうするかと言うと、他に相手の話を色々聞く。

学生時代、どんなことで怒られていたかとか、そういうたわいのない話をするんです。

そうすると、意外にも相手が欠点だと思っていることが、実は長所であることがわかることがあるんです。

「遊んでばかりいてだめじゃないか」

と、怒られてばかりいた人は、遊びを考えるのが得意なんです。

自分が楽しませることを知っている人は、人を楽しませることも得意です。

「授業中、しゃべってばかりいて、しょうのない子だね」

と、怒られてばかりいた人は、おしゃべりが得意なんです。

人を楽しませて、おしゃべりができる人。

それは商人の世界では、才能なんです。

お客さんに、ものすごく好かれる、いい商人になるんです。

ところが、普通の人は、そうは思わない。

自分が持っているいいものに気がついていないんです。

だから、得意なことばかり聞くのではなく、いつも怒られていたことを聞いてあげると、その人間の良さを見出すことができる。

そしたら、その良さを褒めてあげればいいんです。

人の欠点を見つけ、それを注意しているだけでは、相手はいじけてしまうだけです。

でも、相手を褒めてあげると、びっくりするほど素晴らしくなるんです。

人を注意したり、怒ったりしているよりも、相手の良いものを探して、褒めてあげた方が楽です。

褒められている人間も嬉しいし、人を褒めてあげた自分も感謝されてハッピーでいられますからね。

 

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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