人は生成発展するために、
魂を発展させるために生まれた
窓から外を見て、鏡を見る人に悩みなし
悩んでばかりいる人からしたら、「悩みのない人生って、あるんだろうか」と思うでしょうけど、悩みのない人って実際にいるんです。
そういう人は何をしているのかと言うと、日頃から幸せの種を蒔いているのです。
人生でも、商売でもうまくいっている時には、「窓から外を見ろ」と言うんです。
要するに、「みんなのおかげだ」ということに気づいて感謝するんです。
逆に失敗した時、うまくいかない時には「鏡を見ろ」と言うんです。
自分は何を間違っていたんだろうかって。
成功すると図に乗っちゃって、自分より目下の人間に自慢話を聴かせたくなる時もあるでしょう。
そういう時期を経て人は成長していきますから、それはそれでいいのです。
それより、私が気になるのは「今、あなたは幸せですか?」ってこと。
そうじゃないんだとしたら、一度、自分の周りをよく見て欲しいのです。
成功って、自分一人ではなかなかできないものなんです。
従業員の創意工夫があったり、支えてくれるお客さんがいたり。
他力を頂いているのです。
そういう方に感謝をしないで、失敗すると自分以外の人のせいにする。
部下のせいにしたり、国や政治家のせいにしたり、不景気のせいにしたり・・・・・。
「世間は分かってない」と言ってみたり。
でも、冬になったら、冬は皆にを訪れます。
みんなに春が来てて、あなたにだけ、冬が来ているんじゃないのです。
同じ不景気な状況にあっても利益を出し、成功している人間がいるんだよ、って。
「不景気だ、不景気だ」と言っているけれど、生きている限り、人は何かを買っているんです。
と、いうことはね。
こんなことを言うのもアレなんですけど、お客さんはあなたから買わなくなっただけなんだよね。
人間って完璧になりたいと思っても、100%完璧になれません。
最高で70%。
残り30%は、車のアクセルなんかでいう遊びみたいなもの。
その30%の遊びがすごく大切で、なくてはならないものなんです。
だから人間に100%正しいはありえない。
だから、よかった時は図に乗りすぎないで、感謝を覚えること。
うまくいかなかった時は、人のせいにするよりも、自分を省みることです。
たったこれだけでも実践している人は、どんどん、どんどん良くなっていきます。
自分が行くところ、行くところが天国になるのです。
この事実を事実として受け止められるかどうか
自然界では常に古きものが滅び、新しきものが生まれています。
新しい命が生まれ、死んでいくのも生成発展のひとつの姿です。
私たち人間も、自然界の一部です。
この命も人生も生成発展して、すべて、良くなる方へ向かっています。
それぞれに進み方に微差があり、違っても、全員、向かう方向は同じ。
「良い」方向に向かっています。
この世の中も、個人も、必ず良くなります。
でも、地蔵もあるし、嵐もあるし、戦争している国もありますよねって、怯えている人が知らないだけなんです。
そういう困難を乗り越えながら、世の中も個人もよくなっていく、ということを知らないのです。
仕方がありません、学校じゃ教えてくれないのだから。
例えば、「第二次世界対戦で日本は焼け野原になった」とか教科書に書いてあるんだけど、今、日本は見違えるぐらい良くなっています。
遠い昔に遡って、マンモスを追っかけていた頃はね、20代とか、30代で亡くなる人が大半でした。
その頃と比べたら現代人は長生きできています。
有史以来、人類は営々と進化を遂げてきているのです。
もちろん途中、色んなことがあったけど、人類は様々な困難を乗り越えてきました。
これからも、それは変わらない。
いかなる困難があろうとも、人類はまた絶対に乗り越えるんです。
一人さん、よくも、そんな自信満々に言えますねって思う人もいるでしょうが、人類はそのように創られているからそうなんですよ。
生成発展するようにできているのです。
この事実を事実として受け入れられる人が、本当の肯定論者だと、私は思います。
それをいいことがあれば喜び、良くないことが起きたら悲しんで一喜一憂しているのであれば、もう一度、歴史を見直してみることをご提案します。
車も、一時は排気ガスで大気を汚したりとかあったけれど、改良に改良が加えられて、どんどん良くなっています。
高速道路も良くなっていますよね。
地震がある、津波もある、って心配して、そう言うけれど、過去に起きた大震災を教訓に、地震や火災に強い建物を建てたり、震災発生直後から仮設住宅を建てたり、被災者を支援する仕組みも前と比べてすばらしく良くなっています。
個人レベルでは、職場で上司や先輩なんかに嫌味を言われることもある。
家に帰れば奥さんに愚痴られ、年頃の子供達に煙たがられ、色々あります。
道を歩いていたら転ぶこともある。
事故に遭うこともあるかもしれません。
病気をすることもあるでしょう。
そんな、個人的なアクシデントに見舞われながらも人は、その経験からよりよく生きるための知恵を得て、少しずつ良くなって行くようになっているのです。
この事実を事実として受け入れることができるかどうか。
受け入れられる人は、この先、いろんなことが起きたとしても希望の光を失うことがありません。
どんなことがあっても、自分が今いる場所で光を見ることができます。
そうやってこんせい、この地球にいるときに幸せに生きた人が天国へ行ける。
私はそう信じている人間です。
人はどんな困難も乗り越えて生成発展して、
必ず良くなるように創られている
困って悩んで生成発展
人は何回も生まれ変わります。
なぜ、何回も生まれ変わるのかと言うと、魂を成長させるためです。
魂というのは、困ったこと、悩みを経験することで成長するようになっています。
分かりますか?
悩みというのは、あなたの人生をダメにするためにあるものではないのです。
あなたが魂的に成長するために悩みがあるのです。
それと、もう一つ。
悩みが問題が出てきたことは、あなたの存在を否定するものでも何でもないんですよ。
むしろ、あなたにとっては最高の幸せが手に入る絶好のチャンスなのです。
だから、うんと悩んでいい。うんと困っていいのです。
この世の全てのもの、発明品でもなんでも、みんなが困ったからこそ、それを何とかしようとして開発・誕生したのです。
私たち自身の魂も同じですよ。
私たちの魂も、悩んだり困ったりして苦しくて、「もうこのままじゃ無理、何とかしよう」と思って一歩、前に踏み出そうとします。
魂レベルを一つ上げて問題解決に取り組むのです。
自分に出てきた問題や悩みを、今の自分の魂レベルを一つ上に上げてくれる階段だと思うんです。
そして、こう考えるのです。
「この問題が起きたことで自分が成長するとしたら、自分はどうしたらいいんだろう。
思いつく限りアイデアを出していくと、ふっと心が明るくなる時があるんです。
その時思い浮かんだアイデアをやろうとすると、オセロの苦労がパタパタと、次々に白に変わるように、嬉しいことが起きてきます。
思い浮かんだアイデアを実行に移すのに力を貸してくれる人、その時の自分に必要なメッセージを運んできてくれたとしか思えない人など、自分に味方をしてくれる人が現れたりして、ある日、目の前を見たら、悩みや問題がパッと消えてなくなっている。
「今まで悩んでいたのは何だったんだろう?」って。
そのように感じているあなたはもうすでに昨日のあなたではありません。
魂が成長して、生きながらにして生まれ変わった「新しいあなた」なのです。
悩んだり、困って苦しんだりして、
どうしようもなくなって、魂は一歩前進、進化する
斎藤一人さんの話を纏めました。
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