「困ったなあ」と思うことが、時にはあるでしょう。
そんな時は「本当に困るんだろうか?」と自問してください
人生に困ったことなんて、ありません!
この世に生まれてきた目的とは?
どんな問題にせよ、解決できない場合には、悩みや苦しみが続くことになります。
絶えず悩みっぱなしという人は、自分の出している答えが間違っているということなんです。
こんな時、天はこう教えてくれる。
「早く答えの間違いに気づいて、困ったことは起こらないと考えなさい」と。
そもそも、人がこの世に生まれた目的は何か。
人が何度もこの世に生まれ変わってくるのは、魂を向上させることを目的として生きているからなんです。
いわば、この世は、魂を鍛錬する道場なのです。
これでもか、これでもかと、問題が起こるのは、あなたの魂を成長させるためなんです。
魂が成長すれば、もちろん成功は掴めます。
つまり、問題とは、あなたを成長させる、あなたに固有のものです。
そこでは、既成の成功法なんて役に立たないんです。
ただ、考え方だけが問題を解決させるんです。
だからこそ、「本当にこの事で私が困るのだろうか」と考えることが大切なんです。
そして、本当は困っていない。
困った出来事が、本当は困ったことではないと気が付いた時、魂のステージが上がっていきます。
これが、宇宙の摂理なんです。
離婚したら、「おめでとう!」
ある時、離婚問題で苦しんでいる人がいました。
私と私のお弟子さん達はその話を聞き、「おめでとう」と、同時に祝福しました。
「離婚は困ったことではない。
卒業なんだよ。
飽きるというのは、卒業だということ。
神様がもういいよと知らせてくれたんだよ」
離婚で悩む地平は、どこまでも同じステージですが、「おめでとう」と言った瞬間に、違うステージでの問題解決が始まっています。
それは、夫婦のお互いが結婚を卒業し、魂のステージをワンランク上げることで、離婚を発展的に捉えようという解決方法なんです。
私は、道徳観念の多くが、時代精神の賜物だということを知っています。
そんなことを気にせず、囚われていることから脱却することで意識のステージがワンランク上がることです。
あなたが成功する上でも、そんな観念から自由になることが大切なんです。
この話が「簡単なんだな!」と思えれば、成功します
成功者と失敗者の違い
成功者と失敗者の違いは、どこにあると思われますか。
秀才が失敗したに終わる。
学校時代にビリだった人が社会で成功する。
何が成功者と失敗者の分岐点になるのだろうか。
それは、「考え方」です。
「簡単なんですよって聞いては、はい、簡単ですねって思う人は成功者なの。
失敗者っていうのは、どんなこと言っても、それは大変ですねって言うの。
それが難しいんですよねって言うの」
と一人さん。
「はい、簡単ですね」と反応するのは、最初の一歩が簡単に踏み出せるということです。
どんなに難度の高い目標であろうと、そんなことは二の次だ。
踏み出す時に難しく考えないことが、何より大切なんです。
失敗する人は、簡単なことでも大変なことにし、難しくしてしまうものなんです。
世の中が大変なものではない。
その人の頭の中が大変で、何を見ても難しく見えるようになっているんです。
「難しく考える習慣」は、失敗をどんどん呼び込んでいく。
そんな習慣を持った人の顔は、何とも暗く、眉が顰められ、犬だって逃げ出したくなるようなオーラが出ているんです。
逃げ出すのは動物だけではないんです。
つきが真っ先に逃げていくんです。
何もしないのが一番危険
失敗したのもう一つのタイプは、最初から挑戦しない人です。
何事も難しく考えるから、自分にはできないと、やる前から諦め、半歩も踏み出さない。
宝くじで絶対に外れない人がいる。
買わない人です。
その代わり、当たることも絶対にないです。
同様に、挑戦しない人が成功することもありえません。
こういう人は、失敗もない代わりに、成功もないというリスクを負っているのです。
何もしないというリスクは、せっかくこの世に誕生した、かけがえのない自分の可能性を、試すことなく終わらせてしまうということです。
これでは魂は向上しない。
なぜなら、この世に生まれてきた目的に合致していないから。
そんなご褒美のない人生で、何が楽しいだろうか。
「簡単だ」と受け止められる人が成功するんです。
失敗する人は、何を聞いても「大変だ」「難しい」と、顔を曇らせます。
成功を目指すことは、とっても楽しい!
自分の殻を破ってみる
自問してみてほしい。
あなたの10年後の姿は、成功した人物になっていると言えるだろうか。
多くの人は自己限定したり、社会の規範に束縛されて、いつまでも同じ自分のままでいる。
それでは、なんとなく10年先、20年先の自分が見えてしまいます。
自分を超えなければ、成功をこの手に掴むことはできません。
成功者とは、自分の殻を破って、より豊かな心に、より大きな自分になった人のことなんです。
では、殻とは何か。
それは、自分と外の世界との境界線です。
また、「自分はこういう人だ」という思い込みでもあります。
この殻はなかなか破れない。
それは当然のことです。
例えば、殻の中で雛が成長する過程を考えて欲しいです。
ひなはかえる日が来るまで、卵の殻に固く守られています。
まだ成長できないのに表の世界に出たら、それこそ生きていけるわけがない。
人間も同じです。
簡単に殻を破れるようなら、自分のアイデンティティが確立しない。
しかし、いつまでもその殻の中に安住していると、殻はどんどん硬くなり、ついには破れなくなる。
そうなると窒息死します。
人の場合なら、死ぬのは精神だ。
欲望があるから、人は成長する
「人間というのは、英語で欲張りでスケベで、それでいて、どこか崇高なところを求めています」
こんな矛盾した存在が人間です。
①エゴで欲張りでスケベ。人は何と俗で、濁った存在だろうか。
②他方で、一歩でも崇高に行きたいと願う、清な存在でもある。
人間とは清濁併せ持った存在であり、「濁=欲望」があるから、次々と人生に問題が起きます。
欲望が全くないという人がいたら、その人は人生からリタイヤしている。
欲望はあっていい、成功とは、まず欲望の実現である。
追えるちは徹底して追えば良いのだ。
でも、いずれ問題がやってきて、次なるステージが用意される。
その問題が起こった時に、「困ったことは起こらない」と、自分を越えなければならない。
そして、次なるステージへとステップアップすることが、「清=崇高」たる所以であり、豊かさなのである。
人間とは、「限界を打ち破ることに喜びを感じる動物」なんです。
だったら、楽しみながら限界を超えようじゃありませんか。
「楽、簡単、うまくいく」。そんな人生を選ぼう
楽で、簡単なドアを選ぶ
私は、成功するアイデアをポンポンと、いとも簡単に出し続けています。
この知恵は、いったいどこから出てくるのだろうか?
そういう質問を受けました。
「この知恵は豊かさから出た。
豊かな心、豊かな考え方から出たとしか言えない」と答えました。
貧しい心や貧しい考え方からは、成功する知恵は生まれない。
うまくいかない、困った、失敗するぞと考えていて、どうして成功することができるだろうか。
成功するためには、例えば、
「楽しくて楽しくて、しょうがない」というストーリーをを考えればいいと、私はお弟子さんに伝えています。
苦しんでいては、楽しいことは浮かびません。
だから、楽で、簡単なドアから成功への道へと入る事が大切なんです。
苦労なんて、進んで選ぶ必要はありません。
貧しいドアではなく豊かなドア、苦しむドアではなく楽しいドア、失敗するドアではなく成功するドア、マイナスのドアではなくプラスのドアを選ぶんです。
本当に成功する人とは、迷わず、こんな選択をして行ける人なのです。
成功は、全く難しくない!
一人さんの話を聞いて、人生がガラリと好転した人がいます。
彼はこんな風に、自分を振り返ります。
「これまでは、成功するのは大変なことだ、という先入観がありました」
例えば、成功した人の話を読んだり聞いたりしても、「よくそんなことを思いついたな、自分にはできそうもないな」と、他人ごとのように思うばかりでした。
しかし考え方に触れているうちに、こんなふうに思うようになってきたんです。
「成功するのを難しくしているのは誰でもない、自分だったんだな」
そして、その人は今、自分に与えられた仕事を、「成功するための舞台だ」と受け止めることにしました。
すると、その舞台で演じることが楽しく、豊かな気持ちになり、こうしたらお客様に喜んで頂けるという知恵がどんどん浮かぶようになってきたんです。
考え方の転換が成功への道を開くことは多いんです。
お客様から「よくそんなこと思いついたね」と褒められたことが、何よりの勲章になっているそうなんです。
二つのドアをどちら選びますか?
ひとつは楽で、簡単で、成功するドア。
もう一つは苦労ばかりで失敗するドアです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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